東 瑠利子(あずまるりこ)の公式WebSite。オリジナル楽曲をmp3で配信するヘヴィメタル作曲家!

これはジャーマン・メタルの名作と言われ絶賛されることも多い作品だ。入手当初はメロディの魅力をあまり感じられず殆ど聴かずに終わってしまったが、改めて聴いてみると楽曲的には初期HELLOWEENを思い起こさせ、絶賛されるのも分かるなと感じた。発表当時はHELLOWEENのパクリ等とも言われたそうだが、パクリ臭はそんなに感じられず、彼らならではのメロディラインを持っていると思う。
バンドサウンド以外の装飾は最小限のシンプルなパワーメタルサウンドで、古きよきジャーマン・メタルの匂いがプンプンと漂ってくる。クサメロ、美麗メロ、激情メロはあまり存在せず、パワフルなメロディとサウンドで激烈に疾走するその音楽性は、最近のバンドで言うとIRON SAVIORのそれに最も近いと言えるだろうか。
また、熱いメロディばかりではなく一風変わったメロディラインを入れてきたり、疾走曲ばかりでもなく、楽曲のバラエティは豊かと言えるだろう。演奏的にも充分なものを聴かせてくれており、特に高音を張り上げるヴォーカルの実力はなかなかのもので、熱いコーラスワークと共に、メタルヴォーカルとして理想的なパートを創出している。
古くからのジャーマン・メタルマニアの内では名曲と言われる#1「Power And Glory」か#5「Louis XIV.」がやはりベストチューンだ。前者は終始激烈に疾走するパワーメタルで熱い! 後者はHELLOWEENでも聴けないような独特のメロディや展開を入れつつ、劇的なメロディを要所でもってくることで名曲となっていると思う。
そして#7「You And I」は私のようなクサメタラーには嬉しいメロディが存在する楽曲で、サビメロではガッツポーズだ! 最後の#9「Shoot The Fox」はギターソロが素晴らしい。
メロスピ・クサメタル大好きな私にとっては少しつまらない曲もあったが、それでもお薦めできる名作だと感じる。現在入手困難と思われるので、中古CD店等で発見したら入手しておいたほうがいいと思う。
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