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リーダーのアンドレ・マトスがそれまで在籍していたVIPERを脱退し、音楽大学でより音楽を深く学び、満を持して結成したバンドの1stアルバムだ。クラシック音楽の要素を大々的に取り込んだクォリティの高いパワーメタルで一世を風靡したバンドで、デビュー当時の衝撃はとてつもなく大きいものだった。
この作品以前に、アンドレが大きく関わった作品である「Theatre Of Fate」 - VIPERで、「Prelude To Oblivion」において、クラシック音楽の要素を完全にヘヴィ・メタルに導入するという試みを成功させていた。そして今作では、クラシック音楽を大々的に導入するというより、ハイクォリティなプログレッシブ・メロディックパワーメタルに、ところどころクラシカルなアレンジを施したり、クラシック音楽のフレーズをメタルアレンジしたものを導入したりしているのが特徴となっており、例えこの作品にクラシカルな要素が無かったとしても、非常に優れたものであっただろうと思わされる。
そう、この作品はクラシック音楽とメタルの融合という点で語られることが多いが、元々の音楽性、HELLOWEEN直系のメロディックパワーメタルとしてのクォリティが素晴らしく高いということが最も重要だと感じる。特にその最高峰が#2「Carry On」であり、この曲はHELLOWEENの「Eagle Fly Free」のように究極のメロディック・スピードメタル曲として永遠に語り継がれる程の神の音楽と言えよう。
そして#4「Angels Cry」、#9「Evil Warning」と、間奏にクラシック音楽のフレーズを導入したメロパワ曲2曲も素晴らしく、特に後者はメロディのキャッチーさと疾走感もさることながら、究極的美しさのギターソロからヴィヴァルディの四季「冬」を取り入れまたも悶涙ギターソロで感動させる間奏が凄まじい。
その他の曲も、アルバムタイトルの如く女神を想起させる美麗なメロディとアレンジの曲があったり、ブラジリアン音楽のリズムが取り入れられていたり、ケイト・ブッシュのカヴァーがあったりで、メロディックパワーメタルという枠に収まらない様々なアプローチで存分に楽しませてくれる。特にエンディングを飾る#10「Lasting Child」は、「Theatre Of Fate」 - 収録の名曲「Moonlight」を思い出させる荘厳なバラードであまりにも美しすぎる。
演奏とプロダクションも最高で、特にクラシカルな速弾きを決めるキコ・ルーレイロのテクニックは凄く、またヴォーカルのアンドレも、声質は好みが別れるところだが美麗なハイトーンを聴かせてくれる。驚くべきことにデビュー盤なのに全てが完璧な名作と言えよう。

1stではクラシック音楽の要素を導入したメロディックパワーメタルでシーンに衝撃を与えたANGRA、この2ndでは自分たちのルーツのひとつである祖国ブラジルの民族音楽をヘヴィ・メタルに融合するという試みがなされているのが最大の特徴だ。
そんなこの作品、1stのようなクラシカル劇烈疾走チューンを期待すると、その方向性の曲は#2「Nothing To Say」、#9「Z.I.T.O.」だけであり、それらは1stの疾走3曲にはインパクトという点で劣ると感じた。そんなこともあってか、この作品は純粋なメロディックパワーメタルを愛する者には受けがよくないことが多かったようだ。
しかし、この作品で最高の聴き所その2曲ではなく、何と言っても#4「Carolina IV」、#5「Holy Land」に尽きるだろう。勿論#2、#9も素晴らしいのだが、この#4、#5は今まで聴いたことのないようなオリジナリティ溢れるヘヴィ・メタルで、メロディの美しさ、展開、ブラジリアンリズムの導入、全てが完璧にまとまっていると感じる。
特に#4は、約10分という長さの中に様々な要素が詰め込まれながらも展開は完璧で、魔法のようなフィーリングの働いている音楽だと感じた。初めて聴く者は、聴き込めば聴き込む程、こんなメロスピ聴いたことない! と驚くことであろう。#5はサビメロの「Holy Land〜」と歌うところが特に最高で、ブラジルの澄み切った青空を仰ぎながら歌うという情景が浮かび感動させられる名曲だ。
その他の曲も、何度も聴くほどに非の打ち所のない完成度の高さを感じさせる。この作品は、星の数ほどもあるメタル作品において、間違いなく最もオリジナリティの高い作品のひとつと断言できる。ただ、私にとって惜しむらくは音質があまり良いとは感じなかったことか。特に、ギターがスカスカした音質なのが気になったが、プロデューサーは変わっていないところから、これはアルバムのイメージを考えて、意図的にこうしたのなのかもしれない。

生オーケストラを導入するも、クラシック音楽の要素やブラジル民族音楽の要素は影を潜め、自らのルーツであるヘヴィ・メタルを追求した作風となった3rd。よってオーケストラは曲の味付け程度に使用されることになり、1stのようなメタルとシンフォニーの融合というようなパートは見当たらない。
彼等には、凡百のメロパワバンドには成し得ない独特の音世界を期待していたので、その点では少し期待をはずされた作品だったが、全体的な楽曲のクォリティはさすがで、1stのレビューでも私は「元々の音楽性、HELLOWEEN直系のメロディックパワーメタルとしてのクォリティが素晴らしく高いということが最も重要だ」と書いたが、この3rdではそのことを証明するかのように、徹底的にヘヴィ・メタルしている彼らの熱いサウンドを聴く事ができるのでおおむね満足だ。
特に#3「Lisbon」には超感動させられた。この曲はとにかく情感が満点、悲哀と激情が曲にたっぷり込められていると感じた。これ程完璧でオリジナリティのあるバラードを私は他に知らない。また、王道メロパワの#1「Wings Of Reality」も、メロディの素晴らしさに加え、オーケストラサウンドが曲のサウンドに深みを与えやはり感動の1曲だ。疾走曲である#3、#9でも、良質のサウンドと相まって興奮は否応でも高まる。
しかし気になったこともあり、折角生オーケストラを導入したのだから、それを思いっきり生かしたコテコテのクラシカルメタルなパートが聴きたかったことと、通して聴いていると、後半スローテンポな曲が続きだれてしまうということがあるのが少し残念だ。

バンドの中心人物であったヴォーカルのアンドレ・マトスに加え、ベースのルイス、ドラムのリカルドが脱退したことにより、残るメンバーのラファエル・ビッテンコートとキコ・ルーレイロのギターコンビが、新ヴォーカルのエドゥ・ファラスキを迎え、新生ANGRAとして再出発した作品だ。
荘厳なイントロから導かれるのはいかにもファンが喜びそうなスピードチューンの#2「Nova Era」で、実際にANGRAの代表曲である「Carry On」に匹敵する人気を誇っている。しかし私個人的には、サビメロの突き抜けた感覚は「Carry On」に一歩譲り、クラシカルな構成美という点では「Evil Warning」に譲るという感じで、確かに大変素晴らしい曲であるものの、普通のメロスピという感じが残ってしまった。しかしそれは私がANGRAならではの強烈なインパクトを期待していたからであり、普通に考えたらインパクト充分の名曲だ。
その後も完成度の高い曲が続くが、アンドレ作曲の曲が無いからか、以前のANGRAで聴かれた、感情を揺さぶるような劇的なメロディが少し物足りないような気がしてしまった。例えば1stなら「Lasting Child」、2ndなら「Holy Land」、3rdなら「Lisbon」のような・・・このアルバムを聴いていて私は、アンドレ・マトスのメロディ・センスが恋しくなるような感じが常にあった。アンドレが生み出すメロディの独特の質感が私は好きだったのだということを再認識したのだった。
とはいってもクォリティの極めて高い作品であることは間違い無い。サウンドも完璧、演奏も非の打ち所が無く、特に新ヴォーカルのエドゥ・ファラスキの歌唱力は最高だし、キコ・ルーレイロのギターにはあまりのテクニックに唖然とする程だ。楽曲的にも、私個人的に、アンドレ・マトスの曲を期待するから上記のようなレビューになるのであって、基本的には素晴らしい曲だらけだ。
例えば#2以外には#7「Rebirth」の劇的な展開とメロディは胸に強く迫るし、#8「Judgement Day」の、ANGRAらしいメロディとストリングスアレンジが見事だ。そして#9「Running Alone」は、アンドレ・マトスと共に作曲を学んだというラファエル・ビッテンコートの作曲力が爆発しているシンフォニックな名曲で、#10「Visions Prelude」のメロディはこの作品中でも突出した感情豊かなもので満足な最後だ。メロディック・メタルが好きならば必聴盤と言える優れた作品となっている。

新生ANGRAとしては2枚目のアルバムである通算5枚目。前作が少し期待はずれなところがあったので、正直そんなに期待していなかった。2曲しか疾走していない(疾走パートは4曲に存在)この作品、数回聴いてやっとその魅力を感じることができた。何故、疾走していない曲は大抵「遅い」としてあまり聴かない私がこの作品に94点をつけたか、少し考えてみた。
メロディはやはり、Andre Matosが書いた名旋律から受けたような強烈な印象は薄い。よって疾走曲においては、前作の「Nova Era」でも感じられた、「アンドレには劣るな」という印象が先に立つ。そして非疾走曲も、聴きはじめの頃は、すさまじいギタープレイ、凝った展開等の印象はあったものの、これは私には合わないかも、という感じだった。ところがどうだろう。何度も聴いていくと、疾走曲、非疾走曲共に殆ど気に入ってしまった私がいた! はまってからは、アルバム全部聴き終わった時、曲調は異なるが、2nd「Holy Land」を聴いた時のような充足感が常にある。
この作品で注目すべきは、ヴォーカルメロディやクラシカルな要素よりも、緻密に組み立てられた(と思われる)バンドアレンジと劇的な展開であり、これこそこのアルバムを絶品のものとしている最も重要な要素であると感じた。一部の疾走パートなどを除くほぼ全編にわたる楽器のフレーズと演奏が印象的で、単独パートだけを抜き出してじっくり聴いても楽しめるかもしれない。そして滑らかでありながら斬新な展開も多数ある。これらにより、私の魂は大きく揺さぶられることになったのだ! 多彩なリズムアレンジは難解と評されることが多かった気がするが、私にとってこれらのリズムは体で存分に感じて楽しめるものだった。このアルバムを堪能すればするほど、この拘り抜いたであろうバッキングの重要性が理解できよう。 加えてサウンドの完成度も極めて高い。全てが理想的で隙の無いプロダクションだと思う。私が自分の曲を録音することになったら、できればこのサウンドに近づけたいものだ。特に音圧が深いスネアには惚れ惚れ!
各曲を聴いていくと、1曲目はイントロ、2曲目はお約束とも言える疾走曲。かなり良くて絶賛されている曲だけど、私にとってこのアルバムの代表曲ではない。そして次の3曲目にたまげた。変拍子も取り入れ、時に疾走するリズム、特にドラムのそれはものすごいことになっている! 強烈なドラミング、激しく移り変わる気持ちいい展開、そしてメロディも爽快とくれば、アルバム内ベスト2チューン! 4曲目は重く響くリズムに、憂いと湿りのある音が融合! またベースとギターの絡みという珍しい(と思う)ものが聴けたりして気に入った。5曲目は壮大なメロディ中心のシンプルな曲だが、よく聴くとアレンジはやはり細かい。6曲目はBPM190ぐらいあるんじゃねーか!?というぐらいの速さの爆裂疾走曲で、単純に疾走しているだけではないドラミングとに衝撃を受ける。そして2ndの「Carolina IV」を思い出させるクラシカルな間奏もあり絶品! 2曲目よりも好きだ。
7曲目はドラムワークと民族楽器が印象的。情熱がほとばしるギターとパーカッションが彼等らしい。サビメロに向かう展開も最高。8曲目は間奏のストリングスと、EDENBRIDGEのSabine Edelsbacherのヴォーカルが最高、その他にもヘヴィな音とメロディの融合、メロウなベースラインがいい。9曲目は一部疾走、リズムワークとサウンドで悶絶、10曲目はサビメロの導入部に超悶涙! その後の展開の美しさと切れ味にうっとり。間奏も私には新鮮。これはアルバム内ベスト1だ! 11曲目は劇的な大作。なかなかいい。12曲目ラストに相応しい雰囲気。13曲目はRPG音楽的な最高に私好みのインスト曲。
これらの楽曲の完成度の高さは、前々作を最後に脱退したAndre Matosと共に音楽大学で様々なことを深く学んできたRafael Bittencourtの存在が大きいのだろうと思ったし、そしてバンドメンバー全員がやりたい音楽を徹底的に追求していくことで、このバラエティ豊かな楽曲が生まれたのだと感じた。
ヴォーカルは完璧としか言いようがない。ギターは、世界最高級の技術を持つKiko Loureiroの超絶プレイをはじめとしてこの上ない緊張感を醸し出すパートが多数。ベースのフレーズも楽曲に最適、時には自己主張。ドラムは、バスドラがドゥルルっと鳴っていたりして、色々と複雑なリズムを叩き出すドラムが好きな私は、非疾走としては最高だと思った。そういえば、6曲目に、メロスピの神様であるKai Hansenが参加していることをすっかり忘れながら聴いていた程素晴らしい。
基本的に疾走厨な私でさえこの絶賛っぷりなのだ。おそらく私以上に感動した者は多いだろう。作曲力、演奏力、豊富な経験、そして研究熱心な姿勢が全て揃って産み落とされた奇跡のヘヴィ・メタルと言えよう! このバンドは、もはやメロスピファン向けのバンドではなく、今後彼らはメロスピファン向けの作品を作って満足することはなく、次回作では更なる挑戦が続けられるだろう。ブラジルの至宝という名に相応しい伝説のバンドとなりうるポテンシャルを、まだ秘めていることを証明した快心の作品だ! 更なる高みへ彼らの挑戦はまだ続く!

このバンドは以前UIRAPURUと名乗っていて、私は2001年、彼らの1stデモCD「Hear Comes Life」を入手して気に入っていたので、デビューが待ち遠しかったのだが、2005年にバンド名を変えてやっとデビューしてくれた。そのサウンドは期待通りで、ANGRA、RHAPSODY、FAIRYLANDをミックスしたようなもので完全に私好みであった。ミキシングはRHAPSODYで有名なサシャ・ピートということで、音質はデビュー盤にしては極めて素晴らしく、パワフルで重圧感のある音作りもRHAPSODYに近いと言える。勿論クァイア・コーラスも満載で、シンフォニック・パワーメタルが大好きな私の最も好みの音だ。
私が個人的に、他のシンフォニック・メタルバンドと一線を画すと感じさせるのがその至高の作曲力であり、ところどころで聴ける独自のメロディ展開、アレンジセンスは凄いと感じる。最も音楽的に近い作品はANGRAの2nd「Holy Land」ということになろうが、それと比べても作曲力は遜色なく、オリジナリティも感じるところだ。特にオーケストレーション中心のパートにおいてはそれが顕著に表れており、その味わいは極めて濃厚で何度もじっくり楽しめると言ってよかろう。単なるANGRAフォロワーに留まらないバンドとなっていると思わせる。
彼らはBURRN!のインタビューで「コンテンポラリーなアレンジが施してあるパートがところどころにある」と語ったが、その通り、今までのシンフォニック・メタルでは聴けないアレンジもあったりし、これらがこの作品をより一層味わい深いものとしているのは間違いなく、単なるメタルに留まらない多彩さもこの作品の大きな特徴と言えよう。
ANGRAの2nd「Holy Land」が気に入らなかった人は、この作品も気に入らないものとなる可能性が高そう。疾走パートがそんなに多くないことと、映画のサントラに近いほどの複雑な構成の曲が多いことがメロスパー受けしないのだろうなぁ。しかし私とってはこれが最高と感じた!

前作において、ANGRAに匹敵する才能を持ちしバンドだと感じたAQUARIAの2ndだ。方向性は全く変わっておらず、爽快なメロディにシンフォニックなアレンジ、プログレッシブな展開、ブラジル民族音楽の要素の導入などは相変わらずとなっている。また、前作のレビューで、ANGRAの2ndアルバム「Holy Land」が気に入らない人はダメかもと書いたが、この2ndにおいても同様のことが言えると思う。
前作の神秘的で荘厳なイントロには感動させられたが、今作の意表をついたようなかわいらしいイントロもなかなかだと思っているとすぐにキラーチューンである#2「Heart Of The Gods」が始まる。疾走、キャッチー、シンフォニックと、このアルバムの代表曲として全てが揃った曲であるが、メロディの突き抜け度は前作の「And Let The Show Begin」には劣るかな、しかし複雑なアレンジ、プログレッシブな展開は、好みは分かれるだろうがこのバンドらしくて素晴らしい!
その後の曲は、#8,12を除きはミドルテンポやバラードが続き、パワー/スピードメタラーにはつらい展開となる。一聴して「最高だ」と感じられる曲は前作以上に限られ、何度も聴き込みを要する上に、最初はメロディが少しつまらなくなったかなとも感じられたので、前作を気に入った人、シンフォニックメタルを愛する人にはお薦めできるが、純粋なるメロスピ狂には残念な作品となるかもしれない。しかしアレンジの練り込みは相当に気合が入っており、ANGRA2ndに匹敵すると言えるので、最初はつまらなく感じてもがんばって聴き込む価値はあると感じた。
yよく聴いていくと、最初はつまらないと思ったメロディは徐々に耳に馴染み、最高のメロディと感じたものもいくつもあった。例えば特に#7「Shambala」の神秘的な雰囲気、壮大なサビメロなんかはぐっと心に響いてくるし、#8「Child Of The Universe」のイントロやサビメロは、FAIRYLANDも思い出させるようなファンタスティックな雰囲気がつぼにはまる。そして#9「Firewings」はとにかく感動だ!

デスメタルらしい激しく暴虐的なサウンドとアモット兄弟によるリードギターの美しいメロディの融合のクォリティは異常に高く、極めて高い評価を得ているARCH ENEMY、傑作とされる「Burning Bridges」も素晴らしいが、この作品も負けず劣らずの名盤だと思う。それは疾走感と激烈なサウンドに加え、このバンドにとっての生命線とも言えるギターメロディが、この作品においては特に印象的だと私は感じるからだ。
ギターパートの劇メロ度においては、もしかしたら「Burning Bridges」よりもこの作品の方が充実していると言えるかもしれない。サウンドそのものはブルータル・デスメタルそのもので、2音半下げというギターのチューニングによるヘヴィネスと、全体的に陰鬱な曲の雰囲気が特徴的だ。
#1「Beast Of Man」は激烈なビートとヘヴィなギターによる破壊的なブルータリティと叙情メロディが融合し完璧なる名曲となっており、私にとってはこれがこのバンドのベストチューンだ。#2ではギターはクラシカルでもあるがそこには他では聴けないヘヴィネスと泣きメロが存在する。#3の激烈ビート、ギターリフ、4:30頃のギターメロディに悶涙し、#4の低音で奏でられる重いギターメロディに陰鬱を感じる。
#5の、激しいサウンドの隙間にツインリード〜煌びやかなパートが差し込まれているのもぐっと来るし、#6は妖しいコード進行と疾走ビートのリズムチェンジに、途中のツインリードの美麗さが華を添えるといった感じか。#7の冷たく重い曲調が続いたと思ったら死ぬほどメロディアスなギターが入り感動、#8は絶望的なピアノと思ったら光が差し込むように爽快なギターが入り悶涙。そして#9の最後の、余韻を引きずるようなギターソロに胸を刺されて聴き終える、、、
改めて通して聴いてみると、上に書いたように全ての曲に聴き所があり「完璧なメロデス作品だ」と感じるに至った。日本盤はボーナストラックが3曲入っており、曲もいいとのことなので買うならば日本盤を買おう。(私は輸入盤を買ってしまったので#9で終わりのレビューになっている)

このバンド、1stと2ndではプログレッシブメタルを演奏していたのだが、この3rdでメロディックスピードメタル中心に転向という変わり者だ。
1曲目のタイトルトラック「Twilight Of Days」は、イントロからして痺れる。限りなくドラマティックなメロディで幕を開けるその様は、JUDAS PRIESTの「The Hellion」を思い起こさせた。歌メロに入ると、雑音が入ってしまうほどの劣悪なサウンドプロダクションを許容させてしまう感動的なメロディが聴ける。そしてこの曲のヤマ場でもある間奏部分の、息の長い音によって展開されるギターメロディーが最高に激情的で、このパートを聴いている時はいつも切なさで胸がいっぱいになる程の素晴らしさだ!
他の曲はまあまあといったところで、全体的に勇壮な雰囲気の曲のスピードチューンが多い。ヴォーカルは甘い声のハイトーン。タイトルチューン以外では6、12曲目がいいと思った。タイトルチューンのサビメロを使用したピアノとストリングスによるバラードもあり、それがまたシンフォニックでいい感じだ。

この作品はスパニッシュメタルの名作とされており、私が持っているのは後にリリースされた英語ヴァージョンで、アルバムタイトルも「Eternal Flame」となっているが、違うのは歌詞と歌唱だけなので、一般的に知られているタイトルの「La Llama Eterna」のレビューとして掲載した。
この手のB級クサメタルと言われるバンドはよく極端な部分があったりするが、このバンドは肝心の作曲力が非常に高く、正統派メタル、クサメタル、メロスピ、どこにも寄り過ぎていないという感じで、極めてバランスが取れた作品と言えるだろう。所々メロディやアレンジで一風変わったものが聴けるが、それでも楽曲に破綻は無く、構成力は抜群と言える。それはバラードである#5「Esclavo De La Ira」における美しいメロディと本格的なアレンジを聴けば明らかだ。
その代わり突き抜けたところはあまり無く、衝撃的な作品とまでは感じないのが惜しいとも言えるが、捨て曲が無い上に安定した演奏と歌唱で、聴き込む毎に素晴らしい作品であることが認識できるだろう。これがもっとメジャーな作品だったら、多くのメタラーが絶賛していた程優れた作品だと思う。
特に素晴らしいのが#7「Excalibur」で、劇メロ、コーラス、疾走、シンフォニックと、クサメタラーを熱く燃え上がらせる要素を全て備えており、その勇壮な展開とコーラスワークには思わずガッツポーズだ! また#2「El mundo Perdido」は、ギターのメロディの感覚、プログレッシブな曲展開がBLIND GUARDIANを思い起こさせたり、実に味わい深い。
そして#9「Rainbow Warrior」のサビのコーラスには感動だ! #11「La Taberna」のキャッチーなメロディにも痺れるし、#12「Avalanch」は構成力抜群で締めくくりに相応しい大作だ。そしてここに書いた以外の曲も全ていいと言える曲ばかりなのが嬉しい。

一部のマニアからは絶賛されていたマイナーなバンドで、音楽性は徹底的にメロディックでスピーディーなもの。ほぼ全曲疾走しているという内容で、HELLOWEENやGAMMA RAYからの影響が大きいと思われるが、様々なフレーズにバラエティ豊かな才能を発揮している。アルゼンチンのバンドなので歌唱は全編スペイン語となっており巻き舌が熱くていい。
特に3曲目「La Salida」は疾走、メロディが合わさった高揚感が最高で、またAメロBメロサビといった構成が無いのも新鮮でいい。当時よく聴いていたマイナーなクサメタル曲の中では最強と感じていた程の名曲だ! また9曲目も民謡調のメロディで疾走して素晴らしい。
現在新品ではおそらく手に入らず、中古CD店で安く売っていたり、ヤフーオークションで10,000円以上で取引されたこともあったりする貴重盤となっている。

ウォーメタルを自称し音楽的にはRPGっぽさのあるシンフォニックブラックメタルと言えるバンドだ。全体的に軽い音質+疾走するビート+RPGラスボス音楽といったサウンドで、極めてクサいメロディと大仰なサウンドのシンフォニック・スピード・ブラックメタルであり、特にオーケストレーションの描写力には優れたものを感じる。RPGゲーム音楽のサントラを買っているような人で、デス声もOKですという人は必聴と言えよう。
初めて聴いた時「こ、このオープニングは! 私が以前プレイしたファイナルファンタジー9の曲か!」と思った。その後ファイナルファンタジータクティクスのサントラを聴いたらこの曲と酷似した曲があって面白かった。本編も、これをそのままRPGの戦闘音楽に使ったら面白いなと思えるようなもので、イントロ〜2曲目への流れで私は完全にノックアウトされてしまった。この部分は、大魔王に立ち向かう勇者の気持ちになって聴くと最も心が高まることだろう。そして勿論曲が疾走しはじめたところは、バトル開始の合図だ! また5曲目はスメタナ作曲のクラシック名曲「モルダウ」のメロディで疾走していてこれも悶絶だ。

私はブラインドガーディアンの3rd〜7thまでを約8ヶ月かけて聴き込んできたのだが、そこで彼等の音楽を愛し、よく知った上で初めて16年前の作品であるデビューアルバム1stと2ndを買ってみた。これを聴いてみることに、彼等の原石時代を知ることに、とにかくワクワク感が最大に込み上げてきた(爆)というわけで今更だが16年前のデビューアルバムを堪能。元から聴いたことのある「マジェスティ」や「ラン・フォー・ザ・ナイト」などは名曲!!!!!!!!!で、やはりドラマティックでいい曲だ!この様に名曲はあるのだが、アルバム全体のあまりのB級臭さな出来に思わず笑ってしまう(爆)なるほど!ブラガの最初はこうだったのか!という感動もある。というか、非常に!!!イモ臭い(笑)
ハンズィ(vo)の声もとても若く、歌も決して上手くはない。今に比べるとトーメン(ds)のドラミングもとても単調だし先走っちゃって合ってないとことかあってちょっと笑える(笑)今でこそブラガの名物ともいえる重圧で美しいクワイアも見られず自分たちでコーラスをやっているという感じだ。16年前なだけって音質も最悪だが、曲自体はどれも今のブラインドガーディアンをよく聴き込んできただけあっていいもの出してる!って感じで最高です。「ザ・マーター」なんかいかにもブラガらしくて好きですね。アルバムタイトルナンバーでもある「バタリアンズ・オブ・フィア」も好きです。それにしてもこれは本当にハンズィの声なのか!?思うほど今と全然違う(笑)若くて透き通っている・・・
ここから3rd、4thと進化していき、年齢も重ね、いいオッサンとなったところでダミ声吐き捨ての今の素晴らしいヴォーカルが生まれているんだろうなと思った。「バイ・ザ・ゲイツ・オブ・モリア」はクラシックのドヴォルザークの新世界を用いているインストだったりして今のブラガがやりそうなことではないのでちょっとビックリしました(笑)後にこの新世界を用いた物凄い曲をRhapsodyが出してるしね。まぁこの曲は「マジェスティ」でとにかく「オ〜オ〜〜マジェスティ〜」と叫んだりバカみたいに疾走する「ガーディアン・オブ・ザブラインド」にニヤけたりといろいろと楽しめるアルバムです。
というか、この曲、「ガーディアン!ガーディアン!ガーディアンオブザブライ〜ンド!」って言うけど・・・・・・・・・・・・ここで今初めて気づいた!!!!これが後に3rdの「The Last Candle」のイントロで使われるということを!!!なるほどなぁ〜!!ブラインドガーディアンを知り尽くしてから聴くデビューアルバムというのはこういう発見があって本当に面白い!!!!!!!!しかし楽曲が本当に全部いいなぁ〜これが1stとは恐るべし。こんなものが16年前にあったなんて当時8歳だった私は、その16年後にブラインドガーディアンをこれでもかってほど愛し毎日聴き続けるとは思っても見なかっただろう(笑)ますますブラインドガーディアンが好きになった。
これからブラインドガーディアンを買ってみようと思っている人はこれは別に買っても買わなくてもいいと思うし、1番最初に1stから買うのだけは避けたほうがいいです。3rd〜7thまでブラガを余程気に入ってそれから買うのがベストだと思います!

音の悪さは1stと同じ。ジャケだけ見ると中身もいかにもファンタジーの世界を描いていそうだけどそんなことはなく男臭いしまだまだ田舎臭いのも1stと変わらず。出だしのインストはなんかの宗教チックな入り(笑)2曲目「バニッシュ・フロム・サンクチュアリィ」は超サイコー!!!きたきたきたー!!!これぞブラガだ(爆1stよりはハンズィのVoにパワーを感じられるし曲もいい意味で落ち着きが見られる。まだまだB級臭いのには変わりはないが、この後ジャーマンメタルを引っ張っていくバンドに変貌するというオーラが感じられる作品。しかしバニッシュ〜の凄さには圧巻だ。「 ダムド・フォー・オール・タイム」とか私の好きな傾向(笑)めちゃくちゃ疾走チューンでメロもかなり早口気味。ドラムがこれでもかってほど速くておもしろい。コーラス部分はブラガって感じ。
アルバムタイトルの「Follow The Blind」なんかはアコギ部分がモロブラガ色って感じがして好き。ヘヴィサウンドでかっこいい曲。アルバム後半になると結構ダレてくるのだがこの頃は複雑な展開とかがなくて王道をいってるからどれも同じ様な曲に聴こえるけどリフとかすんごいかっこいいし曲自体がどれもこれもいいな。しかしまぁ今のブラガからは考えられないほど民族調の「み」の字やファンタスティックの「フ」の字も出てこないほどただ単に本当に男臭いメタル!現在はどんどん違う方向へ突っ走っていってるブラガなだけにまたこの頃みたいな曲をさらにパワーアップさせたような曲がたくさん詰まったアルバムが出たらなぁなんて思います。こだわり過ぎるのもいいけど1回聴いてかっこいい!と拳をあげてしまう様な曲がたくさん詰まった1stと2nd。勢いでいってる感じもあるけどこれはブラガ好きにはたまない。だからますますブラガが好きになるのであった(笑)
1st同様、これからブラインドガーディアンを買ってみようと思っている人は1番最初に買うのだけは避けたほうがいいです。 3rd〜7thまでブラガを余程気に入ってそれから買うのがベストだと思います!

究極の疾走、究極の美旋律、究極のパワー、究極のファンタジー、、、これらが詰まっているのがこの奇跡の名作「Tales From The Twilight World」だ!
多くの曲が疾走曲で、その美旋律とフックに富んだ展開、重厚なコーラス、そしてこれぞパワーメタルと言えるパワフルなサウンドが私を大興奮させる込む究極のメロスピ作品と言える。 単なるクサメロだけではなく、クラシカルなフレーズをギターで取り入れたり、その作曲力、構成力には目を見張るものがある。
疾走劇メロ曲は全部名曲であり、その中でも「Lost In The Twilight Hall」が超究極! 「The Last Candle」が究極!
ツインリードによるソロパートも最高で、その展開美で特に気に入っているのうちのひとつに「Traveler In Time」のギターソロがある。3:01から疾走しはじめ3:12から3:18でためたリズムになりまた疾走という展開、そしてファンタスティックなパートからまた3:36から美麗ツインリードと疾走が悶絶! 「Lost In The Twilight Hall」の最初のツインリードはスネア表打ち〜裏打ちの展開で失禁、2度目の間奏は2本のギターがそれぞれ違うメロディラインで絡む展開が究極的だ!
また「Lord Of Rings」という、同名の物語を描いた秀逸なパワーバラード、一風変わった奇抜なメロディと劇メロが繰り出される「Weired Dreams」「Tommyknochkers」も名曲と言える。
メロスピ中心に収録されている作品としては、HELLOWEENが生み出した大傑作「Keeper Of The Seven Keys I・II」と共に後世まで語り伝えていかなくてはならない究極の作品と言えよう。
10年以上も前に発売されたブラインドガーディアンの3rdアルバムです。 私はリマスタ版を購入したんで、気にしていた音の悪さなどは一切なかった! それでも全体的に音が小さめなのはしょうがないのかもしれないが、 特にそこまで気になることもなく非常に楽しめるアルバムです!!! で、4曲目のバラード以外ほぼ 全部疾走ナンバー!!!!(爆) 全体的に余計な飾りがなく、シンプルなメタルといった印象で これこそが本当にメロディックなスピードメタルなんだろうなと思いました。 それにしてもこの疾走感はたまらん!!!!!(感動) ドラムがとにかく速い!速い! 走る走る!!!!!!!! 打ちまくり!踏みまくり!みたいな(笑) もう、一言で言うならば 楽しい〜〜〜〜〜〜〜!!! って感じです(笑)とにかく最初から最後までぶっ通しで楽しい。 楽しすぎて短く感じてすぐ聴き終わる感じがするし。実際そんな長くないけど。 1曲目の「トラヴェラー・イン・タイム」からそのドコドコドコドコ・・・・・・!!! といった思いっきりの疾走ナンバーであり、メロも良い。なんかこう連れ出して!みたいな(爆 とにかく気持ちのよい1曲だ。2曲目の「ウェルカム・トゥ・ダイング」も サビで叫びたくなる感じでまたもや気持ちのよいほど疾走する曲でギターも楽しい。 4曲目の「ロード・オブ・リングズ」は指輪物語を元にしたバラードで、 めちゃめちゃ良いです!なんていうか、フォレスト?みたいな感じ。自然に囲まれた ファンタジックな1曲である意味しっとりと聴けます。アコギが優しく心に染み渡ります。 メタルが苦手な人でもこの曲は本当に良い!と言うと思いますね〜。 他の曲が全部疾走しているだけあってこの曲はめちゃめちゃ際立って クオリティもすごく高いなぁと感じられました。特に最後がいい! クソ疾走しているギタープレイの熱いインストの後だからこそ余計そう思うのかもしれない! さて、私が1番好きなのは 6曲目の「ロスト・イン・ザ・トワイライト・ホール」です。 ドラムが常にドコドコ疾走ナンバー。そして思わず一緒に叫びたくなる上に なんか感動。サビが超かっこいいし一緒に歌いたくなる!!!!!!! 展開も多くて楽しめるし全体的にとてもいい曲です。この押し寄せてくるような ギターとドラムがなんとも言えぬ感動を私に与えてくれました。 カイハンセンとハンズィの掛け合いのところからテンションが一気にあがっていきます! その次に好きなのが 9曲目の「ザ・ラスト・キャンドル」です。 Guardian, Guardian, Guardian of the Blind Guardian, Guardian, Guardian of the Blind Guardian, Guardian, Guardian of the Blind Guardian, Guardian, Guardian of the Blind! テンションあがります(笑) ちなみに、7曲目の「トミーノッカーズ」は・・・ すごいおもしろい(爆) すごい滑稽な曲。なんか、hideとかが歌いそうだよなぁ・・・こういうの。 ブラインドガーディアンってスゴイ・・・。

3rdがオール疾走ナンバーの詰め合わせだったのに対してこちらは叙情的で美しい仕上がりのアルバムになっています。まるでゲームの様な世界観が描かれている中でブラインドガーディアンのもつドラマティカルなヘヴィさが存分に出ている作品だと思います。で、その世界はというと、ジャケット画像通りの楽曲揃い!というわけでこのアルバムのジャケを眺めつつ聴くのが よりこの世界に浸れて楽しめるかもしれません。
ちなみに、とてもバランスの良いアルバムでもあり、♪スピードよし♪メロディよし♪パワー炸裂の3拍子そろってるので聴き心地も満足度もかなり高めです。で、要するにBLIND GUARDIAN 最高!となるわけです(笑)さて、まず1曲目の「タイム・ホワット・イズ・タイム」と2曲目の「ジャーニー・スルー・ザ・ダーク」が非常に好みです。サビの格好よさ、1曲目もそうなんですが疾走感、ギターのヘヴィさなどどこをとってもとにかく一言で格好イイ!!と感じる曲です。荒々しい感じが特にぐっときました。
、このアルバムで最も最高潮なテンションになる曲がタイトルトラックの「サムホェア・ファー・ビヨンド」このアルバムの中で1番好きです。非常にメロディアスでサビに行くまでに駆け抜ける激しさと、サビで一気に感動的なコーラスが押し寄せてくるのでちょっとした快楽に陥ります(笑)というか、こんなカッコイイサビを出されたら感動して泣けてきます。ホントに。 ♪〜サムホェアファーーーーーービーーーーーーヨーンド!!♪最高です(笑)曲自体も長いので展開も多めですが、突然バグパイプが出てくるあたりはかなり驚かされました。そんな感じでちょっとケルティック風味が入ってるあたりもこの曲のいいところなんだと思いますね。ん〜!素晴らしい!

コイツはかなりの傑作だ!!!!!あまりに好き過ぎて2枚↑持ってます(爆)初回限定にはフォトブックがついてて非常にダサいメンバーの自然を背景とした普通の日常的な写真を拝めます。5thから音質の向上が見られるので聴きやすいし曲自体の貫禄がもの凄い。Voハンズィのダミ声吐き捨てな歌い方と圧倒的に存在感の強い楽曲がよりこのアルバムを濃いものにしている。全体的に3rdの様なスピード感をそれほど感じるわけでもないのにどの曲もその貫禄には圧巻の一言なのはブラインドガーディアン独自の重圧なコーラスと展開美な構成、細部まで拘りの見られるドラミングにあるのだろう。誰が聴いても思わず納得の非常に完成度の高いアルバムだ!!!!
だからやっぱりどこまで行ってもBLIND GUARDIAN 最高だZe!となってしまうわけです(笑)そしてこのアルバムは特にドラムが最高なんだ!!!!!!まず1曲目の「イマジネーションズ・フロム・ジ・アザー・サイド」ですがイントロから鐘の音で何かが始まる予兆を感じさせ、彼らの世界へのめり込ませてくれます。この鐘、前作のアルバム「サムホェア〜」でも駆使されていたため、ブラインドガーディアンの新しい要素になりそうですね。この鐘と巧みなドラミングが素敵にマッチしております。 1曲目からタイトルチューンが来るのはブラガでは珍しいですがとてもドラマティックな仕上がりで練り上げて作り上げた感が良く出ています。
もう全てがかっこいい!!!!!!(鳥肌 鐘とドラムがギターとコーラスがヤ バ イ ♪ コーラスでは一緒に歌いたくなること間違いナシ(笑)1曲目もいいのだが2曲目の「アイム・アライヴ」が私は1番好き!!!こんな名曲なのにあまりこの曲に注目する人はいないんですが^^;畳み掛けるような展開に激速なドラムに鳥肌。相当な勢いで暴れてます。そして微妙にクセのあるこの歌メロにハマります。吐き捨てダミ声ハンズィVoと優しくささやく様なセクシーハンズィVoの二面性も感じられる1曲。数あるブラガの曲の中でも上位に位置します(笑)
4曲目の「スクリプト・フォー・マイ・レクイエム」は、ドラマティックでメロディックこのサビはかなり凄いです。泣けます。サビ以外は、この次のアルバムである6thの中の「ホエン・ソロウ・サング」に少し通じるものがあります。これこそがブラガらしいというのかな。私は「ホエン・ソロウ・サング」が大好きなのでこれもブラガ節を感じられる1曲です。アルバム内でこの曲を最も気に入る人が多いでしょう。さて、6曲目の「ボーン・イン・ア・モーニング・ホール」ですが私が生まれて初めてブラインドガーディアンの曲を聴いたのがこれでした。この曲でブラガにハマったといっても過言ではないです。疾走、それからドラマティックなサビへの展開と何もかもに一撃悩殺このアルバムの中ではこれ1曲だけなんとなく浮いている感じもしますが^^;とにかくかっこいい曲なので大好きです。
8曲目の「アナザー・ホーリー・ウォー」はサビが一緒に歌いたくなる感じで私も聴きながら一緒に「アナザホーリーウォーーーーーーー!」です(笑)というわけで、ブラガの貫禄をこれでもかってほど見せ付けられたアルバムでした。う〜〜〜〜ん!ブラインドガーディアン・・・!憧れる!!!!!!!何度も言うけど2曲目の「アイム・アライヴ」が最高です!!!!!!

映画「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なトールキンの小説の世界を描いたコンセプトアルバムです。なんだこの驚異の曲数は・・・!と思うかもしれませんがそのほとんどがインストです(笑)コンセプトアルバムだから世界観を大事にしているんだと思いました。だから随所に入るインストと共にこのアルバムを1つの小説を読むかのように聴くのがいいかななんて思います。しかしこのアルバムの中では素晴らしい名曲がズラリ。
まず2曲目の「イントゥ・ザ・ストーム」ですがこの曲のドラムがかなりツボです(笑)イントロから既に引き込まれるのだがサビでイカチィドラマティックな感動があります。思わず口ずさんでしまうこの曲(笑)かなり好きです(笑)4曲目の「ナイトフォール」は民族調のとてもいい曲。これはかなり自分好みです。あと、フランスのシンフォニックメタルバンドの「フェアリーランド」の1stアルバムの「ストーリー・テラー」という曲は絶対にこのブラガの「ナイトフォール」を意識したというか影響を受けた曲だと思いました。とにかく似てます(笑
そしてこのアルバムで最も素晴らしいと感じるのが9曲目の「ミラー・ミラー」と13曲目の「タイム・スタンズ・スティル(アット・ジ・アイアン・ヒル)」です。「ミラー・ミラー」は初めて聴いた時にすぐに感動。私にとって、ブラインドガーディアンといったら3rdの「ロスト・イン・ザ・トワイライトホール」って感じだったのですが、今じゃブラインドガーディアンといったら「ミラー・ミラー」って感じです。それくらい個性があるというか展開美な構成とほどよいケルティック風味、疾走感、メロディックでドラマチックでききどころがたくさんありすぎて何度聴いても感動してしまいます。大好きです(笑)
「タイム・スタンズ・スティル」は私は「ミラー・ミラー」よりももっと好きだったりします。男の中の男を見せられた感じで私なんかは硬直してただ遠くから眺めるくらいしか出来ないくらいの押しの強い曲であり、ファンタジック、ドラマチック、ゴージャス、コーラスの持つはかり知れぬパワーに悩殺されました。この曲かなり愛してます(笑)というかこの2曲はどちらも同じくらい好きなのですがとにかく今まで聴いたどの音楽よりもこの2曲が好きです(笑)しかもハンズィの歌い方がセクシーで身震いしてしまうほどです。
このアルバムではあと18曲目の「ホエン・ソロウ・サング」なんかもかなり好きです。曲のもっていきかたがちょっとRHAPSODYっぽいなぁなんて思いました。とにかくこのアルバムは「イントゥ・ザ・ストーム」と「ミラー・ミラー」と「タイム・スタンズ・スティル」にかなりハマったのでした♪BLIND GUARDIAN 最高だ!!!!!!!!!
:このレビューを初めて書いた数ヵ月後の追記:・・・と以上の文章を書いたのが最初のレビューを書いた時の感想なのですが(笑今になって15曲目の「ソーン」と21曲目の「ダーク・パッセージ」この2曲にジワジワとハマっていき、とにかくこのアルバム、実はモノ凄くクオリティが高くていい曲ばかりが詰まっているということに気づきました。特に、「ソーン」は泣けます。ホントにブラガはいいなぁ。最高だよ。

まず始めに、私にとってブラインド・ガーディアンはドラムが楽しい! というわけでブラインドガーディアンの7thアルバムです。このアルバムのコンセプトだからしょうがないのかもしれないがほとんどコーラスというか、コーラスが強いので 普通になんとなく買って聴くと、なんだこれ?って思うかもしれないが私は聴けば聴くほどハマっていきました。でもそこまで好き!ってほどではないです。ぶっちゃけて言うとメロディは全く印象に残らず!というのもなんかハッキリせずふわふわ〜っとして最初から最後までが終わっちゃう。でも聴きこんでいくとなぜかこれにハマっていってるので、決して私はこういうのは嫌いではないです。ドラムだけ聴いてるのも楽しいくらいドラムはパターンが多くて楽しめる。
あまり印象に残る曲がない中で、ひときわ目立ついい曲があります!2曲目の「バトルフィールド」です。この曲はとにかく素晴らしい!!!こ・・・これこそ超名曲なのでは!??!?!?!展開も多く、何から何までが楽しい。本当にいい曲です。すっごく明るくて疾走してて盛り上がってとにかくテンションが高くなります!気分はめちゃめちゃ最高潮!!!!!!!1曲目の「プレシャス・エルサレム」もなかなか良いです。
あと7曲目の「ソウルフォージド」は3連の曲で、かなり好みです。ここにもバトルフィールドらしきメロが出てきます。全体的には印象薄い感じの曲が多い中で「バトルフィールド」があるからこそこのアルバムの質がめちゃめちゃ良く感じるのは私だけだろうか(笑)でも3rdみたいな私の好きなブラインドガーディアンの方向性とはちょっと変わってきている感じがするので・・・次作に期待。だって、あれ?ハンズィどこいっちゃったの??って思うくらいヴォーカルがクワイアに飲まれてるんだもん(爆

ドイツのメロディックパワーメタルバンド、ブラインド・ガーディアンの初の本格映像作品。2枚組みのDVDです。 デビューから17年の歴史がこれでもかってほど詰まっています。Disc-1は、2003年に行なわれた「Blind Guardian Open Air Festival」の模様を収録。 南ドイツ・ニュルンベルグ近くのコーブルク市にて行われたフェスティバルです。Disc-2には、「Blind Guardian Open Air Festival」の実現に至るまで、メンバーのインタビューや、ボーナス・ライヴやオフ・ショットなどが満載です。
このDVDはかなり熱いです!そしてブラガファンならマジで泣けます。私もブラインドガーディアンの熱狂的なファンですが彼等のライヴを生で体験したことはありません。だからこのDVDで初めて生で演奏し、歌い上げるブラガを観て本当に感激しました。何公演もDVDが擦り切れるほど(笑)再生して一生大事にします。かなり映像も綺麗だし音やカメラワークも(酔うほど^^;)最高なぜここまでのクオリティかというと、このDVDは、DVD制作に照準を定めたコンサートを収録しているからなんです。映像作品に残そうという意気込みが随所に感じられるステージプロダクションには圧巻の一言。開催の半年以上も前から曲ごとにライティングなど綿密に打ち合わせしたというから驚き。照明から演出からとにかく1曲ごとにかなりこっています。炎が出たりね(笑)なので是非ブラガファンは買うことをおすすめします。特にメタルの映像作品というものはCD以上に廃盤になってしまうことが多いということなので早めに手に入る時に手に入れるとイイですよ!そうしないと後から「もう廃盤になりました」なんていわれることもメタルのDVDではザラにあることらしいです<B誌いわく
とにかくですね、ブラインドガーディアンが約3時間半も拝めるわけです(笑)凄まじいボリュームで収録されてるんです! しかも自分の家で好きな時に好きなだけライヴを公演してくれるんですからこれは最高ですよ(爆)嗚呼・・・ブラインドガーディアン最高!!マジで熱いです。しかも非常に上手い!!ライヴでも安心して聴けるバンドです。というか生き生きしてて最高にイイ!!ブラガこそライヴバンドだ!と思いました。そして私が特に何度も繰り返して再生してしまう曲は「Banish from Sanctuary」です!!(1989年 2ndアルバム フォロー・ザ・ブラインドに収録されている曲です)・・・かなり・・・好きです。私もこれ聴くと必ず一緒に「アイムバ〜ニッシュフロムサンクチュア〜リィ〜♪」と歌ってしまいます。いいよ・・・ブラガ最高だよ!!(涙ほんっと上手いんですよ。ライヴでも。最高にクール!!!!!!!!そして特にライヴ観てて1番楽しいのがドラム!!!!!!!トーメンのドラム、最高に上手いんですが・・・・・・・・・・・・・(涙マジで涙出てくるんですが・・・(笑)ブラガに出会えてホント良かった・・・・・・・と思います(号泣
初めて生で演奏している彼等を観て、手数の多いトーメンのドラムのパワフルさと、マーカスのリズムギターの正確でヘヴィなバッキング、アンドレのリードギターの時たまアドリブも入ったりしてうねるようなメロディそれぞれに釘付けになりました。特にトーメンのドラムが凄すぎて観ていて楽しいんですよ!!!よくこんなの叩いてるよなぁ・・・って。カメラワークの切り替えがとても早いのでいいところで画面が切り替わってしまうのがあまりトーメンばかりを凝視できないところなんですが(笑)ヴォーカルのハンズィも、歌うのに苦しそうな曲もいくつかあるけどその辺はキーをところどころ変えながら、アドリブでメロディをアレンジしたりとパワフルに歌いこなしていきます。高い音が出ないからこうやってるのかな〜?と思ったけど「I'm Alive」のサビとか声でてるし、出そうと思えばCD通りに歌えるけど後半までの体力の保存と、他の部分の歌いにくさに繋がらないように工夫しているように見えました。特にブラガってクワイアがリードヴォーカルにかぶってきたりするのでそれをハンズィが一緒に歌うと息切れしてあがったりさがったり大変そうです(笑)「I'm Alive」のサビの部分を「ア〜イムア〜ラッマイフレンドッ!」って歌った直後の部分まで1人で全部歌おうとすると大変なことになりますし(爆でもハンズィが苦しそうな曲とかは観客の一体となったコーラスやマーカスとアンドレが盛り上げていたのでああ〜いいなぁって思いました。あと、よくライヴ中に動き回りすぎなギタープレイヤとかいるけど、アンドレもマーカスもほぼ低位置で演奏に集中しているところがこの美演奏に繋がっているのかなと思いました。本当に上手いんですこの2人。アンドレなんか本当に楽しそうにソロを弾きあげるのでみているこっちもニヤけてしまいます。ブラインドガーディアン・・・本当に最高です。。。
演奏曲目なんですが、事前にオフィシャルサイトでファンに呼びかけ投票から決められたというからブラインドガーディアンのベストといっても過言ではないほど納得のセットリストなんです。もちろんブラガファンなら知らない曲はないと思うのでどの曲目でも楽しめると思うのですが(笑)私ももちろん自分の1番好きなバンドがブラインドガーディアンなワケですからどの曲も全部好きな上に聴き込みまくってるから歌詞も覚えてたりして一緒に歌えるんですよね!だからこそコーラスで一体になってるファンとメンバーの大合唱を観て感動で涙出ました・・・。特に「Valhalla」なんですが、この曲はこのライヴDVDを観る前まではそんなに好きってほどではなかったんですけど、観客が演奏が終わった後もずっとヴァルハラコールをしていたのとそれに合わせてトーメンがドラムを叩いていたのを観てめちゃめちゃ好きになってしまいました(爆
それでですね、このDVDのパッケージもすごく格好良くって、レゴラスとギムリとスメアゴルが、ブラインドガーディアンの ライヴのチケットを買いに来てるよっていうアート!たまらん!(爆これ以外に、メインのカバージャケットにはオーク達や、デジカメでブラガのライヴを撮影するガンダルフなどが描かれており、「指輪物語」ファンにはたまらないのではないだろうか?と思います。よく観るとレゴラスが弓持ったままブラガのライヴを観てたりしてなかなか笑えるアートでした。DVDをセットするとメニュー部分に二つの塔が描かれていたりとこってます。そして2枚目のディスクにはライヴのステージが出来るまでやファンの映像とかライヴの企画から完成までのバックステージのドキュメンタリーな映像が惜しげもなく入っています。ブラインドガーディアンのメンバーインタビューも満載。メイキング映像にスライドショウ等(これはいらないかな:笑)これらは日本語字幕がちゃんと出るのでDVDは日本盤を買うことをおすすめします。そしてボーナストラックとして1枚目にはない曲のライヴ映像が!特に私の大好きな「Lost In The Twilight Hall」にはかなり燃えました。この曲、CDではカイ・ハンセンがVoで参加しているのですがカイのパートも1人で歌いこなすハンズィが素敵です(笑

このバンドの音楽からは、妖艶なコード進行と、哀しみの旋律を歌い上げるヴォーカル・全編に渡り豊富な重厚なクァイアコーラス、等々によって、他のシンフォニックメタルバンドと比べて、まるでブラックメタル寄りのサウンドであることが強く感じられる。これはシンフォニック・ブラック・エピックメタルとも言えようか。そんな音楽性は、バロック期(だと思う)のクラシック音楽からの影響が特に顕著で、Yngwie Malmsteenは自らの音楽をバロックン・ロールと表現していたが、このバンドの音楽はバロックン・メタルと形容できそうなものだ。
全体のメロディに「陽」の要素は無く、徹頭徹尾、「哀愁」「陰鬱」「慟哭」そして「美麗」 これらの言葉で表現するのが相応しい旋律美であり、これがたまらない。気になってバンドの国籍を調べると、フィンランドではないか。これでこのバンドのこの音の理由が分かった。あの国は極めて寒く、殆どが夜である「白夜」がある」国だ。そんな国に育った者の精神性が生む音楽はこういった陰鬱なものが多いのは、今までリリースされたフィンランド産の音楽を聴けば明らかだ。
全体の構成は、スピードとパワーだけで押すものではなく、複雑な展開を絡めたプログレッシブなもので、ここからもクラシック音楽からの影響が窺える。その構成力は抜群で、見事に音で究極の直情ドラマを演出しているといった印象だ。これ聴いていると、彼らってモーツァルトの「レクイエム 怒りの日」なんか大好きなんだろうなぁと思うな。
もはや、これは単純な「ヘヴィ・メタル」の域で語るべき音楽ではなく、ギター、ベース、ドラムを主楽器に据えた上でのオペラ音楽/クラシック音楽とも言えよう。全てが構築された作曲、似た方向性を持つ代表的バンドであるRHAPSODYには備わっている、楽曲から感じられるメタル性はかなり薄められ、それは、言葉でむりやり表現すると、ヘヴィ・オペラという印象にとって変わっているように思った。

フィンランドのシンフォニックデスメタルバンドCadacross(カダクロス)の2ndアルバム。本気でハマりました。超絶ブラックシンフォ、究極の美旋律、クラシカルで哀愁クサメロ、ダークファンタジー私の好きなバンドはフィンランド出身が多い気がしないでもないですがたまたまでしょう(笑)それかフィンランドのバンドがすごいのかは謎ですが。一言で言えばChildren Of Bodomがブラックシンフォになった感じ。といっても近いのは6曲目「Flaming Ember」だけですね。近いというかこれはどう考えても「Silent Night, Bodom Night」のパクリです(笑)特に「Flaming Ember」の1:24〜と「Silent Night, Bodom Night」の0:49〜。ど・・・・・・どうしたんだカダクロス!(爆)と思うほど面白いので聴いてみて下さい。決して貶しているわけではありませんこの曲は本当にかっこいいし思わずガッツポーズが出てしまいます。
カダクロスにはカダクロスにしかない魅力が満載なのでその辺は全くChildren Of Bodomとはかけ離れたオリジナリティがあります。大きく違うのはやはりシンフォニックであるというところですが、古い洋館が似合いそうな妖しすぎるキーボードが随所に盛り込まれてそれがなんともいえぬ雰囲気をかもし出します。クワイアもよくあるシンフォニックメタルの聖歌隊のような感じとは全く異質で死者の叫びのような感じです。何より最高だ!と思わせるのが捨て曲ゼロ!全てがいいです。アルバム通して何度も聴きたくなるしこれは絶対飽きないですねちなみにVo/Gのゲオルグ・ラークソーはヴァイキングメタルバンドTURISASのGです。
1曲目「The Northern Crown」はインスト。しとしとと降る雨と風、静かに鳴り響く高音ストリングスと混ざって思わず息を呑む。聴く前にどんな日常があろうとも一気にこのバンドの世界へ連れていかれるようです。きれいでいてダークファンタジーな世界へ引き込まれます。2曲目「Among the Stars」はミドルテンポから一気に疾走し、哀愁を帯びたサビは吐き捨てるようなデスヴォイスのバックで死者の声とも感じられる女性ヴォーカルが交じり合って胸が痛くなるほど美しいです。ダークな旋律のキラキラシンセも効果的です3曲目「Kings of Grim」は一見普通のメロデスですがクラシカルな旋律をもってきて更に失速させるパートが印象的です。ただのザクザクギターリフの後ろでもキラキラシンセが必ずといっていいほど入っているのでいつもこのバンドのもつ雰囲気を感じ取ることができます。中盤、明るくなる展開をもってきたと思ったら後半はお化けでも出てきそうなインストパートがあったりエンディングは盛り上がるし忙しい曲です。
4曲目「Morningstar」はダークシンフォで勇壮なミドルテンポ。力強いサウンドの中に美しさが散りばめられています。中盤のオペラティックな展開からのアコーディオンが非常に魅力的ですね。5曲目「Learn the Dark」は疾走曲。これもダークな 旋律をかもし出すキーボードが効果的で、中盤の失速パートまでの間、一気に盛り上げていきます。それにしてもこのバンドの女性コーラスはいい意味で怖い6曲目「Flaming Ember」は1番最初に話したとおりですがこの曲はこのバンドにとっての遺産のようなものであるそうで確かに素晴らしい完成度ですヘヴィメタルファンであれば感動せずにはいられない、まさにその通りです。7曲目「Bring Out Your Dead」は唯一シンフォニックな演出が全くなしのアグレッシヴなメロディックデスメタル。こういった曲を1曲入れてきたのは意外でもありながら聴き手を飽きさせないし素晴らしいなと思います。ほとんど目立ったギターソロがないバンドなのにこの曲だけ突然入っているのでおや?珍しいなと思ったらどうやらWintersunのヤリ・マーエンパー(このアルバムが出た当時はEnsiferum?)が参加して弾いたようです。
8曲目「Forest Remains Victor」は先ほどとは一変してブラックシンフォとダークキラキラシンセの登場です。勇壮でヴァイキングっぽいアレンジもありながら彼らのスタイルが一体どこを目指しているのかはたまた引き出しが多いのかとにかく女性ヴォーカルパートで一気にファンタジーになる展開に思わずおお!と感動せずにはいられませんでした。また1つカダクロスの魅力にやられたという感じです。アルバム後半になっても全くだれないこのバンドは凄すぎ。だれるどころか更に盛り上がるのが9曲目「Wreath of Seven Stars」勇壮すぎるイントロからして悶絶します。ドラゴンとかゴブリンとかが出てくるところからしてファンタスティックであるのですがどちらかといえば王道のメロディックパワーメタルといった感じです。ちなみに11曲目は日本盤ボーナストラックなのですがこの9曲目「Wreath of Seven Stars」のノーマルヴォイスヴァージョンが収録されていて、デスヴォイスがハイトーンのノーマルヴォーカルに変わっていて完全にメロスピです。これはこれでありというか、私もよく思うのですがどのバンドでもメロデスのヴォーカル部分をノーマルに変えて歌っても絶対にかっこいいなと思う曲って結構あるんですよね。こういう試みは面白いと同時にやっぱりこういうのもかっこいいじゃないか!とわかったので感動です。
話は戻って10曲目「Turmion Taival」はラストの8分強の大作です。アルバムの最後に相応しい曲でヴァイキングっぽい作りでもありますが、その勇壮でどっしりとした展開は聴き手にこのアルバム最高だったろう?といっているかのようにも感じられます。そして中盤、突然曲調が激変します。欲を言えば最後もうちょっと盛り上がって欲しかったなという感じですが・・・。 あ。数曲ピックアップする予定が全曲について語ってしまいましたね皆さんも是非ともこのカダクロスの2ndを聴いてみて欲しいです

SONATA ARCTICAあたりに影響を受けたであろう典型的なメロディク・スピードメタルを演奏している。疾走曲の割合が高いので、加えて爽快なメロディ、煌びやかなサウンドが好きな疾走万歳な人にはお薦めと言えるのだが、私にとっては少しメロディがありがちすぎるような感じがしてしまう作品だった。
全体的に悪くはないが特別良くもないという感じだ。通して聴いていて、もう少しメロディライン、コード進行に捻りが欲しいと思った。ただ、ピアノやシンセのパート、ソロパートの美しさ、所々入る大仰なブラス等、印象に残るパートもあるにはあるのだ。
その中でも#5「Reign Of Elements」はメロディ、展開とも充分満足できる楽曲のクォリティを備えて悶絶! と言いたいところだが、ここで全く特徴の無いヴォーカルやスカスカなサウンドに不満を感じてしまい、何とも煮え切らない感じだ。
このバンドの疾走曲は、もしDTM作品としてアマチュアが発表したならば絶賛されるかもしれない雰囲気を持っていると言えよう。日本盤が出たのは2002年当時メロスピシーンが盛り上がっていたからに他ならないだろう。

バンドのリーダーでギタリストのアレキシ・ライホが天才的才能を持つ音楽家であることを世に知らしめたデビュー盤だ。
キャッチーなメロディに疾走、そしてクラシカルなギターとキーボードによるスリリング極まるソロ、斬新な曲展開などから、今までのメロディック・デスメタルでは受けることが無かった新鮮な衝撃を受けた。これだけの斬新な音楽を1stの時点で生み出せたのも、アレキシの作曲センスが並外れているからこそと言えよう。
2曲目「In the Shadows」 全てがかっこいい!!このアルバムの中でも1番好きな曲がこれだ。始めは5曲目「Lake Bodom」が1番良かったが何度も聴いてたらこれが1番好きになった!キレの良いリズムにダークな中に美しさと悲壮を秘めたメロディ。展開も多いので6分間たっぷりと楽しめる。特に後半の美しさといったら胸が鷲掴みされるかのような感じでギターも良いがキーボードがとにかく素晴らしく悶絶な曲であろうッ! 3曲目「Red Light in My Eyes Part 1」 これまたさいこーーーーうっっ!!であり、かなり好きな曲である。イントロから既に自分好みであるし疾走しまくりだし展開美でクラシカルな演奏に哀愁を帯びたフレーズ満載で感動的な曲だっ!同じメロディの繰り返しによる印象付け効果は抜群でCDを聴いていない時でも気付けば脳内リプレイされている。コンパクトにまとまったGソロのフレーズもかなりの悶絶!私は3曲目のほうが好きだが続く4曲目「Red Light in My Eyes Part 2」もクラシカル要素満載で続けて楽しめる曲であるといえよう。 5曲目「Lake Bodom」 うぉぉーーーッッ!!なんと悶絶しまくりな曲なんだろうかーーっっ!! このアルバムを初めて聴いた時に1番ハマったのがこの曲だった。 ただ、聴きこんでみると2曲目の「In the Shaddows」のが更に萌えたがなっ。 この曲、もちろんイントロから既に失神しそうなくらいかっこいのだが 特に燃えたのが2分30秒からのギターだっ!更に2分50秒からの壮絶ギター ソロ、ジャンジャンジャン!に続くキーボードソロ、体中から魂が抜けてしまうのでは ないかと思うくらいの興奮を覚えた!!!!!!!!!!!! 更に後半にまた神フレーズが戻ってくるのでとにかくあまりのかっこよさに どうにかなってしまいそうでヤバイ!
サウンドはデビュー盤ということもあり悪いが、それが却ってバンドの持つ殺気、ブルータリティを醸し出しているとも感じ、そしてサウンドの悪さを補って余りある楽曲の充実度により名盤と言える。

神の作曲家、アレキシ・ライホ率いるバンドのこの2ndは、私が彼等の音楽を知るきっかけとなった作品だ。「Towards Dead End」をラジオで初めて聴いたのだが、あまりにも美しいメロディにデスヴォイスというスタイルに「こういう音楽を私は求めていたんだ」と、雷が落ちたかのような衝撃を受け、速攻でCDを入手した。
全体的に前作に多く見られたクラシカルな要素よりも印象的なメロディが中心に配された楽曲が多く、ソロはよりスリリングに進化しており聴き手を飽きさせることは無い。ギターのアレキシ以外にも、超絶技巧でソロのバトルを盛り上げ、バンドの煌びやかなサウンドの演出にも一役買っているキーボードのヤンネ・ウィルマンをはじめ、土台のベース・ドラム共にしっかりしているのもいい。
1曲目「Warheart」 もうオープニングチューンから爆裂疾走悶絶フレーズでぶっ倒れそうになる!! 全てが最高であるこの曲だがギターとキーボードの絡みが美しく、完璧なまでに作りこまれた クラシカルなメロディライン、1分26秒〜のバックの美しいメロディとかもいいし、 繰り返されるテンポチェンジがリズミカルに変化していく展開に上手く乗っかって 更に2分10秒〜の鳴きのギターフレーズに悶絶し、2分30〜の爆裂疾走! うぉぉーーーッッ!!さいこうだぜぇーーーーーっっ!(涙) 2曲目「Silent Night, Bodom Night」 死ぬほど衝撃を受けた!イントロから既に大大大悶絶であるが ギターとVoとキーボードがこれでもかってほど絡み合って なんだもうこれは何も言いようがないほどかっこいいんだな。 中間部の爆裂疾走を突き破るかのごとく美しさを秘めた1分53秒〜の展開と その後のソロがもうーーーーーっっ!超感動的であろうッッ!! 3曲目「Hatebreeder」 あまりにも全てが完璧すぎて何も言葉が出てこないのだが 更にこの曲のFLASHのせいでアレキシのVoが変な日本語に置き換えられて 頭に浮んで流れてしまうのも困ったものだが(爆) 2分15秒の叫びとかもう死ぬほど大好きだっ!なんかここ聴くと チカラがみなぎるというか嬉しくなってしまうんだな。 2分50秒〜の悶絶切り替えしパートも大好きだし、この曲のBメロに あたるであろう部分のバックのシンセのメロディとか最高なんだなっ! そして後半3分40秒〜のギターとキーボードバトルとエンディングにかけては もう大興奮で死にそうになるのだ!!!!!!!! こんなに悶絶出来る曲はあまりないであろうッ!とにかく素晴らしい。 4曲目「Bed Of Razors」 この曲はキャッチーでSINERGYっぽいんだ。何気に大好きなんだよなぁ! こういう3連ミッドテンポの曲は我が好みでもあるし、更にそれを Children Of Bodomが作るとなれば素晴らしさは最高潮なわけで 哀愁をおびたメロディもいいし、うん!いいよいいよ〜〜〜〜〜!! 5曲目「Towards Dead End」 Children Of Bodomの全ての曲の中でも私がトップクラスに属する程好きな曲が この「Towards Dead End」だ!なんともメロディアスでクラシカルで リズミカルで最高な曲なのだろうかっ!!!この曲に関しては 最初から最後まで全てが悶絶パートで埋め尽くされているといっても いいだろうが、サビにあたる1分30秒〜のアレキシのVoのバックで悶絶フレーズを 奏でるギターのメロディに注目するのだ!! なんとかっこいいのであろうかーーーーーッッ!!!! この曲を聴くと必ずここを歌ってしまう。更に後半までその勢いはぶっ続けられたままで 3分55秒からのギターソロがなんとも美しいメロディラインを描き、 エンディングは死ぬほどクラシカルにしめる!といった全てが悶絶なこの曲よ・・・(涙) 8曲目「Children Of Bodom」 これまた私がChildren Of Bodomの全ての曲の中でもトップクラスに属する程好きな その名もバンド名そのまんまのタイトル「Children Of Bodom」だ! これは1stにも入っているけど2ndヴァージョンのほうが全てがパワーアップ していて最高だ!こちらが完成品といえるであろう。とにかく大好きなこの曲であるが その好き度は私がこの曲で毎朝起きているくらいなのだーーーッッ!!(悶絶) これまたイントロから悶絶リフで更にVoも最高なんだけどやっぱ全てにおいて ギターがかっこいいんだ。一見普通のヘヴィメタルバンドでも作りそうな曲では あるが注ぎ込まれるボドムエッセンスが濃すぎるのでやはりChildren Of Bodom はすごいなと。中間部、3分48秒〜のハープシコード音色フレーズはブラックで ダークな感じが最高。その後のクラシカルなギターも最高でこういう展開を盛り込む のがまた粋な計らいよ・・・。後半の同進行が繰り返される上に乗っかるキーボードが また最後の最後まで全て楽しませてくれるChildren Of Bodomよ・・・!!!(涙)

究極のメロディック・デスメタル作品と言える前作よりも、メロディのキャッチーさはそのままに、クラシカルなテイストや楽曲のひねりという点は減退、その代わり刺激的なギターリフ、バッキングが目立つストレートな楽曲が目立つようになった。それでも天才アレキシのこと、全てが完璧にまとまっているのが凄い。
2ndよりもシンセとギターの絡みが特に際立つ最高級の仕上がりと言えましょう! アレキシ・ライホのギターとヤンネ・ウィルマンのシンセに誰しも悶絶しまくるであろう1枚! こちらも2nd同様神!アルバムだと思うのでヘヴィロテにヘヴィロテを 重ね一生聴いて愛していくんだろうなぁと思うくらいかっこいい。
主に私が大好きな曲を紹介しようかっ! 1曲目「Follow The Reaper」 オープニングナンバーがこんなに素晴らしいなんて!!!(涙)と悶涙する曲。 Children Of Bodomのあらゆる曲の中でもトップクラスに属する程私が 大好きな曲がこの「Follow The Reaper」だっ!アレキシのギターもすごいかっこいいん だけどヤンネ・ウィルマンの流れるようなメロディで死ぬほど美しいキーボードが超絶的で、 特に後半のソロの掛け合いにもうただただ硬直してしまうというかとにかくヤバい!!
2曲目「Bodom After Midnight」 死ぬほどノリの良い曲でこの曲を聴いてるとめちゃめちゃ気分が よくなるのだ!!何が好きかって聞かれるとやっぱり全部!となって しまうんだけど(笑)リフが超かっこいいしキレのあるリズムにやられたんだなっ! 聴けば聴くほどこの曲にハマっていき楽しい気分になるのだっ!
5曲目「Mask Of Sanity」 うぉぉーーーッッ!!これはChildren Of Bodomの中でもトップクラスに 位置するほど好きな曲!!!!!!!!!!! イントロから悶絶であるが何がいいのかって全てがいいし(こればっか) アレキシの吼え叫びまくりもいいし、1分25秒〜のサビにあたる部分が 1番好きかなぁ。そんでまた超絶イントロフレーズを挟んでの爆裂Aメロ、 02分06秒〜の展開も好き!2分35秒のアレキシの吼えなんか 「ヴゥヴォ!!」ってゲロ出てそうなくらいでさいこーーーうッッ!!!(爆) 2分45秒〜のソロパートは入り方が独特でなんか好きだなぁ。 メロディラインもすごく個性が強くて、更にキーボードまで個性的なメロディ ラインを描いているからまたもやCOBの威力を思い知るのだ!!
9曲目「Kissing The Shadows」 7曲目の「Hate Me!」もいいんだけどこっちのが好きなんだなぁーっ! 3rdのキーボードは本当に前に出まくっているって感じでギターよりも むしろキーボードに注目したいくらいだ!この曲もシンセパートが本当に格好良くて ギター顔負けのソロを生み出すのだ!後半なんかギターとキーボードの 大舞台といったくらい長く聴き応えのある素晴らしいソロを拝めるのであるのだッッ!!! まさにギターとシンセのソロバトル曲とでも言うべきかっ!

1stと2ndで聴かれたクラシカルフレイヴァーはもはや聴くことはできず、3rdにおいても楽しめた印象的なクサメロは影を潜め、今作において強調されているのは重く刺激的なギターリフだ。メタリックなリフとトリッキーなソロが聴きたいんだ! というような正統派HR/HMファンにお薦めしたいアルバムだ。ギターリフやソロのフレーズの色々なヴァリエーションが楽しめる。
今までと方向性が少し変化して3rdよりも、よりヘヴィに展開される曲達に悶絶の嵐である!! 最初は2ndとか3rdのほうが好きだなぁって思ったんだけど最近は4thもかなりの勢いで 好みになってきた。しかし1番最初にCOBを買ってみるなら2ndの「Hatebreeder」が 入りやすいのかもしれんなっ!デス系がダメな人でもChildren Of Bodomなら大丈夫だ! 主に私が大好きな曲を紹介しようかっ! 1曲目「Needled 24/7」 オ・・・オープニングチューンがぁああーー!なんと燃える曲なのだろうかーーッッ!! これは1日3回聴かないと気がすまないほど中毒になってしまった。 好きなところはたくさんあるえkど1分23秒からとか3分41秒からとかのサビのドラムの 一部タテのりになるとこのリズムが好きだっ!そして特に2分30秒〜の展開が1番好きで、 更に2分56秒からが特に究極であるッ!アレキシもこれでもかってほど吼えまくりで もう何もかもが最高だーーーーーーーーーーーーッッ!! これはChildren Of Bodomの中でもトップクラスに属するほど好きだ! 3曲目「Chokehold (Cocked'n'loaded)」 デスコーラスから元気をもらいアレキシVoが吼えまくりで死ぬほど悶絶できる1曲だ! ヘヴィサウンドに1分53秒〜の美しきキラキラシンセが絡み、 2分06秒〜のギターソロに悶絶したと思ったら超絶キーボードソロが お目見えし、その凄まじさといったら超最強で超最高!!! 4曲目「Bodom Beach Terror」 これはーーーっ!激しく悶絶出来る曲だーーッッ!! 重圧バッキングに激しく乗っかるリードギターフレーズに萌えまくり、 更にバックに入ってくる美しいキラキラシンセがヘヴィ級に重たい曲でも 柔らかな印象を作り出しそこが美麗サウンドを生み出しているCOB エッセンスなのではなかろうかっ!後半のたたみかけるようにいきつくところまで 流れ倒すキーボードにもこれまた悶絶だ!! 6曲目「Triple Corpse Hammerblow」 イントロが神秘性を帯びて美しく、あとはメロディアスに展開していく曲で ヘヴィでありながら不思議な進行をしていくところに魅力を感じた。 後半のギターの駆け上がりと美麗シンセに気持ちは天まで のぼりつめてしまいそうなくらいだ。 9曲目「Hate Crew Deathroll」 COBがもってくるアルバムタイトルチューンはやっぱいつもすげぇイイなぁああ!と 思うかっこよさであった!!アグレッシヴで激烈疾走をかましていて 大興奮を覚えるというのはこういうことを言うのであろうなぁ。 ドラムとか死ぬほどこっててかっこいいし、サビがキャッチーで超超死ぬほど悶絶だ。
私はこのバンドの全ての曲を創作するAlexi Laihoの天才的作曲センスに惚れ込んだ人間だ。アレキシ独特のフレージングで痺れたパートは多かった。クサメロ減退は残念だが前作までと同様素晴らしいアルバムと言えよう。
私のベストチューンは1曲目。今までのCOBで聴かれたメロディックな要素、例えばツインギターでのピロピロいったハモリ等がある。でも、肝心のサビメロにあたる部分のメロディは単純すぎて、「アレキシならでは」のメロディではなかったような気がする。これは意図的にクサメロを避けたのだろうか、どうだろうか。

これはジャーマン・メタルの名作と言われ絶賛されることも多い作品だ。入手当初はメロディの魅力をあまり感じられず殆ど聴かずに終わってしまったが、改めて聴いてみると楽曲的には初期HELLOWEENを思い起こさせ、絶賛されるのも分かるなと感じた。発表当時はHELLOWEENのパクリ等とも言われたそうだが、パクリ臭はそんなに感じられず、彼らならではのメロディラインを持っていると思う。
バンドサウンド以外の装飾は最小限のシンプルなパワーメタルサウンドで、古きよきジャーマン・メタルの匂いがプンプンと漂ってくる。クサメロ、美麗メロ、激情メロはあまり存在せず、パワフルなメロディとサウンドで激烈に疾走するその音楽性は、最近のバンドで言うとIRON SAVIORのそれに最も近いと言えるだろうか。
また、熱いメロディばかりではなく一風変わったメロディラインを入れてきたり、疾走曲ばかりでもなく、楽曲のバラエティは豊かと言えるだろう。演奏的にも充分なものを聴かせてくれており、特に高音を張り上げるヴォーカルの実力はなかなかのもので、熱いコーラスワークと共に、メタルヴォーカルとして理想的なパートを創出している。
古くからのジャーマン・メタルマニアの内では名曲と言われる#1「Power And Glory」か#5「Louis XIV.」がやはりベストチューンだ。前者は終始激烈に疾走するパワーメタルで熱い! 後者はHELLOWEENでも聴けないような独特のメロディや展開を入れつつ、劇的なメロディを要所でもってくることで名曲となっていると思う。
そして#7「You And I」は私のようなクサメタラーには嬉しいメロディが存在する楽曲で、サビメロではガッツポーズだ! 最後の#9「Shoot The Fox」はギターソロが素晴らしい。
メロスピ・クサメタル大好きな私にとっては少しつまらない曲もあったが、それでもお薦めできる名作だと感じる。現在入手困難と思われるので、中古CD店等で発見したら入手しておいたほうがいいと思う。

究極的な激情ドラマティックサウンドにそこらのスラッシュメタル以上の疾走、そしてヴォーカルのスクリームが、作品のストーリーをホラー映画をも思わせる圧倒的な描写力で描き出しているとも言えるコンセプトアルバムの名盤。題材は、処女の生き血で若さを保とうと、多くの処女を残虐に殺したというエリザベス・バソリー夫人の物語だ。
音楽的には。耽美的でダークな世界観を持つシンフォニック・ブラックメタルで、メロディのキャッチーさ、展開、情景描写に優れたアレンジ等、全てが完璧なその音楽性にはいつ聴いても素晴らしいとしか言えない。6/8拍子で猛烈なテンポで疾走するパートが多く、ヴォーカルは、叫気のハイトーンから語り、低音ヴォイスまで1人で使い分けるというもので、その声質と力量には圧倒させられる。
全曲最高と言えるが、その中でも特に「Bathory Aria」のドラマティシズムには度肝を抜かれるだろう。叫気の邪悪さを感じさせながら、美麗、荘厳ですらあるこのサウンドは、こんなにドラマティックな音楽は他には無いと言えるほどだ。コンセプトアルバムは、この作品のように極めて高度な音楽性が伴ってはじめて輝くと言えよう。
個人的にドラムのニコラスの、派手なフィルとバスドラ使いが大好きで、この点も私がこの作品を99点にした理由のひとつだ。ドラムの音質はショボくてよく批判されているが、アルバムのイメージに合わせる為の意図的なのかも?とも思う。

このバンドのヴォーカルであるダン・キーリングは、LABYRINTHのオラフ・トーセンとの親交が厚く、そのことからこの作品にはオラフがプロデュース、作曲、一部ギターで参加しており、音楽的にもLABYRINTHに近いと言え、特に強い個性を感じることは無いものの、良質のメロパワと言えるのではないだろうか。
音楽的には、ジャケットのイメージから、宇宙的な暗いイメージの音を想像したが、それとはかけ離れた爽快なメロディのパワーメタルを演奏している。演奏も最高で、全てのパートがしっかりしており、特にドラミングは印象的で、足捌きの巧みさや#3での手数の多いプレイは聴き所だ。ヴォーカルはマイケル・キスク系の歌唱で魅力的な歌を聴かせてくれ、日本盤が出たのも頷けるクォリティを持っている。
#1「The King」はAメロ、Bメロからすると、サビメロの盛り上がりは少し弱いもののそこは巧みなコーラスワークで素晴らしいパートになっているのが印象深い。そして#2「Legend In Time」のBメロには悶涙!
そしてこの作品最強の曲が#3「Land Of Life」で、強烈な疾走感と共にキャッチーなメロディが駆け巡り、度重なるリズムチェンジでフックのある展開を生み出すことに成功している。特に、最初テンポがスローになり、その後激烈疾走をかますサビメロには悶涙ガッツポーズだ!
その後は特に最高の曲は無いが、1曲の中に必ず聴き所がひとつはあるような佳曲が続く。悪く言えばありがちだが、しかし時にはっとさせられる、このバンドならではの響きを感じる所があっていい感じだ。多くの衝撃的なメロパワ/メロスピ作品が登場した2001年において、この作品は埋もれてしまっていた感があったが、改めて聴くと新たな素晴らしさが聴こえてくる作品だ。

その異常なまでのクサさとファンタスティックな雰囲気で多くのクサメタラーを虜にした作品である。BURRN!のレビューにも「異臭騒ぎがするほどクサい」などと評されたぐらい、そのクサさは突出していた。ヴォーカルは女性のエリサで、この声質はやや男性っぽいところもあるものの、このバンドの音楽性にはピッタリだろう。
メロディのクサさは勿論バックのシンフォニックなアレンジも他のバンドとは一線を画すオリジナリティ溢れるもので独特の雰囲気作りに大いに貢献、このバンドのサウンドをより高みに押し上げていると言える。
ファンタスティックでクラシカルなミドルテンポ曲「Somewhere In Dreams」、クラシカル疾走な「Silverlake」、熱いメロディで疾走の「Beyond The Fire」がお気に入りで、大仰なコーラスとファンタスティックな我が人生でもトップクラスの感動の名曲「Quest For The Eternal Fame」がある!

前作が哀愁のメロディが多く聴かれたのに対し、今作では明るいメロディ中心になったと感じたが、相変わらずのシンフォニックスピードメタルっぷりで大満足の作品だ。
特に感銘を受けたのが「A New World」で、歌詞を味わいつつ聴くと、「Quest For The Eternal Fame」に匹敵する究極的神の名曲であることを確信した。特に、希望と喜びに満ちたサビメロは、新天地を発見した者達の喜びを表現していると感じられ、聴く者の心を昇天させるであろう!
モーツァルトの「レクイエム 怒りの日」のメロディをモチーフにした大作シンフォニックスピードメタル曲「Dies Irae」も凄く、構成力、メロディの質ともに究極レヴェルにある。上記2曲は共にバンドのリーダーであるエンリク・ガルシア作曲で、彼の才能が爆発していると言えよう。

バンドのリーダーであるギタリストのエンリク・ガルシアとベーシスト以外全員脱退という状況で生み出された4thアルバム。前作までおそらく曲作りに大きく関わっていたと思われるロベルト・PC、アルベルト・マロート、両者の脱退によってどんな音楽的変化がもたらされているのだろうか? とか思ったりしながら聴き込んだ。
ヴォーカルは前任ヴォーカリストであったエリサ・C・マルティンに声がそっくりで違和感がない。よくぞ別姓でここまで似た声のヴォーカルを見つけたものだと最初思った。でもBURRN!のインタビューでは似た声の人を見つけようと意識はしなかったらしい。
ヴォーカル以外で最初に感じるのは、同じBURRN!のインタビューでエンリクが語った通り、ギターを前面に出したプロダクションがなされていること。これがヘッドフォンで聴いていると「メタルを聴いている」という感じで大変心地よい。そしてそれでもバックのオーケストレーションは埋もれることなく、前作以上にきめ細かいアレンジとクリアなサウンドは、究極のシンフォニックメタルであることを主張しているかのようだ。
音楽的には前作までに見られた限りなくキャッチーでクサクサなメロディを乗せて一直線に疾走するということが無くなった。4、5、6曲目には劇メロ疾走パートはあるが、メロディのクサさと勢いが減退し、洗練という言葉が似合うパートとなっている。
最高だったのは12曲目「The Dark Moor」で、妖しげなメロディとクラシカルな要素をふんだんに盛り込んだパートがめくるめく展開をみせるのに興奮!
結局、2人有能な作編曲家脱退の影響は特に感じず、今作では全ての曲を書いているエンリク・ガルシアが、前作までのような劇的に疾走する、というスタイルに飽きたのかな、と思わせることが多い作品であった。これはバンドにとっては進歩なのかもしれないが。メロスパーにとっては、前作までの「一聴してガッツポーズ!」が無くなったのが物足りなさを感じる部分だ。

このアルバムを買ったきっかけはこのアルバムタイトルチューンの「Anima Mundi」を試聴し、そのあまりにドラマティックで美しすぎる音楽に感動したことと、このバンドのヴォーカルLUCATURILLIのソロアルバムでもお馴染みであるオラフ・ヘイヤーであるということも重なり、私はオラフの声が死ぬほど好きなので(ヘヴィメタルヴォーカリストの中でもトップクラスで好みな声かもしれんな)購入に至ったのであるが、楽曲、プロダクション共に中身も最高でああーっ!こりゃいいわ!!と満足よ。ほんのりネオクラシカルさを添えたパワーあるドラマティックサウンドに虜になる。どちらかといえば正統派よりのメロディックパワーメタルであるのでそういったものを好む人のほうがこのアルバムに悶絶できることであろう。
1曲目「Divine」オープニングナンバーが最高!!アルバムの中でも2番目に好きな曲で、イントロ始まり14秒〜奏でられるキーボード&ギターの死ぬほどクサい悶絶フレーズにノックアウト!!曲の構成や進行はとても単純なものであるが正統派にヘヴィバッキングにのせてかっこよくすぎるAメロ、伸びやかなメロディで疾走するBメロ、そしてまた悶絶フレーズを挟み、A、Bときたら明るく爽快感のあるサビがお目見えする!!このメロディがまた最高でなッ!そして美麗にまとまりのあるギターソロ、悶絶サビの連続に、1曲目からこの感動は最高である!と思わせるもので、あまりに美しすぎるサビメロの連続にもう大満足よ!オラフの伸びやかなヴォーカルも最高!3曲目「Anima Mundi」アルバムタイトルチューン!この曲はもうとにかく最高で、アルバム内でも1番好きな曲。しかも、いろいろあるメタルバンドの曲の中でもこの曲の素晴らしさはかなり上位にしめるので本当にいい曲なんだよこれが!!!!私はこの曲を連続10回聴いても飽きない。サビのメロディがとくに最高で、「See the sun〜♪ See the sky〜♪」と大合唱する様は心を鷲掴みにされたかのような悶絶メロディに鳥肌!そしてあまりの興奮に涙が出てきてしまった!!!!2分07秒〜美麗静寂パートがまたこの音楽をより神聖なものとし、静寂を突き破るかのようにくる2分33秒〜のソロ、そして最後はサビの大合唱の連続にもうメロメロだ。
5曲目「What」33秒〜のキーボードとギターのネオクラフレーズに悶絶だ!ミッドテンポな曲であるがプログレッシヴ要素を含み美しい進行を遂げていく大人っぽく現代的な曲である。決して私の好きな傾向の曲ではないだけにこの曲の悶絶ネオクラフレーズがいかに重要をしめているかということになるがサビのコーラスもいいし1番好きなのが3分〜のこの曲の1番の展開をみせるところでそこから繋がるギター&キーボードのソロがイキな感じで最高!特にキーボードが独特なメロディを奏でていていいなぁって感じだ。8曲目「Closer To The Sun」キャッチーメロディにのせたネオクラスピーディなナンバーで死ぬほどクサい曲!このアルバムでも3番目に好きな曲で、イントロからこのクサいサビメロを歌いネオクラキーボードフレーズが登場し、爽快感のあるAメロ、私はこのAメロが好き。そんで死ぬほどクサいサビ!メロディだけなら1曲目と3曲目のほうが断然いいけどこのサビメロは頭から離れなくなる粘着度が強い上に転調を重ねるのでその繰り返しにまた悶絶ってもんだ!2分14秒〜の疾走ギターソロも爽快なメロディでいいし、キーボードが絡んでくるあたりがまたかっこいい!とにかく正統派なメロパワであるけど1曲目の「Divine」と3曲目「Anima Mundi」、8曲目「Closer To The Sun」を聴くためだけでもこのアルバムを買う価値は充分にあるはず。

スウェーデンのメロディックパワーメタルバンドの3rdアルバム。究極のブラック・ヘヴィ・シンフォニック・パワーチューンが満載。このバンドは1stからずっと威力が途絶えない。そしてこの3rdが最高傑作であろう。帯の叩きからして貫禄があります。超劇的美旋律と完全符合する熱血メタル・スピリット噴出!! 思わず手が伸びた。シンフォニックヘヴィメタルというと、その手のバンドが苦手な人は犬猿しがちかもしれないがこれは方向性が全く違い、全体的にメロデスっぽさがある。そしてIn FlamesやChildren Of Bodomが好きな人も気に入るはずだ。Dimmu Borgirがメロディックメタルになったという雰囲気もあり、ブラックでヘヴィでそれでいて極上シンフォニックなスピードチューンが満載でとにかく重圧で心臓に直接響いてくる感じがたまらない。
2曲目「Passion & Fire」はオープニングチューン。バックで高音ストリングスが鳴り響く中、劇烈に重いギターと共に疾走するパワーチューン。俺たちはロックする…「ウィロック!!」が頭から離れなくなる。間奏も実に練られており重くダークで、ギターソロも最高に良い。3曲目「Time's Running Out」はこれはIn Flamesの新譜か!?と思うほど。サビになるとメロディアスに歌い上げるのだが他は完全にメロデスっぽさがある。4曲目「Into a New Dimension」は最初に聴いて1番気に入った曲で、さすがタイトルチューン!超最高。キャッチーなメロでありながらその重さとパワーとスピードは持ち合わせたまま全てが良い。ソロも鳥肌。この疾走感は気持ちがいい。5曲目「Facing the Liar」はもうこれ完全にメロデスだ。これも超疾走曲。というか今までの5曲全て劇烈スピードチューン。
6曲目「Live or Die」はこの疾走しまくるアルバムの中では少しミディアムなほう。ここまで聴いて何度も感じるがとにかくこのアルバム、重圧さが半端ない。ザクザクギターの重いメタルが大好きな人にはたまらないだろう。そしてギターソロもどれも極上だ。7曲目「Masters & Slaves」は超攻撃的でヘヴィでダイナミックな疾走チューン。サビになると失速するのが超最高。1stのGlory Thy Nameは私にとってはまぁまぁ普通って感じだった。でもこの3rdはやばいくらいに最高である。8曲目「Alive」はおもしろいフレーズが多くちょっと特徴的な曲。9曲目「All for One」も攻撃的で超ヘヴィ。この曲のサビメロの裏のアレンジは耳に残る。超重苦しい中このキャッチーなフレーズが心に突き刺さること間違いなし。1番ノリの良い曲といってもいいだろう。
10曲目「The Final Victory」これもいい。全体的に言えることだがツーバス疾走しまくりで重い×100くらいのザクザクギター、ハイトーンに歌い上げたと思えばデスヴォイスも満載で、あとはブラスかな?メインアレンジに使われているのは。これがかなりいい味出している。あとは高音のストリングス、といってもよくあるシンフォニックメタル系とは違いひたすらダークで美しい。そして耳に残る極上メロディ、どれをとっても本当に最高。はっきり言って全曲最高。インフレイムスの「Come Clarity」に匹敵する良さがある。。

自らエレクトロニカ・アート・メタルを標榜するギリシャのバンドで、演奏隊5人+クワイアコーラスが男7人と女7人というメンバーで成り立っている珍しいバンド。ヘヴィ・メタル作品というかどうかというと微妙で、トランスミュージックのような楽曲も入っているが、疾走曲である「Eclipse」「Master Of All」「Vortex 3003」があまりにも素晴らしいので私は買ってよかったと思っている。特に「Eclipse」全部と「Vortex 3003」のイントロの劇走と1:30〜と3:30〜の展開が最高だ! しかし、純粋に疾走メタルを聴きたいという人には少し物足りないらしく、絶賛しているレビューは見かけない。
上記3曲はスペースオペラ・シンフォニック・スピードメタルという言葉が当てはまりそうなもので、ドラマティックなサウンドと共に疾走しており、クワイアとデジタリックなアレンジが宇宙の拡がりをイメージさせ、感動すら覚える壮大さを醸し出している。緩急溢れる展開も見事で、場面によっては映画のサントラのような表現力もあり、作曲力も相当高いと感じる。ヴォーカルは全てクワイアコーラスとなっており、歌モノよりもインスト曲にコーラスが乗っているという雰囲気が近い。ドラムはRHAPSODYで叩いて有名なアレックス・ホルツワースで安定したプレイを聴かせてくれる。
またその他の曲も「The Veil」「Back To The Zone」は聴き込むごとに素晴らしいと感じるようになった。メタルに限らず、シンフォニックで壮大なサウンドが好きな人にはお薦めできる作品だ。

自らメロディック・スピード・パワーメタルを名乗るバンドで、他のメロディックスピードメタルを遥かに凌駕したスピードの楽曲を聴かせることで一躍有名になった。
メロディは正直、悶涙レヴェルではない。ありふれたメロディラインとして私の耳には届く。あくまでこのスピード感と合わさることによって引き立っているメロディだと感じた。勿論、このメロディが素晴らしいというファンも沢山いるだろう。
そんなことよりもこのバンドの最大の特徴はスピードであり、そのスピード感を極上のテクニックで演出しているのが、何といってもインパクト充分のそのドラミングだ。激烈な速さのビートを正確に叩いているのは勿論のこと、リズム感と細かいフレージング、バスドラワークが大変気持ちよくバンドのスピード感を更にアップさせている。
ベストチューンは「Valley Of The Dammed」次点が「Evening Star」で。「Valley Of The Dammed」の何がいいかと言うと、Aメロが普通の8ビートのところでは、 ギターはすでに高速刻みとなっていて、 そしてAメロ繰り返しのところで激烈疾走となるという展開、 そしてスネア表打ち→裏打ちの劇的な2段構えのサビメロが素晴らしい。

これまでのメロディック・スピードメタルにおいての速度の常識を見事に打ち破ったExtreme Melodic Speed Powe