東 瑠利子(あずまるりこ)の公式WebSite。オリジナル楽曲をmp3で配信するヘヴィメタル作曲家!

デスメタルらしい激しく暴虐的なサウンドとアモット兄弟によるリードギターの美しいメロディの融合のクォリティは異常に高く、極めて高い評価を得ているARCH ENEMY、傑作とされる「Burning Bridges」も素晴らしいが、この作品も負けず劣らずの名盤だと思う。それは疾走感と激烈なサウンドに加え、このバンドにとっての生命線とも言えるギターメロディが、この作品においては特に印象的だと私は感じるからだ。
ギターパートの劇メロ度においては、もしかしたら「Burning Bridges」よりもこの作品の方が充実していると言えるかもしれない。サウンドそのものはブルータル・デスメタルそのもので、2音半下げというギターのチューニングによるヘヴィネスと、全体的に陰鬱な曲の雰囲気が特徴的だ。
#1「Beast Of Man」は激烈なビートとヘヴィなギターによる破壊的なブルータリティと叙情メロディが融合し完璧なる名曲となっており、私にとってはこれがこのバンドのベストチューンだ。#2ではギターはクラシカルでもあるがそこには他では聴けないヘヴィネスと泣きメロが存在する。#3の激烈ビート、ギターリフ、4:30頃のギターメロディに悶涙し、#4の低音で奏でられる重いギターメロディに陰鬱を感じる。
#5の、激しいサウンドの隙間にツインリード~煌びやかなパートが差し込まれているのもぐっと来るし、#6は妖しいコード進行と疾走ビートのリズムチェンジに、途中のツインリードの美麗さが華を添えるといった感じか。#7の冷たく重い曲調が続いたと思ったら死ぬほどメロディアスなギターが入り感動、#8は絶望的なピアノと思ったら光が差し込むように爽快なギターが入り悶涙。そして#9の最後の、余韻を引きずるようなギターソロに胸を刺されて聴き終える、、、
改めて通して聴いてみると、上に書いたように全ての曲に聴き所があり「完璧なメロデス作品だ」と感じるに至った。日本盤はボーナストラックが3曲入っており、曲もいいとのことなので買うならば日本盤を買おう。(私は輸入盤を買ってしまったので#9で終わりのレビューになっている)
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