2008年3月に放送された特別ドラマ「東京大空襲」のテーマ曲として、YOSHIKIが作詞・作曲した楽曲「愛する人よ」を、何とテノール歌手の秋川雅史が歌うという奇跡のコラボレーションが実現していたのをご存知だろうか? オレはYOSHIKIの音楽を聴くためにドラマを観たのだが、ストーリーも感動的で、音楽との相乗効果で涙が止まらなかったのを覚えている。
改めて「愛する人よ」を聴いてみると、あまりにも切なくて哀しく、そして美しいバラードであると感じた。X JAPANのバラードに勝るとも劣らぬ完成度で、とてつもない感動をもたらしてくれる楽曲だ。メロディのよさは勿論、優しく力強い秋川雅史のヴォーカルと、YOSHIKI得意のストリングスアレンジとピアノが、感動をより高めてくれる。また楽曲の構成も、2度目のサビメロを転調させ、最後では劇的な盛り上がりを見せるなど、短いながらも秀逸なものとなっていると感じた。
同様の楽曲として、Violet UKの「Unnamed Song」も素晴らしかったが、オレは「愛する人よ」にはより感動させられた。それは、ドラマのストーリーに引き込まれていたということもあったが、日本語詞で、日本人の歌声ということも大きな要因だったのだろうと思う。
新生X JAPANでは「Jade」に感銘を受けたことで、次に発表される楽曲にも大いに期待が持てる。Xのデビュー当時から比べると、楽曲の雰囲気に多少の変化は見られるものの、44歳になるYOSHIKIの才能に、一片の衰えも感じられないのは、ファンとして嬉しい限りだ。早く高音質の音源でYOSHIKIの楽曲を堪能したいものだ。
YOSHIKIと秋川雅史のコラボに至った経緯などはこちらをご覧頂きたい。


