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『Theatre Of Fate』 - VIPER

1989年10月01日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックスピードメタル
  • 国籍:ブラジル
  • リリース:1989年10月(日本リリースは1991年)
  • 通算:2ndアルバム
満足度:98

この作品のリリースより少し前、HELLOWEENが「守護神伝」で衝撃を与えたが、そのほんの少し後に既にこれだけシンフォニックなスピードメタルが生み出されていたということが驚くべきことで、全曲が名曲と言えるほど完成度が高い。ヘヴィ・メタル史上に残る名作となるべき作品だと感じるほど魅力的だ。

その中でも特筆すべきは「Prelude To Oblivion」で、展開が他の一般的な音楽とは全く別物で、Aメロ、Bメロ、サビという構成は存在しない。作曲者は、そのほとばしるセンスの赴くまま作曲を進めていったのであろう。まるでクラシック音楽をメタルアレンジし、そこにヴォーカルを乗せたような音楽だ。世界で初めて作曲された、シンフォニック・メロディックスピードメタルとも言えるかもしれない。これこそメロスピ黎明期に生まれた奇跡の楽曲だ! また、アンドレ・マトスがベートーベンの「月光 第1楽章」のメロディを使い激情のバラードにアレンジした「Moonright」も絶品だ。

この曲の作曲クレジットはベースのピット・パシャレルとなっているが、All strings concept and arrangement by Andre Matosとある為、アンドレ・マトスが大きく関わっているとする説が有力か。昔のハードロックバンドは、バッキングを作曲者が作り、歌メロはヴォーカリストが作っていることが多かったようで、この作品の場合も、ヴォーカルメロディとオーケストレーションをアンドレ・マトスが担当したのだと思われるが、もしかすると「Prelude To Oblivion」に関しては、アンドレ・マトスによって構成された部分は更に多いかもしれない。彼はANGRAやソロでスピード曲も書いているが、ここまでメロディ・アレンジ共に全体がシンフォニック爆発しているというのは無かったし、奇跡の1曲と言えるだろう。(雷X)

タグ:ANGRA
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