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『Gods Of War』 - MANOWAR

2007年02月26日

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  • ジャンル:正統派メタル
  • 国籍:アメリカ
  • リリース:2007年2月26日
  • 通算:10thアルバム
満足度:90

北欧神話のオーディンを讃えるコンセプトアルバム!初回特典なのか、ピンバッヂとステッカーがついていた。私は夫の雷Xとメロディックスピードメタルを通じて知り合い結婚したけど私と彼の唯一違う点は、私は男臭く暑苦しいヘヴィメタルも好きだということというわけでManowarの音楽は自分の好みでもあり、今作は大作であるということ、BURRN!誌でも好評価であったということで非常に楽しみにしていた。そしてその期待通り、この作品は私の熱き心を打ち抜いたのだった。しかし真のヘヴィメタル揃いを期待するとがっかりするかもしれない。というのも、クラシカルでシンフォニックなインストゥルメンタルが多数占めており、RhapsodyのSymphony Of Enchanted Lands II -The Dark Secret-のような語りでほとんどが埋め尽くされるトラックも多い。

1曲目「Overture to The Hymn of The Immortal Warriors」を聴けばそれは明らかにわかると思う。いきなり6分半のインストゥルメンタルなのだ。そしてBLIND GUARDIANで言えばNightfall In Middle-Earthのようなアルバムであるから好き嫌いが分かれると思う。当然ながら私は好きのほうに当てはまり、元々コンセプトアルバム好きということもあるのでこういう作品は大歓迎で、むしろこういった作品が出るとどんなバンドでも食いつくかもしれないし両手を挙げて喜ぶのであるじゃあ映画音楽やインスト物でも聴いていればいいだろうと思われるかもしれないが、それは断じて違う。例えばこの「Gods of War」に関して、ヘヴィメタルとは一線を画したクラシカルでシンフォニックな叙情的インストの間に組み込まれた熱き男、いや、漢の魂を身体中で感じるヘヴィメタルにこれ以上ない興奮を覚えるのだ。

特に10曲目「The Sons of Odin」では、その前の8曲目と9曲目が壮大なインストと語りで構成されているから10曲目のヘヴィメタルチューンでより一層ヘヴィメタルのもつ重圧感や熱いハートを心底感じることができる。中盤のギターソロでは震えが出そうなくらい感動し、その後の熱いコーラスと共に拳を天高く突き上げる、そして後半、また語りと共にパイプオルガンとクワイアの天使が舞い降りたかのようなパートで一気に力尽きる、このワイルドかつ繊細な展開に脱帽だ。そしてこの曲はこのアルバムで最も私が気に入った作品となった。更にタイトルチューン12曲目「Gods of War」ではシンフォニックメタルかと思うくらいの壮大なヘヴィメタルであり、中間部、ギターがマジで鳴いているフレンチホルンやストリングスと共に共鳴しながら男達の叫びがオーディンを讃える。どの曲にも言えることだけどギターソロがとにかくメロディアスで素晴らしく圧巻マノウォーらしいヘヴィメタルチューンでは3曲目「King of Kings」が超かっこいい!ほとんどがインストで占められたこのアルバムはヘヴィメタルとして決して満足出来るものではないと感じる人も多いと思う。しかしジョーイ・ディマイオ氏にとってはこれも真のヘヴィメタルであり、更にこれが”気に入らない奴は死ぬがよい” ということなんだと思う(笑)

『Triumph Or Agony』 - RHAPSODY OF FIRE

2006年09月25日

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  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2006年9月25日
  • 通算:6thアルバム
満足度:90

2曲目「Triumph Or Agony」や3曲目「Old Age Of Wonders」はなかなか良く、エメラルドサーガ全盛期にみられたRhapsodyらしい曲だとも言えるでしょう。それなりに疾走もしています。そして4曲目「Old Age Of Wonders」はフルートが美しいスローテンポな曲で非常に気に入りました。ここまではかなり良い!という印象です。しかし5〜9曲目まではダラダラとミドルともスローとも言えぬ更には劇的なメロディでもない曲が延々と続き結構ダレます。

8曲目「Bloody Red Dungeons」は勇壮な雰囲気もあるのでまぁまぁ気に入りましたが、メインは10曲目「The Mystic Prophecy Of The DemonKnight」です。これは16分半の大作で、いくつかの章にわかれており、このアルバムの1番重要な曲でしょう。ミドルテンポで後半少しだけ疾走します。しかし全体的にとても暗い印象。そして残念なのが、どの曲も劇的なメロディが存在しないことです。このアルバムはスルメ的なものなのか単にLuca Turilliのネタ不足なのかは聴きこんでみて初めて感じるでしょう。ボーナストラックの12曲目「Defenders Of Gaia」がRhapsodyのThe Power Of The Dragonflameの2曲目「Knightrider Of Doom」の2分32秒〜のギターソロをサビで歌メロとして歌っています。

『Advance To The Fall』 - GALNERYUS

2005年03月23日

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  • ジャンル:メロディックスピードメタル
  • 国籍:日本
  • リリース:2005年3月23日
  • 通算:2ndアルバム
満足度:90

日本が世界に誇れるメロパワクサメタルバンドの2nd。今作では疾走曲が半分以上なので疾走大好きな人には嬉しいだろう。音楽性は、基本的に前作と殆ど変わららないイングヴェイ系ネオクラギター+日本人好みのクサさに加えて切れ味鋭いメロディと作り込まれたアレンジで疾走しているというものだ。新要素としてはリズムにプログレッシブなアプローチがみられるぐらいか。というわけで前作を気に入った人は安心して聴けるだろう。

しかし、衝撃という点においては前作ほどではないかな。これはもうひとつ突き抜けてこないサビメロが原因かもとか思った。いや、充分に突き抜けたサビメロと言えるだろうが、前作があまりにキャッチーすぎたからこんなことを感じたのだろう。それより今のこのバンドにおいて凄いと思わせるのは、既に円熟の域に達したとも思わせる編曲かもしれない。聴き込んでいけばいくほど、インパクトよりも、アレンジによる旨みというような、そんな美味しいところが詰まって大変充実していると強く感じるようになった。しかも、複雑なアレンジが施されているにも関わらず違和感というものを覚えない。

これは、何だか若いバンドというより、GAMMA RAYANGRAのようにキャリアを積んだバンドの作品を聴いているような、円熟していることによる安心感すらある。疾走曲が大部分を占められているにも関わらず、円熟していると感じさせる作品はなかなか無い。ギターのSyuのプレイも素晴らしいとしか言いようが無いので、美しい泣きのギターソロを何よりも好む者も楽しめるし、そしてメロスパーは勿論楽しめるし、単純なメロスピに飽き飽きしている者も楽しめるし、末永く楽しめる作品となろう。

2曲目は、前作の2曲目を思い出させるメロディと構成の名曲で文句なし。ツインリードのメロディは、これぞ和製究極クサメロって感じだ! 3曲目は、ピロピロ+リズムチェンジのコンボで悶絶のBメロ〜爽やかさと哀愁がたっぷりのきらびやかなサビメロにもっていかれる。5曲目SONATA ARCTICAを意識したのかなと思わせるイントロのKey、コード進行などがありなかなかの曲。間奏とラストのソロパートが特に美しい。サビメロは、AXENSTAR1stのような淡々としたコーラス歌唱ならば尚よかったかなぁと思ったりした。

7曲目は、このバンドが持ちしセンスを強烈に感じる疾走インストだ。ただ疾走して劇メロを奏でているだけではなく。そこには緻密に計算された構成があるようだ。8曲目は前半勇壮、Aメロ最後ギターが駆け上がりBメロに入ると下降して盛り上がりを生み出し、そしてBメロではドラムとギターのフレーズ応酬に悶絶って流れが最高に気持ちいい。そしてサビでいきなり疾走となるが、疾走感よりじっくり表と裏のメロディを聴かせるって感じ。13曲目は、疾走とプログレッシブという両極とも言えるリズムが1曲の中に存在しているのが素晴らしい。

非疾走曲にも充分楽しめるのは前作と変わらない。プログレッシブなリズムアプローチが効いてかより深く音の世界に没入できるという感じだ。4曲目は、イントロのリズムが裏表入れ替わる瞬間が最初は気持ち悪いと思ったが、これがじわじわと効いて来る快感だ。この曲最初はクソ?とか思ったけど結局気に入った。9曲目はメロディは勿論よいし、これまたリズム的に目を見張るところのある曲だ。複雑なギター、溜めたリズムもあるAメロ、ピアノが華麗に舞うところでのドラミングなど色々あり! 11曲目はよくあるメロディックメタルが拘りのアレンジにより味わい深い曲に! 最後のサビメロにおけるリズムの妙がシンプルなメロディを大きく彩っているのがいいなっ!、、と、やはり歌メロよりアレンジに耳が行く。

2ndで早くも円熟していると感じさせる作品を発表したこのバンド、次作では何が飛び出てくるのだろうか。充実の極みと言える作品を2枚連続で生み出してくれたということで、次作では何を試みても失敗はしないような気もする。今のこのバンドならば、複雑なプログレをやっても直情メロスピをやっても、何をやっても最高のものを生み出してくれるだろう。(雷X)

タグ:GALNERYUS

『Cradle Of Insanity』 - SERPENT

2005年01月01日

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  • ジャンル:メロディックデスメタル
  • 国籍:日本
  • リリース:2005年
  • 通算:1stアルバム
満足度:90

陰鬱な雰囲気の中、クラシカルなメロ、究極の激情クサメロを奏でながら疾走する様が、あまりにもドラマティックで涙を誘う音楽性を持っている叙情メロデスバンドだ。クサメロの質はやはり日本産と感じられるもので、感性を刺激しまくる劇メロが涙を誘う。ツインリードギターの美しい響きに加え、シンセは勿論ピアノのアレンジも入り、これが更に哀感を高める要素となっている。このバンド、前身はヴィジュアル系バンドだったようで、そういったのバンドで多く聴かれる音の響きも頻繁に登場している。

まずはメインのメロとリフが最高なのは勿論、単なるクサメロに留まらない構成のギターソロから3拍子のパートに入るのが斬新な#2「Bloody Gates」で既に相当な作曲力を備えていることを感じさせる。作曲者は作曲法について専門的に学んでいたらしいが、そのこともあってか抜群のメロディの構成力だ。

そして何と言っても#4「Siren Night」が最高だ! 3拍子のパートも含む構成は完璧な出来と言え、全体を埋め尽くすクラシカルな激情メロディがたまらない。特に3:20からのギターソロは究極のクラシカル・シンフォニックパートであり、これ以上の悶涙ソロパートは殆ど無いと言っても過言では無いほど素晴らしい!

その他の曲も全て名曲だし、演奏力も充分で、世界のシーンで戦える実力を備えた稀有なジャパニーズメロデスバンドと言えよう。この作品で唯一惜しいのは、このバンドの自主制作盤である「Bloody Gates」よりもリードギターの音が小さくて聴き取りづらいことで、もう少しギターメロディを強調してほしかったことか。それは特に「Siren Night」のギターソロにおいて強く感じた。(雷X)

『Reckoning Night』 - SONATA ARCTICA

2004年09月22日

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  • ジャンル:メロディックスピードメタル/メロディックメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2004年9月22日
  • 通算:2ndアルバム
満足度:92

4thとあって、これまでかなりお気に入り度が高い作品が多かったので今回も期待しまくっていたのですが、やはり期待通りで最高でした。じっくり聴くよりかはその疾走感とメロディの良さを気楽に楽しめるところがソナタのいいところです。あと、私はヴォーカルのトニーカッコの声が好きなんですよね。メタルっぽくないっていうのかな。メタル向きな声はしてないけど他バンドにはないその独特なヴォーカルが好きです。どんな楽曲を作っても独自のソナタ色が出るのもこのヴォーカルあってこそっていうのもあると思います。

1曲目「ミスプレイスド」 オープニング疾走チューンです。ソナタらしい哀愁美なメロディでスピーディに展開していく気持ちの良い曲。購入当初は冒頭の音飛び現象みたいな部分に疑問を抱いて質問している人が多かったが仕様だということでいまやそんなことをいちいち言う人もいなくなりました(笑)

3曲目「エイント・ユア・フェアリーテイル」 好きです(笑)ソナタらしさ抜群なスピードチューン。狼のガルルルル・・・・!という唸り声から始まる爆裂疾走イントロ既にここでノックアウト。かっこいい!!!!!!! うおーーーー!!やっぱソナタはこういうのがいいよなぁ。スピーディーな曲だがとてもキャッチーなメロディがのっかっており思わず一緒に歌いたくなること間違いなし。1曲目より更に好きです。中間部、「オーーーオー」コーラスがいかにもソナタらしく最高。その後のソロ前のメロディもいいですね。エンディングのヘヴィさが更にヘイル度アップ。この曲はメロディも最高でかなり何度も聴いてしまいます。

4曲目「レコニング・デイ、レコニング・ナイト」は寒い・暗い・怖い・不気味の四拍子揃ったインストゥルメンタル。このダークな雰囲気から凍えそうな感情が襲ってきます。ドキドキします(笑最後の時計のカチ・・・カチ・・・という音が特に鳥肌モノで次の曲への繋ぎに最高な雰囲気を作ってくれています。

5曲目「ドント・セイ・ア・ワード」 これもかなり好きです。買った当初は特に好きではなかったのですが聴いてるうちにこれは最高だ!と思えるくらい好きになりました。ヘヴィでクールな1曲!今ではこの曲がこのアルバム内で1番好きなくらいです! リズムが気持ちいい!!! これは2ndの4曲目の「ジ・エンド・オブ・ディス・チャプター」の頭のおかしい男の続編らしいです。なので歌詞がまたイカれてます。あっちはバラードでしたがこっちはアップテンポです。聴いててかなり気持ちの良い1曲で大好きです。

6曲目「ザ・ボーイ・フー・ウォンテッド・トゥ・ビー・ア・リアル・パペット」Aメロの出だしが既に好き(笑)絵本の様な話を語りかけるかのようなドラマティックな曲。ほぼ会話のみで成し遂げられる展開で奇妙でおもしろい曲です。トニーカッコが、ピノキオの逆パターンみたいな曲だといっていましたがまさにそうです。しかしソナタの歌詞ってどれも奇妙だったりネガティブだったりするものが多い。それに哀愁メロディやキャッチーさが加わってソナタらしさを生み出しているのだろう。最も歌詞は後付らしいが(笑)

7曲目「マイ・セリーヌ」 トニーではなく、ギターのヤニが書いた曲です。3rdアルバム6曲目の「ヴィクトリアズ・シークレット」によく似ています。サビメロがアジアンテイストなところなどもそっくり。3曲目同様、ソナタらしさが溢れていて大好きです。サビの後、ソロまでをかなり引っ張るところなんかが哀愁漂ってて好きです。ヤニが書いた曲なのに特にギターソロがメインになっているワケでもなく飽く迄もトニーのメロディヴォーカル&お得意のキラキラあってこそのソナタチューン。最後は王道の転調で更にこちらの感情を高ぶらせます。

8曲目「ワイルドファイア」 買った当初、1番気に入った曲がこれ!!!もちろん今もこれが1番か2番目に大好きです。奇妙な語りから始まる爆裂ヘヴィチューン!!!ソナタのここまでヘヴィな曲ってのは今までにない新しさがあり、イイ!! 非常にアグレッシヴで最高にクール!!!!!!!!! トニーのヴォーカルもかなり頑張ってヘヴィさだしてます。サビがかなりソナタ度高しで余計にテンションがあがってきます。1回目サビが終わった後の展開は度肝抜かれましたね〜いきなり明るい調でおもしろく、かなり盛り上がってくれます。テンションあがります。その後はもう畳み掛けるかのような展開の連続でリズム変化あり更にヘヴィバッキングが心揺さぶる素晴らしいモノとなってます。何度聴いても飽きないとても気持ちが良い曲!!!!!! うおおおおお最高だ!!!!!!!!!

9曲目「ホワイト・パール、ブラック・オーシャンズ」 この曲のメロディ最高です(涙)トニーのヴォーカルはこういう曲に1番合ってる感じで安心して身をゆだねられるというか、ソナタ大好き・・・。この曲は8分47秒の大作ですが気づけばすぐ3分くらい経ってるので長さなんかは全く感じません。むしろ全パート良すぎて短いくらい。なんか北欧っぽさを感じる寒さが襲ってくるような曲。途中からアップテンポになるのですが疾走とまではいかず。ホントにメロディがね・・・最高なのだよ・・・!!! 思わず頭に残って気づいたらこの曲のサビを鼻歌で歌ってます。展開が多すぎて全体的にわかりにくい部分もあるが、進行を遂げていく曲という発想が1番合っているかもしれない。

10曲目「シャーマンダライ」 このアルバム内唯一のバラードです。トニーのボーカルはバラード映えするのでかなり美しいですね。ただ、ソナタのバラードの中で1番好きかと言われたら違うけど(笑)やっぱ「レプリカ」や「タルラー」や「レター・トゥ・ダナ」が1番好きなので。11曲目「レキング・ザ・スフィア」は日本盤ボーナストラックです。1stのボーナスだった「メリー・ルー」以上の良さは感じられないが可もなく不可もない疾走ナンバーというわけで、今回もソナタはらしさが出ててとても良かったです。

私は3曲目〜8曲目くらいにかけての流れが1番好きです。特に5曲目の「ドント・セイ・ア・ワード」と8曲目の「ワイルドファイア」にはやられました。疾走チューンでは3曲目の「エイント・ユア・フェアリーテイル」が最高♪ 12トラック目にすっとこどっこいなお遊びジャムセッションが入ってますが、これは・・・いらないと思う(笑。

タグ:SONATA ARCTICA

『A New Dawn』 - ORION RIDERS

2004年01月23日

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  • ジャンル:シンフォニック/プログレッシブ/スピードメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2004年1月23日
  • 通算:1stアルバム
満足度:92

クラシック音楽に影響を受けた音楽性をベースに、疾走パートあり、プログレッシブなパートありの多彩な音楽を聴かせる。大仰なオーケストレーションとクラシカルなフレーズを随所に散りばめ、ヴォーカルメロディは激情のメロディだ。サウンドは自主制作盤ゆえ不十分だが、完璧ともいえる楽曲群が補って余りあると言える。

驚くべきは、この手のB級バンドでは特級ともいえるヴォーカルの実力だ。ANGRAをはじめとしたブラジルのメタルバンドのヴォーカリストを思い起こさせる歌いまわしと声質は、このバンドの楽曲をより光り輝くものとしていると同時に、感情を曲に封じ込めることに成功していると感じた。超高音でも衰えを知らないパワーと繊細な表現力には恐れ入った。バンドの演奏力も申し分ないと感じた。

気に入った曲のことを書くと、「Whispersは」シンプルなメロディックスピードメタルで、特にイントロの最後のあたりのメロディとサビのメロディから悲哀を感じた。私は哀メロを聴いた時の感動を「青い涙が流れる」と表現するが、このメロディは「感動」というより「胸をつぶされそうな慟哭」に感じられ、まさに「血の涙が流れる」と表現するに相応しい。同時にANGRAに代表されるブラジルのメロディック・メタルバンドを彷彿とさせる爽快さすら感じさせる名メロディとなっている。

A New Dawn」は構成力抜群の楽曲で、曲の後半でやっと疾走するサビメロが聴け、これも大満足のメロディで、爽快であり悶涙もできるメロディと言える。また、Bメロにあたる部分の哀感も満点だ。そして「Old Symphony」があまりにも素晴らしい。クラシカルでシンフォニック、そして完璧で飽きさせない曲構成、シンフォニック・メロディックパワーメタルの大傑作と言えよう!

他の曲は、例えばDREAM THEATERあたりのプログレッシブ・メタルバンドが好きならば充分悶絶だろう。しかしオレにはちょっと退屈に感じられるものだった。(雷X)

『Colors Of Conflict』 - MASTERPIECE

2004年01月01日

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  • ジャンル:シンフォニックスピードメタル
  • 国籍:日本
  • リリース:2004年
  • 通算:1stアルバム
満足度:90

(このレビューは、バンドの自主制作盤としてリリースされた2ndミニアルバムのものだが、上記購入リンク先は、現在同タイトルで発売されているデビューアルバムをリンクしてある)

最初聴いたときは、RHAPSODYの2番煎じ?という感じであまりピンとこなかったのが、何度も聴くうちにこのバンドならではの疾走感とクサメロにすっかりやられてしまった。何よりもRHAPSODYには殆ど無い裏打ち疾走満載で、メロディの質もマイナーキーのクサメロが満載なのが素晴らしい。更にソロパートでの構成も決まっており、RHAPSODYが疾走した上に、SONATA ARCTICAのようなソロパートがあるバンドと言えるだろうか。全体を聴いても、この2バンドからの音楽的影響を強く感じるバンドだ。

Coloers Of Conflict」は、Bメロ〜サビメロの劇的展開、そして壮大なメロディが激烈に疾走となり、そこで何度もリズムチェンジを繰り返す様に悶絶だ! 「Eternal Scream」は初っ端から疾走、サビでまた壮大に疾走という曲で嬉しくなるな。「Footprints In The Hamlet」はスローなインスト曲で、メロディの組み立てのうまさを感じ取れる絶品の民謡調メタルだ。「One For All The Nation」は一風変わったオペラティックなミドルテンポ曲で、RPG風味のシンフォニック疾走だけではないこのバンドの引き出しの多さを予感させる。

Bring Me Back」はまるでSONATA ARCTICAを意識した楽曲で面白く、間奏はシンフォニックだったりしていい感じだ。そして「Gush Out」は、イントロのストリングス〜笛〜ストリングスと続くメロディに痺れ、疾走感と哀愁溢れるAメロ、壮大に疾走するサビメロと、シンフォニック〜ソロ〜笛でシンフォニックという展開抜群の間奏で悶絶! オレがこの手の音楽に求める要素が全て詰まった名曲だ。

演奏、サウンドも決して悪くは無いレベルだと思うので、RHAPSODYは大好きだけど、もっと疾走感があるRPGシンフォニックメタルを聴きたいという人は気に入るかもしれない作品だ。(雷X)

『Star Tales』 - DOL AMMAD

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  • ジャンル:シンフォニックトランスメタル
  • 国籍:ギリシャ
  • リリース:2004年
  • 通算:1stアルバム
満足度:90

自らエレクトロニカ・アート・メタルを標榜するギリシャのバンドで、演奏隊5人+クワイアコーラスが男7人と女7人というメンバーで成り立っている珍しいバンド。ヘヴィ・メタル作品というかどうかというと微妙で、トランスミュージックのような楽曲も入っているが、疾走曲である「Eclipse」「Master Of All」「Vortex 3003」があまりにも素晴らしいのでオレは買ってよかったと思っている。特に「Eclipse」全部と「Vortex 3003」のイントロの劇走と1:30〜と3:30〜の展開が最高だ! しかし、純粋に疾走メタルを聴きたいという人には少し物足りないらしく、絶賛しているレビューは見かけない。

上記3曲はスペースオペラ・シンフォニック・スピードメタルという言葉が当てはまりそうなもので、ドラマティックなサウンドと共に疾走しており、クワイアとデジタリックなアレンジが宇宙の拡がりをイメージさせ、感動すら覚える壮大さを醸し出している。緩急溢れる展開も見事で、場面によっては映画のサントラのような表現力もあり、作曲力も相当高いと感じる。ヴォーカルは全てクワイアコーラスとなっており、歌モノではなく、インスト曲にコーラスが乗っているという感じだ。ドラムはRHAPSODYで叩いて有名なアレックス・ホルツワースで安定したプレイを聴かせてくれる。

またその他の曲も「The Veil」「Back To The Zone」は聴き込むごとに素晴らしいと感じるようになった。メタルに限らず、シンフォニックで壮大なサウンドが好きな人にはお薦めできる作品だ。(雷X)

『The Flag Of Punishment』 - GALNERYUS

2003年10月22日

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  • ジャンル:メロディックスピードメタル
  • 国籍:日本
  • リリース:2003年10月22日
  • 通算:1stアルバム
満足度:90

当時この作品を聴いた時、ついにジャパニーズ・メロディックスピードメタルの決定版が登場したと思った。ギターはYngwie Malmsteen的ネオクラ要素に、日本人独特の感性で生み出されたクサメロを加え極めて高いレヴェルで融合していると言えるサウンドだ。

メロディはクサいと同時に歯切れがよく、並みのセンスならばありがちなメロディで終わるところに一味加えることに成功している。そしてアレンジの完成度も高く、じっくり考えられた理想的アレンジと感じた。

1曲目のイントロは最高で、私のメタル人生でも最高級のイントロだ。シンフォニックなアレンジも完璧で、本編聴く前に悶絶死しそうだ。 そしてイントロ終わったら衝撃的な入り〜サビメロも典型的悶涙メロディも最高で、Bメロ後半のヴォーカルリズムに切れ味を感じる。最後のBメロの声が変になるのだけちょっと減点かな? 11曲目はクラシカルなフレーズ、アレンジ、劇的な展開、激烈な演奏、全て噛み合って衝撃を与える名曲!(雷X)

タグ:GALNERYUS

『Winterheart's Guild』 - SONATA ARCTICA

2003年02月21日

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  • ジャンル:メロディックスピードメタル/メロディックメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2003年2月21日
  • 通算:3rdアルバム
満足度:92

ソナタ・アークティカの待望のサードアルバムです! 今回は初回生産分はスリップ・ケース仕様でスペシャルトレーディング・カード1枚同封、オリジナルTシャツが当たる応募券付きなど、邦楽のアイドルのアルバムみたいな特典つき(笑)ちなみにあたしのトレーディングカードはトニーカッコでした。トニーかヤニがいいなと思ってたので嬉しいですね。今アルバムからミッコ・ハルキン(Key)が脱退したのだがそれにかわるキーボード・プレイヤーとしてヘンリク・クリンゲンベリを動員しています。アルバム内容は、これまで同様にスピードチューンを中心にミッドナンバー、バラードナンバーまでたっぷり収録した満足な1品。誰がどんなレビューを書こうと、私はこのアルバムを待ち望んでいたので聴いただけで、あ・・・ソナタだ・・・(涙)と嬉しくなってしまいました(笑 何よりどの曲もメロディが最高なんですよね。これだけでも充分満足できました。どちらかと言えば2ndに近いアルバムですが、2ndよりも私の評価は上ですね。ジャケットのほうも、2ndより全然良いですし。全て1stの良さには及びませんが充分充実した楽しめるアルバムです!

1曲目の「アバンダンド、プリーズド、ブレインウォッシュド、エクスプロイテッド」はタイトルがクソ長いんですが(笑)ソナタ・アークティカらしいスピードナンバーで初っ端この曲からソナタの世界へ引き込まれる感じで思わず目が輝いてしまうようないい曲です。この曲は非常に好みです!! 2曲目「グレイヴンイメージ」は美しいピアノ&ヴォーカルインからメインに入ると疾走しだすパワフルナンバーです。といってもこれくらいだとミディアムなのかな? この曲もいい感じですね。4曲目「シルヴァー・タング」これはかなり好きです。というか私はこういうリズムに弱いので(笑思わず体が動き出しそうになるこのリズムとメロディは好きですね。5曲目「ザ・ミザリー」はとてもいい曲です!バラードなんですが、私にとってはソナタの大好きバラードナンバー「タルラー」や「レプリカ」くらい気に入りました。いい曲です!

さて6曲目「ヴィクトリアズ・シークレット」と9曲目「ザ・レスト・オヴ・ザ・サン・ビロングズ・トゥ・ミー」はソナタ大好きならうっとりのパワフル疾走ナンバーです。どこまでも突きすすんでいきたい、そんな気分にひたれます。「ヴィクトリアズ・シークレット」は、2ndの「サンセバスチャン」みたいな曲だと思ってください。サビがアジアンテイストでいいメロディです。 で、7曲目「シャンペン・バス」なんですが、これかなり好きです! 思わず一緒に歌いたくなるような曲ですね。叫んだりしたい(笑)展開的にもおもしろくて、カリンバみたいなのが入ってたりとかいろんな意味で楽しい曲です。11曲目の「ドロー・ミー」はとても私好みで情熱的なボーカルのバラードには感動でした。

少し10曲目の終わり方が気に入らなかったものの充分楽しめるアルバムでした!私は2ndより好きになりましたね〜♪車の中でカップルで聴いたら盛り上がるんじゃないでしょうか(笑)どことなく大人っぽい仕上がりですし。バラードも最高だし。やっぱソナタいいな〜♪最初から最後までぶっ通しで気持ちよく聴けるアルバム、そんな印象です。そう、ソナタは何よりもメロディがいい!! というのを再確認させられた様なアルバムでした。ギターやドラムなどは単調でつまならない感じなのですがこのアルバムのメロディは最高!にいいです!女性うけしそうですね。やっぱりソナタは様式美・・・!キラキラキーボードも大好きだしソナタ・アークティカ最高!。

タグ:SONATA ARCTICA

『A Night At The Opera』 - BLIND GUARDIAN

2002年03月01日

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  • ジャンル:メロディックパワーメタル
  • 国籍:ドイツ
  • リリース:2002年3月1日
  • 通算:7thアルバム
満足度:92

まず始めに、私にとってブラインド・ガーディアンはドラムが楽しい! というわけでブラインドガーディアンの7thアルバムです。このアルバムのコンセプトだからしょうがないのかもしれないがほとんどコーラスというか、コーラスが強いので普通になんとなく買って聴くと、なんだこれ?って思うかもしれないが私は聴けば聴くほどハマっていきました。でもそこまで好き!ってほどではないです。ぶっちゃけて言うとメロディは全く印象に残らず!というのもなんかハッキリせずふわふわ〜っとして最初から最後までが終わっちゃう。でも聴きこんでいくとなぜかこれにハマっていってるので、決して私はこういうのは嫌いではないです。ドラムだけ聴いてるのも楽しいくらいドラムはパターンが多くて楽しめる。

あまり印象に残る曲がない中で、ひときわ目立ついい曲があります!2曲目の「バトルフィールド」です。この曲はとにかく素晴らしい!!!こ・・・これこそ超名曲なのでは!??!?!?!展開も多く、何から何までが楽しい。本当にいい曲です。すっごく明るくて疾走してて盛り上がってとにかくテンションが高くなります!気分はめちゃめちゃ最高潮!!!!!!!1曲目の「プレシャス・エルサレム」もなかなか良いです。

あと7曲目の「ソウルフォージド」は3連の曲で、かなり好みです。ここにもバトルフィールドらしきメロが出てきます。全体的には印象薄い感じの曲が多い中で「バトルフィールド」があるからこそこのアルバムの質がめちゃめちゃ良く感じるのは私だけだろうか(笑)でも3rdみたいな私の好きなブラインドガーディアンの方向性とはちょっと変わってきている感じがするので・・・次作に期待。だって、あれ?ハンズィどこいっちゃったの??って思うくらいヴォーカルがクワイアに飲まれてる。。。

『Gate Through The Past』 - HOLY KNIGHTS

2002年01月01日

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  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2002年
  • 通算:1stアルバム
満足度:90

RHAPSODYと同系統のシンフォニック・エピックメタルを演奏しているバンドで、日本盤も発売されたが、サウンドはB級くささが相当感じられるもので、高いクォリティのサウンドを期待すると厳しい作品だ。

それを我慢して聴き込むと、このバンドには、単なるRHAPSODYフォロワーに留まらない独特の音楽性を持っていると感じた。RHAPSODYのようにとにかく徹底的にシンフォニックで重厚というより、軽いプロダクションとチェンバロ等の煌びやかなアレンジのせいか、どこかまったりした雰囲気で繊細な旋律とアレンジが散りばめられている。

#3「Lord Of Nightmares」がオレのベストチューンで、クラシカル爆発なイントロ〜フックのある展開、コーラスを絡めたサビメロ、RHAPSODYの1stを思い出させるギターソロ、全てが最高だ! #5「Gate Through The Past」は、ミドルテンポにクラシカルなメロディで味わい深い曲だ。初めて聴いた時「このサビメロは独特だ」と思った。

#8.9「Quest Of Heroes」のクラシカルでロマンティックな展開美、そして泣きのメロディにはただただ感動するのみで、最後を疾走で締めくくり、この曲の流れを引き継ぐ曲である#10「The Promise」へと流れるような展開となっているのも素晴らしい。また、ここで紹介した曲以外も、楽曲のクォリティはかなり高いと言っていいだろう。

現在は活動はしておらず、この作品もいずれ存在を知っているのはごく僅かのマニアだけ、となってしまいそうだが、是非ともこんな作品があったということを後世に伝えていきた作品と言えよう。2008年4月現在まだ新品で買えるようなので、RHAPSODY等のトップクラスのバンドだけで飽き足らなくなったら聴いてみるのもいいだろう。(雷X)

『Rain Of A Thousand Flames』 - RHAPSODY

2001年11月13日

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  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2001年11月13日
  • 通算:4thアルバムのプロローグ
満足度:92

このアルバムは次作「Power Of The Dragonflame」のプロローグといういうことで、4thアルバムとはされないことが多いという変わった位置づけの作品だ。しかし内容はフルアルバムに近い充実度を誇っている。

1曲目はバンド史上最速のテンポを誇る激速疾走曲で興奮させるが、その後はシンフォニックでダークな楽曲が続く。ドヴォルザーク「新世界より」のフレーズを導入した最後の大作「The Wizard's Last Rhymes」がよく話題にのぼるが、「Queen Of The Dark Horizons」も実は聴き込む程に素晴らしい楽曲と感じられる。

RHAPSODYファンならば大満足間違いなしの作品だが、プロローグということで、今までのフルアルバムに匹敵するとはいえないが、それは位置づけからして当然のことで、本来出す予定ではなかったというこのアルバムが聴けるということだけで嬉しく思えるところだ。(雷X)

『Silence』 - SONATA ARCTICA

2001年06月21日

CDジャケット画像
  • ジャンル:メロディックスピードメタル/メロディックメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2001年6月21日
  • 通算:2ndアルバム
満足度:92

1枚目からメンバーが結構変わっているんですがこちらSONATA ARCTICA のセカンドアルバムです! 2枚目のこのアルバムはエクリプティカ同様捨て曲一切なし! 1曲目の「オヴ・サイレンス」のまるで映画の始まりかのような感じがそのまま2曲目「ウェブ・アレジー」につながるので吸い込まれるというか確実にSONATA ARCTICA の世界に連れて行かれるという感じです。そして「ウェブ・アレジー」ですがキャッチーでスピード万点でメロディも最高でかなり良い!!!!

そして3曲目「フォールス・ニューズ・トラヴェル・ファスト」ですがこの曲もかなり私好みです。こちらは神秘的疾走といった感じでしょうか。そして4曲目「ジ・エンド・オヴ・ディス・チャプター」これはバラードですが私はホントにホントにこれが好きです。歌詞が微妙に怖いんですが(え?っていうかストーカー??みたいな)なんかすっげぇ好きなんですよね。5曲目「ブラック・シープ」は微妙に3拍子?!で驚きな曲ですがメロディアスに疾走します。さて8曲目「サン・セバスチャン」はすっごい好きです!!!もうSONATA ARCTICA のシンボルみたいな感じにも思えます。バラードが多いこの曲ですが11曲目の「タルラー」が物凄くいいんですよ・・・・・。ピアノがめちゃくちゃきれいですしメロもいい。

そして12曲目の「ウルフ・アンド・レイヴン」がこのアルバムの中で1番疾走していて激しい曲だと思います。これも気持ちが良いほど疾走感タップリでいいですよ! しかし疾走チューンを激しく好む人には1stのほうがいいかもしれません。ファーストと同じく疾走しまくりなナンバーが多いと思ったらそれは間違いですので(笑)はっきり言って私には選べませんが(笑)どっちのアルバムも最高です! 私にとっては個人的に好みなバラードが多いので疾走スピード感とメタルバラードを両方楽しめるアルバムなので私は大好きですね。演奏もより様式美に・・・!ソナタ・アークティカ最高だ・・・マジで。何度聴いても飽きないんですよホント。

タグ:SONATA ARCTICA

『With Vilest of Worms to Dwell』 - HOLLENTHON

2001年06月11日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックゴシックメタル
  • 国籍:オーストリア
  • リリース:2001年6月11日
  • 通算:2ndアルバム
満足度:90

アルバムジャケットが腕が蛇になっていたり、人頭のタコが描かれていたりして気色悪いことこの上ないのだが、サウンドも、そのジャケットのイメージどおり気持ち悪い響きの音がよく登場する。映画の恐怖のシーンで使われそうな音楽で、ホラーヴァイキングメタルとも言うべき音だ。

初めは薄気味悪いなぁ、と思いながら聴いていたが聴き込みによってそれが独特でいいと思うようになった。更に聴いていくと、埋もれさせておくのは大変勿体無い大傑作だと感じた。ヴァイキングメタルやゴシックメタルの要素に、映画音楽風味なオーケストレーションが加わったサウンドのクォリティは大変高く、プロダクションも素晴らしい。メロディも展開もよく練り込まれていて全てに聴き所があり、更に華麗なギターソロもあるとくればもう言うこと無しだ。

その中でも特に素晴らしいのが「To Kingdom Come」で、RHAPSODYをはじめとしたシンフォニック・パワーメタルにおけるクァイア・コーラスが好みならば、この熱き昂ぶるコーラスには悶絶必至だ!(雷X)

『Timeless Depurture』 - SKYFIRE

2001年03月12日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックメロディックデスメタル
  • 国籍:スウェーデン
  • リリース:2001年3月12日
  • 通算:1stアルバム
満足度:92

煌びやかなシンフォニックサウンドを用いたメロディックデスメタルを演奏している。美しいメロディと劇的な展開とサウンドは過去のどのメロデスよりも徹底的と言え、ドラマティックな音の洪水に悶涙間違いなしの作品であろう。

イントロはシンフォニックメタル作品そのもので、これがメロデス作品であることは分からないような、北欧のバンドらしい冷たさも感じさせる劇的なイントロからして期待を抱かせ、基本的にミドルテンポながら緩急自在の展開と美メロで魅了する#2、民謡調だったりクラシカルだったりプログレッシブなパートもありで聴きごたえのある#3、そして作品のキラーチューンとも言える#4「Skyfire」の激烈な展開と狂おしい程に劇的なメロディは、まさにこれこそ究極のシンフォニックスピードメタルと呼べるものだ。

そしてオレは特に#7「Dimensions Unseen」に衝撃を受けた! Aメロのピアノとギターの流れるようなフレーズの絡みが美しく、次にキャッチーかつヘヴィな疾走パートへ移るのが堪らない展開美で大興奮で、展開は少ないもののこれらのパートだけで大満足な1曲!

これ程までに素晴らしい作品ではあるが、ヴォーカルの弱さは一般的に欠点として指摘されるところだろう。しかしオレはこの作品を買った当時、メロデスを聴く時はVoは殆ど気にていなかったので、ヴォーカルの弱々しい声も全く気にならなかった。(雷X 2016/12/01修正)