東 瑠利子(あずまるりこ)の公式WebSite。オリジナル楽曲をmp3で配信するヘヴィメタル作曲家!

この作品のリリースより少し前、HELLOWEENが「守護神伝」で衝撃を与えたが、そのほんの少し後に既にこれだけシンフォニックなスピードメタルが生み出されていたということが驚くべきことで、全曲が名曲と言えるほど完成度が高い。ヘヴィ・メタル史上に残る名作となるべき作品だと感じるほど魅力的だ。
その中でも特筆すべきは「Prelude To Oblivion」で、展開が他の一般的な音楽とは全く別物で、Aメロ、Bメロ、サビという構成は存在しない。作曲者は、そのほとばしるセンスの赴くまま作曲を進めていったのであろう。まるでクラシック音楽をメタルアレンジし、そこにヴォーカルを乗せたような音楽だ。世界で初めて作曲された、シンフォニック・メロディックスピードメタルとも言えるかもしれない。これこそメロスピ黎明期に生まれた奇跡の楽曲だ! また、アンドレ・マトスがベートーベンの「月光 第1楽章」のメロディを使い激情のバラードにアレンジした「Moonright」も絶品だ。
この曲の作曲クレジットはベースのピット・パシャレルとなっているが、All strings concept and arrangement by Andre Matosとある為、アンドレ・マトスが大きく関わっているとする説が有力か。この楽曲の多くがアンドレ・マトスによって構成されているとしたら、マトスには再びこの方向性でクラシカルシンフォニックスピードメタルを作曲してもらいたいと思う。マトスはANGRA~ソロでスピード曲も書いているが、ここまでメロディ・アレンジ共に全体がシンフォニック爆発しているというのは無かった。
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