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『CloudRiders Part1 - Road To SkyCity』 - KERION

2012年09月25日

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  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル
  • 国籍:フランス
  • リリース:2012年9月25日
  • 通算:3rdアルバム

 

満足度:96

アルバムタイトルにPart1と入っているあたり、RHAPSODY等のように、ストーリー性の高いエピック・シンフォニックメタルを、アルバム数枚単位で完結することを目指したであろう作品だ。歌詞を見てもいかにもファンタジーだと言わんばかりの言葉が並び、サウンドも想像通りの大仰なもので、シンフォニック・パワーメタルのファンならば楽しむことはできると思うが、一聴しただけではオリジナリティが欠如していると感じるリスナーも多そうな仕上がりだ。またメロスパーには疾走感が足りないと感じる人も多いだろう。しかしオレはこの作品からそういったネガティブな感想は沸いてこない。

その理由は大きく2つで、まずこの作品からオレは、コーラス(クワイアのパートよりも女性ヴォーカルのパートが気に入った)やオーケストレーションやギターをはじめとした、ヴォイシング、リズム、音色に対する感覚が、オレの理想とするものにどこまでも近い、と感じたことがある。これについて特に顕著なパートは後程の#1〜2、#14の感想において記した。勿論こういったことを感じるのもプロダクションが良質ということがあるからだ。バンドサウンドのパワー感とオーケストレーションが高いレベルで共存しているのが気持ちいい。

もうひとつは、作曲的特徴として、Aメロ、Bメロ、サビメロという展開に捕らわれず自由に作曲している印象を受け、それが個性につながっていると感じたからだ。特に目立つのはAメロからすぐにサビメロという展開の曲で、#6「Fireblest」に至っては、コーラスを含むサビメロとAメロ、そして展開部、ソロのみという構成だが、コーラスがRHAPSODYのアルバム「Dawn Of Victory」イントロを思い出させ笑わせてくれるものの、そのキャッチーなフレーズにより素晴らしい仕上がりとなっている。また、#8「Never More」は他の曲とは対照的に歌メロのパート数が多かったり、通常Bメロにあたるであろう部分に歌が入っていなかったり、めくるめく展開が気持ちい曲であった。

オレは#1〜2の流れが作品中最も気に入り、何度も聴き返した。まずは#1「Rider's Theme」はよくあるイントロという感じだが、バンドサウンドと絡むことで壮大さがより強く表現された素晴らしいイントロと感じた。例えば1分半過ぎはギターがパワフルに入るだけだが、その後のドラミング等も含んだパワー感により盛り上がり方は半端ではなく、大仰なメロディと相まって早速熱くさせてくれる。

続く#2「The Map」は重厚なミドルテンポ曲で、サビメロはメロディとしてはよくあるタイプのものだが、クワイア・コーラスの重厚感と女性ヴォーカルの入り方によってスペクタクルなパートとなっている。2度目のAメロで、ヴォーカル・ベース・笛の対旋律での絡みと後半高い方でハモりを入れる女性ヴォーカルといったところも聴きどころだ。ソロ後、アコースティックギターと後に絡んでくるストリングスが哀愁美を演出し、エンディングへと向かう展開美も完璧だ。個人的にこれ程つぼに入る曲も珍しく、壮大さと哀愁美を1曲の中に高いレベルで共存させることに成功した名曲と言えよう。

その後もストーリーに沿ったと思われる雰囲気を重視した良質のシンフォニックメタルを聴かせてくれる。特に印象深かったのが#7「Tribal Vibes」と#10「「Ghost Society」で、巧みな編曲により、見事にストーリーに相応しい雰囲気を描き出すことに成功しており、その作曲力には高いポテンシャルを感じさせられた。前者は一風変わったトライバルなパートも面白いが、バンドアレンジに注意すると、そのリズムとパワー感に、ピュアなメタルとして素晴らしいことが分かる。また後者は、妖しさを醸し出すアレンジと、まさに曲名に相応しい雰囲気のコーラスが美しい。こういったところからも次作以降もマンネリに陥らず、素晴らしい作品を生み出してくれることが期待できそうだ。

そしてアルバムのエンディングを飾る#11〜#13の流れは圧巻で、上記したこのバンドが持つ表現力が余すところなく発揮されている大作#12「The Fall Of SkyCity Part2」には、#2に匹敵する程感動させられた。あまりに勇壮で壮大、歌メロの煽情力も高い上に、バックのギターの細かいアレンジ、チャーチオルガン、ブラス、ストリングスの緻密なアンサンブルに加え、#10のコーラスのメロディをさりげなく含ませたクラシカルなソロもある怒涛の展開美・・・全てが完璧な名曲だ!

最後にオレがインターネット上の試聴で聴きまくった曲が、たどたどしい日本語で歌われる日本盤ボーナストラック#14「A New Day」だ。典型的なメロスピ・チューンとなっており、やはりこの曲にもBメロが無い。あまりにもクサいメロディラインに恥ずかしくなってきそうな曲で、幅の大きいメロディが印象的なAメロに続くサビメロのコーラスワークが絶品であり、特にエンディング直前でそれは頂点に達する。この曲を試聴で気に入るか、歌詞対訳が気になる人は日本盤を買うべきであろう。

疾走感は無いがそれを補って余りある、オレの琴線に触れる音楽性。同郷のFAIRYLANDにも相通じる、シンフォニック・メタルに対する真摯な姿勢をこのバンドからは強く感じることができる。QANTICEのレビューでも同じようなことを書いたが、丁寧な料理で音楽を本当においしく味わわせてくれるといった印象をこの作品からは受けた。こういう作品に出会う度、オレはシンフォニック・パワーメタルという音楽に出会い、そして愛してきて最高に幸せだと思う!(雷X)

『Ascending To Infinity』 - LUCA TURILLI's RHAPSODY

2012年06月22日

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  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2012年6月22日
  • 通算:1stアルバム

 

満足度:96

このバンドは、2つの壮大なサーガの終結と共に分裂したRHAPSODY OF FIREの中心人物とも言えたLUCA TURILLIが全てをコンポーズした新たなRHAPSODYと言える。しかしこの作品はオレにとってRHAPSODYの新譜というより、LUCA TURILLIのソロ4作目という感じがしてしまう。

内容は、RHAPSODYの生命線たる劇的なオーケストレーションはそのままに、近年のRHAPSODY OF FIREの作品から失われつつあったツーバスでの疾走感とキャッチ―なメロディラインの融合が復活していて、期待通りの音楽を聴かせてくれて非常に嬉しい作品となった。

特にアルバムタイトル曲となる#2「Ascending To Infinity」では、お約束のアレンジが施されたサビのメロディラインが、高揚感が更に高まっていくような流れでこの曲名に相応しいと感動し、更にエンディングに向かうパートの限りなく劇的なメロディの展開には涙した! また#4「Excalibur」のクサいサビメロや中間の民謡調のパートを聴くと本領発揮しているなという感じで嬉しい。

そしてそのサウンドは過去のRHAPSODYLUCA TURILLIのどの作品よりもシンフォニックで映画音楽的な要素が強く現れている。これまで彼が創り上げた作品は、ファンタジー寄りのサーガに多少なりとも音楽性が縛られていたところはあったようで、今作ではイントロのお経のような声、電子的な音、効果音等を聴くと、Luca Turilliの頭の中にある理想の音世界を、思う存分具体化することができたと言えよう。

音楽的にも#5「Tormento E Passione」はクラシカルなフレーズが散りばめられる中に、Bメロは今までの作品では聴いたことの無いようなある意味ポップな感じがあり、Luca Turilliの想像力が、何の妨げもなく発揮されている印象を受ける。続く#6「Dark Fate Of Atlantis」の緻密なオーケストレーション、めくるめく展開を聴くと、Luca Turilliの作曲力そのものに全く衰えはないということを感じさせられる。

それが特に顕著なのはやはり本編ラストの大曲となる#9「Of Michael The Archangel And Lucifer's Fall」だろう。何度も聴くごとに味わいが深くなる楽曲の完成度の高さは勿論、オーケストラパートを300トラックも使用したということで、どれだけ多彩な音色を使用し、複雑な編曲を施したのだろうか?と驚くこととなった。聴いていても全く聴こえない音も多数存在しており、またそれが存在していることが、Luca Turilliが望む音の響きを得ることにつながるのだろうと考えてしまう。

他の楽曲の出来も良く、ソロ1st、2ndに続く完成度と感じたが、どうしても過去の名作のように手放しで絶賛できない感覚があった。それはそのサウンドによることが大きいと感じる。オーケストラパートのサウンドは、打ち込みながら音源の進化、打ち込み技術とそれに多大な時間をかけただけあって、生オーケストラのようにはいかないものの素晴らしい仕上がりになっている。

しかし肝心のバンドサウンドの迫力が不足しているのだ。これまでRHAPSODYLUCA TURILLIソロにおいてはオーケストレーションと刺激的なバンドサウンドが絶妙なバランスで共存していた。オーケストレーションがいくら派手でもパワフルでメタリックなディスト―ションギター、弾けるようなスネアドラム、重くアタックのはっきりしたバスドラムが聴けたものだ。しかし今作においてその刺激は減退している印象で、これが最高の興奮を得られない大きな理由ではないかと考えている。

今作より、これまでRHAPSODYLUCA TURILLIソロの全てのサウンドの鍵を握っていたSascha Peathに代わり、Sebastian Roederがエンジニアを務めたということ、コンポーザーであるLuca Turilliのサウンドの好みか、あるいは1日15時間を費やしたという打ち込み作業により本当に素晴らしいサウンドを見失ってしまったのではないか、と色々想像してしまう。

また、Alessandro Contiのヴォーカルは、Fabio Lioneと比較しても遜色ない声質、技術を持っていて、この音楽性に最も相応しいと感じるが、個人的にはOlaf Hayerのヴォーカルで、パワフルでメタリックでシンフォニックなサウンドで聴きたかったなとも思う。

ボーナストラックではHELLOWEENの、中でもクサメタル度の高い名曲March Of Timeがカヴァーされている。Luca Turilliがソロで同じHELLOWEENI'm Aliveをカヴァーした時もオーケストレーションを絡めたアレンジに興奮したが、今作も同様の興奮を味わうことができた。ただ、I'm Aliveのカヴァーの時も感じたが、後で原曲を聴くと原曲の素晴らしさとHELLOWEENというバンドが当時持っていた、楽曲だけではない演奏や全員でのアレンジを含めた音楽性の高さを改めて感じることになった。

Luca Turilliのファンとして、サウンド面以外では非常に嬉しい1枚だ!(雷X)

『Poe』 - OPERA MAGNA

2010年01月01日

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  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル/スピードメタル
  • 国籍:スペイン
  • リリース:2010年
  • 通算:2ndアルバム

満足度:98

スペインのシンフォニック・メタルバンドの2nd。2006年発表の1stも好評だったそうだが、この作品は「シンフォニック・メタルかくあるべし」という絶品の仕上がりに殆どのクサメタラーは狂喜すること間違いなしと言える仕上がりとなっており、本当に久々にヘヴィロテ作品となった。その作曲力はオレが敬愛するRHAPSODY OF FIRELuca TurilliFAIRYLANDPhil Giordanaに匹敵するものがあると感じた程で、聴き込む程にその印象的なメロディと緻密なアレンジを深く味わうことができるだろう。

この作品は、著名なアメリカの推理・ホラー小説作家、エドガー・アラン・ポーの生涯をコンセプトにしたとのことだが、全編スペイン語で、日本盤には日本語訳ではなく、英語訳(バンドのヴォーカルが直々に翻訳したそうだ)が封入されているので、ストーリーを理解するには英語力が必要だ。しかしそのサウンドを聴くだけでも、エドガー・アラン・ポーの波乱万丈の人生を表現するに相応しい内容だと感じさせる。

具体的には、FAIRYLAND等のファンタジック・メタルのようなパートに加え、そのままのタイトルである#11「Edgar Allan Poe」などで、怪しさやダークさを表現したパートがあったり、同類のバンドと比較するとメロディやオーケストレーションに哀愁、慟哭といった要素が多いことで、これがこの作品ならではのオリジナリティともなっていると言える。また、リズムチェンジも含みつつ疾走するパートも豊富で、疾走大好きメロスパーにとってもたまらないサウンドが表現されているのも素晴らしい。

特に印象に残った曲を記しておくと、#2「El Pozo Y El Pendulo」は、FAIRYLANDのようなパートあり、HEAVENLYのようなパートあり、そしてサビメロは日本のクサメタルのような超激クサメロを聴かせてくれる究極のシンフォニック・スピードメタルチューン! #3「Un Sueno En Un Sueno」のサビメロ〜Cメロの流れもあまりのクサさに失神寸前! そして3:02〜のパートは、RHAPSODY1st「Legendaly Tales」の「Flames Of Revenge」の2:35〜のパートそっくりで笑いつつその劇的展開に悶涙! #04「La Mascara De La Muerte Roja」では間奏の壮大なパートに悶涙! #10「La Caida De La Casa Usher」はFAIRYLAND1st「Of Wars In Osyrhia」の楽曲を想起させる究極のファンタジック・メタル!

ネット上で試聴した時の期待を遥かに上回る、オレにとって1年〜数年に1度レベルの名盤であり、2001年〜2005年頃、クサメタルが盛り上がっていたころ、DARK MOOR2nd「The Hall Of The Olden Dreams」やFAIRYLAND1st「Of Wars In Osyrhia」、HEAVENLY2nd「The World Will Be Better」を聴いて感動した時と似たような感覚を今オレは味わっている。日本盤とは言え、1,680円という非常に良心的な価格となっており、クサメタラーならば迷わず買いの1枚だ!(雷X)

キラーチューンの#2「El Pozo Y El Pendulo」を試聴してみよう。他の曲もYoutubeで聴くことができる。

#10「La Caida De La Casa Usher」についての感想

「La Caida De La Casa Usher」がオレにとってあまりにも理想的なファンタジック・クサメタルで毎日欠かさず聴いている。最初は2曲目がキラーチューンだと感じていたが今はこの曲が大好きだ。その大好きなポイントを今日は書いてみようと思う。

全体の曲調としては、先のレビューにも書いたが、FAIRYLANDの「Of Wars In Osyrhia」を彷彿とさせるファンタジー風味満載のメタルで、楽曲の構成、アレンジ、そしてメロディ全てがオレの興奮のツボを抑えてきてくれて喜ばしい限りのものとなっている。

劇的なイントロのツインリードから速いバッキングギター・スウィープのフレーズが入る緊張感のあるイントロに続くは、フックのあるアレンジのAメロだ。美しいストリングスのメロディと共に流れるようにBメロへつながり、そして絶妙のタイミングでコーラスが切り込んでくるという展開に既に悶絶!

2度目のAメロは、ギターのバッキングが変化しているのがポイントで聴き飽きさせない工夫と言えよう。それに続くBメロを巻き舌で締め、伸びやかな入り方で壮大なコーラスのサビメロへと突入する。RHAPSODYのようにサビメロの裏でブラスが鳴り、コーラスと裏メロのストリングスは極めてファンタジックな絡みを聴かせてくれる!

間奏はシンプルであるがその後のフレーズに絶妙なつながりを見せるパートからはじまり、そして次に美しいメロディをスウィープのフレーズが彩る。ギター・キーボードソロもよく練りこまれたフレーズで曲の一部となっている。個々のメロディの悶絶度は高くはないかもしれないが、全体の一部として聴くとこれほど洗練された間奏はなかなか無いと言えよう。

間奏が終わると、A、Bメロのあとサビメロを2度繰り返すのだが、繰り返し時のサビメロの入り方がまた気持ちを高揚させてくれ、曲のエンディングをより高いテンションにもっていってくれるのだ! そしてイントロのメロディを再び演奏し曲は終わりを迎える構成も素晴らしい。随所に作曲者の拘りを感じられ、真剣に素晴らしい音楽を生み出したいという願いが結実した名曲だとオレは感じている。皆もじっくりと味わって聴き込んでみよう!

OPERA MAGNA 「La Caida De La Casa Usher」 

『Non Omnis Moriar』 - WILDPATH

2009年09月01日

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  • ジャンル:シンフォニックメタルバンド
  • 国籍:フランス
  • リリース:2009年
  • 通算:2ndアルバム

「Non Omnis Moriar」 - WILDPATHを購入する

満足度:96

ストーリーアルバムになっており、17曲のうちのほとんどがインストですが、そのインストが曲間のいいアクセントとなっているのでどれも飛ばす必要がないくらい美しい仕上がりです。作曲、演奏共にとても繊細で芸術的。Voは女性で若干弱弱しい感じではあるものの、このバンドの神秘的な雰囲気にあっているので良いと思います。また、1stではコーラスがほとんどなく、女性単体で歌っているものが多くてパンチに欠け、物足りなかったのですが、この2ndでは見事に壮大なクワイアで曲を盛り上げており、素晴らしいです。このアルバムは全編とてもダークな雰囲気をかもし出すシンフォニックメタルでかなり好み。作曲能力も高く、独特な雰囲気とメロディで個性的でありながら受け入れやすく、音色使いもバツグンのセンスでアレンジされており、脱帽。バンドそのものの方向性としては1番近いのが同じフランスのFairylandなんじゃないでしょうか11曲目「Secret's Case」わたしはこの曲がアルバム内で1番好きです。タイトルチューン「Non Omnis Moriar」もかなり良いし、ダークネオクラな2曲目「Unforgotten」や、独特なメロディで圧巻の3曲目「Shadows Dance」、凝った作りで作曲力の高さを心底実感できる5曲目「Grinnin' Sanity」など、どれも好みな曲ばかり自身の作曲にも影響を受けそうで勉強になりました!私事ですが、このアルバムを息子を出産する時に陣痛室でヘヴィロテしていたのでいい思い出です(笑)

『Victory Songs』 - ENSIFERUM

2007年03月23日

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  • ジャンル:ヴァイキングメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2007年3月23日
  • 通算:3rdアルバム
満足度:98

2枚買いました(笑)というのも輸入盤発売直後に既に購入していたのですがそのあまりの素晴らしさに感動しすぎて、後日発売された日本盤と両方購入しました。同じCDを2枚買うなんてどこまでヴァイキング好きなんでしょうか^^;しかし輸入盤は片面がDVDになっており、日本盤はボーナストラックが入っているのです。エンシフェルムは1stの「Ensiferum」、2ndの「Iron」からずっと聴いてきました。以前にも話したと思いますが、2ndまではヤリ・マーエンパーがVoとGをやっていました。しかしヤリが自分のソロプロジェクトであるWintersun(これも私の死ぬほど大好きなバンドです)にフォーカスするためにバンドを脱退しました。

そしてその後リリースしたミニアルバム「Dragonheads」でVo/Gにペトリ・リンドロスが加入しました。ヤリがいなくなってEnsiferumはどう変わるのかと心配していたのにこのミニアルバムを聴いて驚きました。むしろ新しいメンバーのほうがこのバンドはいい!と私は思ったのですヤリのギターも素晴らしかったですがペトリも最高です。1st、2ndよりもミニアルバムと新譜のほうがEnsiferumとしては実に魅力的であると思いました。

フィンランドの伝統的な民族楽器とヘヴィメタルの融合の素晴らしさに身体中が爆発するほどの熱さを感じました。まさにバトルメタル。2曲目「Blood Is The Price Of Glory」は激クサフレーズ満載の疾走ナンバーもうあまりのかっこよさに昇天し、思わず拳を握り締め、体中が震えました。ヴァイキングメタルは体で感じる最高のヘヴィメタルだと思います。聴き込みや複雑な理解を必要としないとにかく聴いてすぐその場で熱くなれる最高の音楽3曲目「Deathbringer From The Sky」はこのアルバムで1番好きですこれも激クサ民謡調疾走曲でノーマルヴォイスとデスヴォイスの華麗なる融合、そしてお決まりのオーオーコーラスで目頭が一気に熱くなります。

そして4曲目「Ahti」は猛烈にノリが良くフォーキッシュに熱いメロディックデスメタル。リフがどことなくWintersunのWinter Madnessに似ています。とにかく最高!特に最高な曲を主に紹介していますが、アルバムタイトルチューンである9曲目「Victory Song」は10分半の大作です。アルバムの最後に相応しく大盛り上がりの命の鼓動が聞こえてきそうな超絶悶絶曲です。紹介した以外でもドラマティックなミドルナンバーなどどれも素晴らしく、捨て曲なしの最高な1枚といえるし間違いなく名盤といえます!

『Virus』 - HEAVENLY

2006年09月21日

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  • ジャンル:メロディックスピードメタル/メロディックメタル
  • 国籍:フランス
  • リリース:2006年9月21日
  • 通算:4thアルバム
満足度:96

こ・・・これは最高だ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今日が待ちに待ったHeavenlyの4thアルバムの発売日だったので先程、新宿ヘヴィメタル館で買ってきました。ジャケットが不気味だったので暗い曲やミディアムテンポな曲が多いのかなと不安に思いきや、そんなことは全くなく、これぞHEAVENLY!初聴きでどの曲もガッツポーズが飛び出すほどとても素晴らしかったです。1曲目「The Dark Memories」はHeavenlyで1番暗い曲と言うことですが、暗い印象よりもヘヴィな爆裂パワーチューンでとてもかっこいいです。それでいて2分15秒〜のような彼ららしいメロディ進行、そして2分35秒〜のサビメロも印象強く残るものでとにかく良いです。そして2曲目「Spill Blood On Fire」は、バンドで最も最高の曲だとベンは言っておられますが、3rdの3曲目「Lust For Life」とほとんどメロディが同じです(爆)しかしとても素晴らしい曲であることには間違いありません。

全体的に攻撃的でヘヴィな曲が多いこのアルバムですがタイトルチューンの3曲目「Virus」もその中のひとつで、サビになるとメロディアスにバンドらしさが飛び出すといった特徴が多いです。この曲もかなり良いです。4曲目「The Power & Fury」は爆裂疾走チューン!これまた死ぬほど良いです。明るい曲なので気持ちよくスカっと聴けます。5曲目「Wasted Time」はSonata Arcticaのトニーカッコが参加している曲です。ベンとトニーの融合はなんとも不思議な感じですが、とても楽しそうな雰囲気がこちら側にまで伝わってくる素晴らしい曲です。これぞ心から楽しめる音楽といった感じでしょう。6曲目「Bravely In The Field」は爆裂疾走で始まるヘヴィチューン。クラシカルな部分などもあり、更に2ndや3rdの曲のメロディなどがいくつか散りばめられているのでおもしろいです。9曲目「The Prince Of The World」はこのアルバムで1番気に入りました。

これから聴き続ければ更にこのアルバムにのめり込むと思うし、今年いっぱいずっとずっと聴きまくって更に好きになっていくのは目に見えています。2ndが好きな人も3rdが好きな人もこのアルバムはみんな大好きになると思います。もやもやしたものを吹っ飛ばし、愛と勇気とパワーが沸いてくる、そんな作品です。HEAVENLYはやっぱり最高でした!これからもついていきます。

タグ:HEAVENLY

『Luxaeterna』 - AQUARIA

2005年03月24日

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  • ジャンル:シンフォニック/メロディックスピードメタル
  • 国籍:ブラジル
  • リリース:2005年
  • 通算:1stアルバム
満足度:96

自主制作時代はUIRAPURUと名乗っていた2001年、彼らの1stデモCD「Hear Comes Life」を入手して気に入っていたので、デビューが待ち遠しかったのだが、2005年にバンド名を変えてようやくデビューしてくれた。そのサウンドは期待通りで、ANGRA、RHAPSODY、FAIRYLANDをミックスしたようなもので完全にオレ好みであった。ミキシングはRHAPSODYで有名なサシャ・ピートということで、音質はデビュー盤にしては極めて素晴らしく、パワフルで重圧感のある音作りもRHAPSODYに近いと言える。勿論クァイア・コーラスも満載で、シンフォニック・パワーメタルが大好きなオレの最も好みの音だ。

オレが個人的に、他のシンフォニック・メタルバンドと一線を画すと感じさせるのがその作曲力であり、ところどころで聴ける独自のメロディ展開が新鮮で、アレンジのセンスが高いと感じる。最も音楽的に近い作品はANGRAの2nd「Holy Land」なのではと感じるが、これと比べても作曲力は遜色なくオリジナリティも持っている。特にオーケストレーション中心のパートにおいてはそれが顕著に表れており、味わい深さにより聴き込んで何度もじっくり楽しめ、単なるANGRAフォロワーに留まらないバンドとなっていると思わせる。

彼らはBURRN!のインタビューで「コンテンポラリーなアレンジが施してあるパートがところどころにある」と語った通り、今までのシンフォニック・メタルでは聴けないアレンジもあったりして、これらがこの作品を一層引き立てており、単なるメロディックパワーメタルに留まらない多彩さもこの作品の大きな特徴と言えよう。疾走パートがそんなに多くないことと、映画のサントラに近いほどの複雑な構成の曲が多いことで、ANGRAの2nd「Holy Land」が好きではない人は、この作品も受け付けないかもしれないと思う。しかしオレにとっては大満足の作品であった。(雷X 2016.10.15修正)

『Imaginations Through The Looking Glass』 - BLIND GUARDIAN

2004年10月06日

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  • ジャンル:メロディックスピード/パワーメタル
  • 国籍:ドイツ
  • リリース:2004年10月6日
  • 通算:1stDVD
満足度:98

ドイツのメロディックパワーメタルバンド、ブラインド・ガーディアンの初の本格映像作品。2枚組みのDVDです。 デビューから17年の歴史がこれでもかってほど詰まっています。Disc-1は、2003年に行なわれた「Blind Guardian Open Air Festival」の模様を収録。 南ドイツ・ニュルンベルグ近くのコーブルク市にて行われたフェスティバルです。Disc-2には、「Blind Guardian Open Air Festival」の実現に至るまで、メンバーのインタビューや、ボーナス・ライヴやオフ・ショットなどが満載です。

このDVDはかなり熱いです!そしてブラガファンならマジで泣けます。私もブラインドガーディアンの熱狂的なファンですが彼等のライヴを生で体験したことはありません。だからこのDVDで初めて生で演奏し、歌い上げるブラガを観て本当に感激しました。何公演もDVDが擦り切れるほど(笑)再生して一生大事にします。かなり映像も綺麗だし音やカメラワークも(酔うほど^^;)最高なぜここまでのクオリティかというと、このDVDは、DVD制作に照準を定めたコンサートを収録しているからなんです。映像作品に残そうという意気込みが随所に感じられるステージプロダクションには圧巻の一言。開催の半年以上も前から曲ごとにライティングなど綿密に打ち合わせしたというから驚き。照明から演出からとにかく1曲ごとにかなりこっています。炎が出たりね(笑)なので是非ブラガファンは買うことをおすすめします。特にメタルの映像作品というものはCD以上に廃盤になってしまうことが多いということなので早めに手に入る時に手に入れるとイイですよ!そうしないと後から「もう廃盤になりました」なんていわれることもメタルのDVDではザラにあることらしいです<B誌いわく

とにかくですね、ブラインドガーディアンが約3時間半も拝めるわけです(笑)凄まじいボリュームで収録されてるんです!しかも自分の家で好きな時に好きなだけライヴを公演してくれるんですからこれは最高ですよ(爆)嗚呼・・・ブラインドガーディアン最高!!マジで熱いです。しかも非常に上手い!!ライヴでも安心して聴けるバンドです。というか生き生きしてて最高にイイ!!ブラガこそライヴバンドだ!と思いました。そして私が特に何度も繰り返して再生してしまう曲は「Banish from Sanctuary」です!!(1989年 2ndアルバム フォロー・ザ・ブラインドに収録されている曲です)・・・かなり・・・好きです。私もこれ聴くと必ず一緒に「アイムバ〜ニッシュフロムサンクチュア〜リィ〜♪」と歌ってしまいます。いいよ・・・ブラガ最高だよ!!(涙ほんっと上手いんですよ。ライヴでも。最高にクール!!!!!!!!そして特にライヴ観てて1番楽しいのがドラム!!!!!!!トーメンのドラム、最高に上手いんですが・・・・・・・・・・・・・(涙マジで涙出てくるんですが・・・(笑)ブラガに出会えてホント良かった・・・・・・・と思います(号泣

初めて生で演奏している彼等を観て、手数の多いトーメンのドラムのパワフルさと、マーカスのリズムギターの正確でヘヴィなバッキング、アンドレのリードギターの時たまアドリブも入ったりしてうねるようなメロディそれぞれに釘付けになりました。特にトーメンのドラムが凄すぎて観ていて楽しいんですよ!!!よくこんなの叩いてるよなぁ・・・って。カメラワークの切り替えがとても早いのでいいところで画面が切り替わってしまうのがあまりトーメンばかりを凝視できないところなんですが(笑)ヴォーカルのハンズィも、歌うのに苦しそうな曲もいくつかあるけどその辺はキーをところどころ変えながら、アドリブでメロディをアレンジしたりとパワフルに歌いこなしていきます。高い音が出ないからこうやってるのかな〜?と思ったけど「I'm Alive」のサビとか声でてるし、出そうと思えばCD通りに歌えるけど後半までの体力の保存と、他の部分の歌いにくさに繋がらないように工夫しているように見えました。特にブラガってクワイアがリードヴォーカルにかぶってきたりするのでそれをハンズィが一緒に歌うと息切れしてあがったりさがったり大変そうです(笑)「I'm Alive」のサビの部分を「ア〜イムア〜ラッマイフレンドッ!」って歌った直後の部分まで1人で全部歌おうとすると大変なことになりますし(爆でもハンズィが苦しそうな曲とかは観客の一体となったコーラスやマーカスとアンドレが盛り上げていたのでああ〜いいなぁって思いました。あと、よくライヴ中に動き回りすぎなギタープレイヤとかいるけど、アンドレもマーカスもほぼ低位置で演奏に集中しているところがこの美演奏に繋がっているのかなと思いました。本当に上手いんですこの2人。アンドレなんか本当に楽しそうにソロを弾きあげるのでみているこっちもニヤけてしまいます。ブラインドガーディアン・・・本当に最高です。。。

演奏曲目なんですが、事前にオフィシャルサイトでファンに呼びかけ投票から決められたというからブラインドガーディアンのベストといっても過言ではないほど納得のセットリストなんです。もちろんブラガファンなら知らない曲はないと思うのでどの曲目でも楽しめると思うのですが(笑)私ももちろん自分の1番好きなバンドがブラインドガーディアンなワケですからどの曲も全部好きな上に聴き込みまくってるから歌詞も覚えてたりして一緒に歌えるんですよね!だからこそコーラスで一体になってるファンとメンバーの大合唱を観て感動で涙出ました・・・。特に「Valhalla」なんですが、この曲はこのライヴDVDを観る前まではそんなに好きってほどではなかったんですけど、観客が演奏が終わった後もずっとヴァルハラコールをしていたのとそれに合わせてトーメンがドラムを叩いていたのを観てめちゃめちゃ好きになってしまいました(爆

それでですね、このDVDのパッケージもすごく格好良くって、レゴラスとギムリとスメアゴルが、ブラインドガーディアンのライヴのチケットを買いに来てるよっていうアート!たまらん!(爆これ以外に、メインのカバージャケットにはオーク達や、デジカメでブラガのライヴを撮影するガンダルフなどが描かれており、「指輪物語」ファンにはたまらないのではないだろうか?と思います。よく観るとレゴラスが弓持ったままブラガのライヴを観てたりしてなかなか笑えるアートでした。DVDをセットするとメニュー部分に二つの塔が描かれていたりとこってます。そして2枚目のディスクにはライヴのステージが出来るまでやファンの映像とかライヴの企画から完成までのバックステージのドキュメンタリーな映像が惜しげもなく入っています。ブラインドガーディアンのメンバーインタビューも満載。メイキング映像にスライドショウ等(これはいらないかな:笑)これらは日本語字幕がちゃんと出るのでDVDは日本盤を買うことをおすすめします。そしてボーナストラックとして1枚目にはない曲のライヴ映像が!特に私の大好きな「Lost In The Twilight Hall」にはかなり燃えました。この曲、CDではカイ・ハンセンがVoで参加しているのですがカイのパートも1人で歌いこなすハンズィが素敵です(笑

タグ:BLIND GUARDIAN

『Dust To Dust』 - HEAVENLY

2004年01月12日

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  • ジャンル:メロディックパワーメタル/スピードメタル
  • 国籍:フランス
  • リリース:2004年1月12日
  • 通算:3rdアルバム
満足度:96

メロディックスピードメタル界の天使とも言うべきHEAVENLY、その3rdアルバムはどんな形であの劇烈疾走キラキラクサメロが進化しているのだろうか? と期待を込めて何度か聴くと疾走が足りないぞと感じたが、じっくり聴いてみるとどうだろう。聴けば聴くほど文句の付けようがないサウンドとアレンジ、そして若干青臭さは減退したものの相変わらずのHEAVENLY印の華麗な旋律美に歓喜を覚えることとなった。

確かに疾走は前作までと比べて減ったが、要所では疾走し、時にはスローテンポで落涙級のメロディを聴かせ、ドラマを感じさせる緩急つけた展開がそれらをより味わい深くしている。また、9,10曲目などに見られるピアノアレンジ、絶妙のタイミングで繰り出されるクワイアコーラス等、アレンジ面も相当きめ細かくなされていることが感じられた。様々な要素が高次元で融合したことにより、アルバムの隅々まで味わいつくすことができ、70分という大変長い作品にも関わらず一気に聴き通せてしまう。

もしこの作品のサウンドが悪かったらこういった楽曲でこれだけ満腹感を味わうこともなかったかもしれない。全体の音質はオレにとって理想的であり、特にドラムのサウンドは最高だ。フィルも絶妙で、ドラムだけを聴いていても悶絶してしまいそうなものだ。ギターの重さ、刻み、ベースの重量感と合わせて、前作までのHEAVENLYにあったキラキラしたサウンド=軟弱なバンドではなく、シンフォニックな要素はそのままに、真のヘヴィ・メタルバンドに進化したと言っても問題なさそうだ。

今作の2,9,10曲目では、前作の2,3,4曲目に匹敵する満足度を得られたし、他の曲も聴きこむごとにその良さが感じられる。更にサウンドも理想的とくれば、前作に匹敵する大満足な作品となった。前作までの、ある意味「B急メタルの理想形」とも言える音からから脱却、「重厚な完成度を持つA級バンド」と言いたくなるこの作品のクォリティに、オレは確かな進化を感じたと同時にこのバンドの未来は明るいものであることを感じた。1stアルバムでも感じたGAMMA RAYの真の後継者というに相応しい作品を生み出してくれて嬉しい。(雷X)

タグ:HEAVENLY

『Hate Crew Deathroll』 - CHILDREN OF BODOM

2003年01月06日

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  • ジャンル:メロディックデスメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2003年1月6日
  • 通算:4thアルバム
満足度:96

1stと2ndで聴くことができたクラシカルフレイバーはもはや聴くことはできず、3rdにおいても楽しめた印象的なクサメロは影を潜め、今作において強調されているのは重く刺激的なギターリフで、メタリックなリフとトリッキーなソロが聴きたい正統派HR/HMファンにお薦めできそうな音楽性となっており、ギターリフやソロのフレーズの色々なヴァリエーションが楽しめる。

オレはこのバンドの全ての曲を作曲するAlexi Laihoの作曲センスが天才的だと思っており、今作においてもアレキシ独特のフレージングで痺れたパートは多かったので、クサメロ減退は残念だが、前作までと同様素晴らしいアルバムと言えよう。

ベストチューンは1曲目で、今までのCOBで聴かれたメロディックな要素、例えばツインギターでの美しいハモリ等も聴ける。でも、肝心のサビメロにあたる部分のメロディは単純すぎて印象的なメロディではないとと感じたが、これはヘヴィネスを強調する為に意図的にキャッチーなメロディを避けたのかと思わせる(雷X 2016/10/17修正)

今までと方向性が少し変化して3rdよりも、よりヘヴィに展開される曲達に悶絶の嵐である!!最初は2ndとか3rdのほうが好きだなぁって思ったんだけど最近は4thもかなりの勢いで好みになってきた。しかし1番最初にCOBを買ってみるなら2ndの「Hatebreeder」が入りやすいのかもしれんなっ!デス系がダメな人でもChildren Of Bodomなら大丈夫だ! 主に私が大好きな曲を紹介しようかっ! 1曲目「Needled 24/7」 オ・・・オープニングチューンがぁああーー!なんと燃える曲なのだろうかーーッッ!!これは1日3回聴かないと気がすまないほど中毒になってしまった。好きなところはたくさんあるえkど1分23秒からとか3分41秒からとかのサビのドラムの一部タテのりになるとこのリズムが好きだっ!そして特に2分30秒〜の展開が1番好きで、更に2分56秒からが特に究極であるッ!アレキシもこれでもかってほど吼えまくりでもう何もかもが最高だーーーーーーーーーーーーッッ!!これはChildren Of Bodomの中でもトップクラスに属するほど好きだ! 3曲目「Chokehold (Cocked'n'loaded)」 デスコーラスから元気をもらいアレキシVoが吼えまくりで死ぬほど悶絶できる1曲だ!ヘヴィサウンドに1分53秒〜の美しきキラキラシンセが絡み、 2分06秒〜のギターソロに悶絶したと思ったら超絶キーボードソロがお目見えし、その凄まじさといったら超最強で超最高!!! 4曲目「Bodom Beach Terror」 これはーーーっ!激しく悶絶出来る曲だーーッッ!!重圧バッキングに激しく乗っかるリードギターフレーズに萌えまくり、更にバックに入ってくる美しいキラキラシンセがヘヴィ級に重たい曲でも柔らかな印象を作り出しそこが美麗サウンドを生み出しているCOB エッセンスなのではなかろうかっ!後半のたたみかけるようにいきつくところまで流れ倒すキーボードにもこれまた悶絶だ!! 6曲目「Triple Corpse Hammerblow」 イントロが神秘性を帯びて美しく、あとはメロディアスに展開していく曲でヘヴィでありながら不思議な進行をしていくところに魅力を感じた。後半のギターの駆け上がりと美麗シンセに気持ちは天までのぼりつめてしまいそうなくらいだ。 9曲目「Hate Crew Deathroll」 COBがもってくるアルバムタイトルチューンはやっぱいつもすげぇイイなぁああ!と思うかっこよさであった!!アグレッシヴで激烈疾走をかましていて大興奮を覚えるというのはこういうことを言うのであろうなぁ。ドラムとか死ぬほどこっててかっこいいし、サビがキャッチーで超超死ぬほど悶絶だ。(東 瑠利子)

『Goddess of Revenge』 - NEMESIS

2003年01月01日

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  • ジャンル:シンフォニック/プログレッシブ/スピードメタル
  • 国籍:チェコ
  • リリース:2003年
  • 通算:1stアルバム
満足度:96

このバンドは分類するとB級クサメタルということになるだろうが、その確かな作曲力は他のB級バンドとは一線を画すものと思わせる。実に印象的で、爽快感やファンタスティックな空気を生み出すヴォーカルメロディ、流麗なメロディと展開を盛り上げる調味料の役割を完璧に果たしている絶妙なアレンジ、クラシカルで華麗な印象を与えるギターフレーズとピアノ・チェンバロの使用等、オレがシンフォニックスピードメタルに求める要素が殆ど詰まっている。

足りないものといえば、最初聴いた時物足りないと思ったパワーとアグレッションぐらいのものだろうか。しかし、聴き込むにつれ、あまりの音楽的充実度にそんな欠点は感じなくなっていった。とにかく楽曲が圧倒的に優れていて何度聴いても飽きない。その作曲力そのものが至高のオリジナリティとも言える今作には、オレはFAIRYLAND1stDARK MOOR2ndに次ぐ衝撃を受けた。

特に優れているなと感じたメロディとアレンジを記しておこう。2曲目「Servant Of Will」のAメロ前半から後半のつながりで、ギターのフレーズが間に入って雰囲気変わってバックではストリングスが伸びやかに流れる、そしてサビメロではやはりストリングスが流れていて、更に前半後半との間にバックヴォーカルが入り後半へ滑らかにつながっていくところが素晴らしい。間奏でサビメロがシンフォニックアレンジも涙を誘う。5曲目「Host From Kingdom Of Lion」、Aメロのアレンジ、サビメロの爽快さが最高だ。9曲目の疾走メロスピ度も最高!(雷X)

『Corona Borealis』 - CADACROSS

2002年11月01日

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  • ジャンル:メロディックデスメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2002年11月
  • 通算:2ndアルバム
満足度:97

フィンランドのシンフォニックデスメタルバンドCadacross(カダクロス)の2ndアルバム。本気でハマりました。超絶ブラックシンフォ、究極の美旋律、クラシカルで哀愁クサメロ、ダークファンタジー私の好きなバンドはフィンランド出身が多い気がしないでもないですがたまたまでしょう(笑)それかフィンランドのバンドがすごいのかは謎ですが。一言で言えばChildren Of Bodomがブラックシンフォになった感じ。といっても近いのは6曲目「Flaming Ember」だけですね。近いというかこれはどう考えても「Silent Night, Bodom Night」のパクリです(笑)特に「Flaming Ember」の1:24〜と「Silent Night, Bodom Night」の0:49〜。ど・・・・・・どうしたんだカダクロス!(爆)と思うほど面白いので聴いてみて下さい。決して貶しているわけではありませんこの曲は本当にかっこいいし思わずガッツポーズが出てしまいます。

カダクロスにはカダクロスにしかない魅力が満載なのでその辺は全くChildren Of Bodomとはかけ離れたオリジナリティがあります。大きく違うのはやはりシンフォニックであるというところですが、古い洋館が似合いそうな妖しすぎるキーボードが随所に盛り込まれてそれがなんともいえぬ雰囲気をかもし出します。クワイアもよくあるシンフォニックメタルの聖歌隊のような感じとは全く異質で死者の叫びのような感じです。何より最高だ!と思わせるのが捨て曲ゼロ!全てがいいです。アルバム通して何度も聴きたくなるしこれは絶対飽きないですねちなみにVo/Gのゲオルグ・ラークソーはヴァイキングメタルバンドTURISASのGです。

1曲目「The Northern Crown」はインスト。しとしとと降る雨と風、静かに鳴り響く高音ストリングスと混ざって思わず息を呑む。聴く前にどんな日常があろうとも一気にこのバンドの世界へ連れていかれるようです。きれいでいてダークファンタジーな世界へ引き込まれます。2曲目「Among the Stars」はミドルテンポから一気に疾走し、哀愁を帯びたサビは吐き捨てるようなデスヴォイスのバックで死者の声とも感じられる女性ヴォーカルが交じり合って胸が痛くなるほど美しいです。ダークな旋律のキラキラシンセも効果的です3曲目「Kings of Grim」は一見普通のメロデスですがクラシカルな旋律をもってきて更に失速させるパートが印象的です。ただのザクザクギターリフの後ろでもキラキラシンセが必ずといっていいほど入っているのでいつもこのバンドのもつ雰囲気を感じ取ることができます。中盤、明るくなる展開をもってきたと思ったら後半はお化けでも出てきそうなインストパートがあったりエンディングは盛り上がるし忙しい曲です。

4曲目「Morningstar」はダークシンフォで勇壮なミドルテンポ。力強いサウンドの中に美しさが散りばめられています。中盤のオペラティックな展開からのアコーディオンが非常に魅力的ですね。5曲目「Learn the Dark」は疾走曲。これもダークな旋律をかもし出すキーボードが効果的で、中盤の失速パートまでの間、一気に盛り上げていきます。それにしてもこのバンドの女性コーラスはいい意味で怖い6曲目「Flaming Ember」は1番最初に話したとおりですがこの曲はこのバンドにとっての遺産のようなものであるそうで確かに素晴らしい完成度ですヘヴィメタルファンであれば感動せずにはいられない、まさにその通りです。7曲目「Bring Out Your Dead」は唯一シンフォニックな演出が全くなしのアグレッシヴなメロディックデスメタル。こういった曲を1曲入れてきたのは意外でもありながら聴き手を飽きさせないし素晴らしいなと思います。ほとんど目立ったギターソロがないバンドなのにこの曲だけ突然入っているのでおや?珍しいなと思ったらどうやらWintersunのヤリ・マーエンパー(このアルバムが出た当時はEnsiferum?)が参加して弾いたようです。

8曲目「Forest Remains Victor」は先ほどとは一変してブラックシンフォとダークキラキラシンセの登場です。勇壮でヴァイキングっぽいアレンジもありながら彼らのスタイルが一体どこを目指しているのかはたまた引き出しが多いのかとにかく女性ヴォーカルパートで一気にファンタジーになる展開に思わずおお!と感動せずにはいられませんでした。また1つカダクロスの魅力にやられたという感じです。アルバム後半になっても全くだれないこのバンドは凄すぎ。だれるどころか更に盛り上がるのが9曲目「Wreath of Seven Stars」勇壮すぎるイントロからして悶絶します。ドラゴンとかゴブリンとかが出てくるところからしてファンタスティックであるのですがどちらかといえば王道のメロディックパワーメタルといった感じです。ちなみに11曲目は日本盤ボーナストラックなのですがこの9曲目「Wreath of Seven Stars」のノーマルヴォイスヴァージョンが収録されていて、デスヴォイスがハイトーンのノーマルヴォーカルに変わっていて完全にメロスピです。これはこれでありというか、私もよく思うのですがどのバンドでもメロデスのヴォーカル部分をノーマルに変えて歌っても絶対にかっこいいなと思う曲って結構あるんですよね。こういう試みは面白いと同時にやっぱりこういうのもかっこいいじゃないか!とわかったので感動です。

話は戻って10曲目「Turmion Taival」はラストの8分強の大作です。アルバムの最後に相応しい曲でヴァイキングっぽい作りでもありますが、その勇壮でどっしりとした展開は聴き手にこのアルバム最高だったろう?といっているかのようにも感じられます。そして中盤、突然曲調が激変します。欲を言えば最後もうちょっと盛り上がって欲しかったなという感じですが・・・。あ。数曲ピックアップする予定が全曲について語ってしまいましたね皆さんも是非ともこのカダクロスの2ndを聴いてみて欲しいです

『The Gates of Oblivion』 - DARK MOOR

2002年03月01日

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  • ジャンル:シンフォニックメタル/スピードメタル
  • 国籍:スペイン
  • リリース:2002年3月
  • 通算:3rdアルバム
満足度:98

前作が哀愁のメロディが多く聴かれたのに対し、今作では明るいメロディ中心になったと感じたが、相変わらずのシンフォニックスピードメタルっぷりで大満足の作品だ。

特に感銘を受けたのが「A New World」で、歌詞を味わいつつ聴くと、「Quest For The Eternal Fame」に匹敵する究極的名曲であることを確信した。特に、希望と喜びに満ちたサビメロは、新天地を発見した者達の喜びを表現していると感じられ、聴く者の心を昇天させるであろう!

モーツァルトの「レクイエム 怒りの日」のメロディをモチーフにした大作シンフォニックスピードメタル曲「Dies Irae」も凄く、構成力、メロディの質ともに究極レヴェルにある。上記2曲は共にバンドのリーダーであるエンリク・ガルシア作曲で、彼の才能が爆発していると言えよう。(雷X)

タグ:DARK MOOR

『Suicide By My Side』 - SINERGY

2002年02月05日

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  • ジャンル:メロディックメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2002年2月5日
  • 通算:3ndアルバム
満足度:98

シナジーの3rdアルバムです!!!!3rdの魅力は2ndと同様アレキシ・ライホとローペ・ラトヴァラによるツインリードギターである!そして同じくキンバリー・ゴスによるよりパワフルに化けたヴォーカル!そしてメロディ最高!全曲素晴らしいクオリティだといえよう!!!!さて、ギタープレイが楽しいのはもう当たりまえって感じなんだが聴いて思ったこと、全てにおいて!う・・・上手い!1stよりも更にもんのすごいパワーアップしています!このパワーアップは並じゃありません。ヤバいです。涙出るほど感動しました。もうこれはギターアルバムだな。しかしVOの主張もすごいから腕の見せ付けあいみたいな感じでそれがどちらもクオリティが高くて最高!って感じです。

まず驚いたのがキンバリーの歌声。キンバリー、更に歌が上手くなってる!!!!!ドスの聴いた声になったというか1stと比べると歌い方から何から全然違う!!!!!!!!1stにはまだ感じられた優しさとか女らしさが一切消え去ってます(爆)すんげぇこのド迫力!!!!!!!!!パワー、エネルギー、クオリティなどが全て極上の正統派ヘヴィメタルを楽しめるこのアルバムは1stよりも更に更にすごくてマジで参りましたって感じです(笑)ほんとに最初から最後まで圧倒されっぱなしなのだが・・・。

そしてギタープレイはこのアルバムでも爆発しておりもうこれは神かと!!!!!!買って本当に満足できるCDというのはこういうことを言うんだなというのがハッキリと感じられる1枚です。終始トリップしっぱなしになります(笑)ちなみに特にお気に入りを選ぶのが大変なほどどれもいいのだが1曲目の「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」と2曲目「ザ・シン・トレード」3曲目「バイオレイティッド」そして7曲目「パッセージ・トゥ・ザ・フォース・ワールド」が私は特にお気に入りです。特に1曲目の格好よさはたまらん!!!!!

シナジー最高!!です(笑)やはりアレキシ・ライホが参戦してるだけあってギターアルバムとしても聴けるしメロディの良さも楽しめるしどちらにせよレベルが高い。もうだからね、シナジーは他バンドとは曲のクオリティが格段に違うんだってば!!!!!

タグ:SINERGY

『Sign Of The Winner』 - HEAVENLY

2001年11月21日

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  • ジャンル:メロディックパワー/スピードメタル
  • 国籍:フランス
  • リリース:2001年11月21日
  • 通算:2ndアルバム
満足度:97

前作で感じられたGAMMA RAYっぽさは受け継ぐも、それを更にクォリティアップさせ、またメロディのクサさ、煌びやかなサウンド等全てに成長を感じさせる。狂おしいまでのドラマティックさは、CDの帯のジャンル表記が、いつものビクターがリリースしたメタル作品なら「ヘヴィ・メタル」となっているところが「劇メロ」と書かれていたことからも明らかだ!

The World Will Be Better」はバンドの代表曲としても紹介される「神の名曲」であり、転調を含む流麗な展開からあまりにも感動的なサビメロ等、全てが完璧だ! その他の曲も全てが劇メロで貫かれており、多くのクサメタラーやメロスパーを狂喜させる作品となった。

この作品の劇メロとクサさは後世まで語り継がれるべきものだろう!(雷X)

タグ:HEAVENLY

『Follow The Reaper』 - CHILDREN OF BODOM

2000年10月30日

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  • ジャンル:メロディックデスメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2000年10月30日
  • 通算:3ndアルバム
満足度:97

究極のメロディック・デスメタル作品と言える前作に比べ、メロディのキャッチーさはそのままに、クラシカルなテイストや楽曲のひねりという点は減退、その代わり刺激的なギターリフ、バッキングが目立つストレートな楽曲が目立つようになった。それでもアレキシ・ライホの作曲センスは素晴らしく、全てが完璧にまとまっているのが凄い。#1のサビメロにあたる部分の展開と#5のギターソロが特に素晴らしい!(雷X)

2ndよりもシンセとギターの絡みが特に際立つ最高級の仕上がりと言えましょう! アレキシ・ライホのギターとヤンネ・ウィルマンのシンセに誰しも悶絶しまくるであろう1枚! こちらも2nd同様神!アルバムだと思うのでヘヴィロテにヘヴィロテを重ね一生聴いて愛していくんだろうなぁと思うくらいかっこいい。

主に私が大好きな曲を紹介しようかっ! 1曲目「Follow The Reaper」 オープニングナンバーがこんなに素晴らしいなんて!!!(涙)と悶涙する曲。 Children Of Bodomのあらゆる曲の中でもトップクラスに属する程私が大好きな曲がこの「Follow The Reaper」だっ!アレキシのギターもすごいかっこいいんだけどヤンネ・ウィルマンの流れるようなメロディで死ぬほど美しいキーボードが超絶的で、特に後半のソロの掛け合いにもうただただ硬直してしまうというかとにかくヤバい!!

2曲目「Bodom After Midnight」 死ぬほどノリの良い曲でこの曲を聴いてるとめちゃめちゃ気分がよくなるのだ!!何が好きかって聞かれるとやっぱり全部!となってしまうんだけど(笑)リフが超かっこいいしキレのあるリズムにやられたんだなっ! 聴けば聴くほどこの曲にハマっていき楽しい気分になるのだっ!

5曲目「Mask Of Sanity」 うぉぉーーーッッ!!これはChildren Of Bodomの中でもトップクラスに位置するほど好きな曲!!!!!!!!!!! イントロから悶絶であるが何がいいのかって全てがいいし(こればっか) アレキシの吼え叫びまくりもいいし、1分25秒〜のサビにあたる部分が 1番好きかなぁ。そんでまた超絶イントロフレーズを挟んでの爆裂Aメロ、 02分06秒〜の展開も好き!2分35秒のアレキシの吼えなんか「ヴゥヴォ!!」ってゲロ出てそうなくらいでさいこーーーうッッ!!!(爆) 2分45秒〜のソロパートは入り方が独特でなんか好きだなぁ。メロディラインもすごく個性が強くて、更にキーボードまで個性的なメロディラインを描いているからまたもやCOBの威力を思い知るのだ!!

9曲目「Kissing The Shadows」 7曲目の「Hate Me!」もいいんだけどこっちのが好きなんだなぁーっ! 3rdのキーボードは本当に前に出まくっているって感じでギターよりもむしろキーボードに注目したいくらいだ!この曲もシンセパートが本当に格好良くてギター顔負けのソロを生み出すのだ!後半なんかギターとキーボードの大舞台といったくらい長く聴き応えのある素晴らしいソロを拝めるのであるのだッッ!!! まさにギターとシンセのソロバトル曲とでも言うべきかっ!(東 瑠利子)