東 瑠利子(あずまるりこ)の公式WebSite。オリジナル楽曲をmp3で配信するヘヴィメタル作曲家!

シンフォニックでネオクラシカルなメタルを演奏している日本のバンドのデモCD-R。他の同じような音楽性のバンドと比較して作曲、アレンジ技術は抜きん出ていると感じた。この音楽性は私が当サイトのレビューでも絶賛したNEMESISに相通じるものがある。自主制作盤で音質は悪くDTMっぽさも感じられるが、非常に高いレヴェルの音楽性が補って余りあると言えよう。
#1「Until We Fall」は哀愁と爽快感が同居するネオクラクサメタルで最強の悶涙曲だ。A、Bメロの展開とコーラスワーク、サビメロの盛り上がり等、全てが最高! #2「Dark Testimony」も、テンポとサウンドから少しタルい感じがするも、やはり音楽的な完成度の高さが感じられ、キャッチーなサビメロと絶品のソロパートで充分満足だ。#3「Summer 17th」はバラードで、ここでもメロディセンスは存分に発揮されるが、ヴォーカルが少し目立ちすぎかな?と感じた。
#4「Sniper」は、スピード感溢れるリズムに、切れ味を感じるA、Bメロと伸びやかなサビメロが美麗な展開を生み出していると言えよう。#5「Sky High」は曲名の通り青空に飛び立つようなイメージがあり、ソロパートはV2(YOSHIKIと小室のプロジェクト)の曲を思い出した。#6「Precious One」は、パッヘルベルのカノンのコード進行で疾走する極めて明るいメロディは、メタルとしてはあまりにも爽やかすぎると感じる程の爽快メロで悶涙させてくれる疾走曲だ。エルガーの威風堂々のメロディをソロに導入したのも決まっている。
作品全体の満足度はそこらのメロパワ/メロスピ以上で、特に#1,2,4が最高だ! これ程の作曲力がありながら現在は活動をしていないということで少し残念だ。この作品はサウンド的にもう少しパワフルな感じを出してほしかった(特にドラムの薄いサウンドは難点だった)が、プロダクションが向上すれば改善され、更なる衝撃を与えてくれただろうに。
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