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『Visions』 - STRATOVARIUS

1997年04月28日

CDジャケット画像
  • ジャンル:メロディックメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:1997年4月28日
  • 通算:6thアルバム
満足度:92

この作品は、BURRN!誌のクロスレビューで、点数こそはそこそこ高かったものの、他のバンドのアイデアを引用している等あまり良いことは書かれておらず、それによって起こったFAX事件(詳細はSTRATOVARIUS擁護論 - METALGATE参照)で有名だ。

確かにHELLOWEENにイングヴェイ・マルムスティーンのソロを合わせたような音楽性ではあるが、類い稀なる悲哀と激情のメロディと空気感は、彼等独自の音楽性と言えるだろう。そしてこの作品の魅力はその哀愁のメロディを撒き散らして疾走する曲に他ならない。

クラシカルなチェンバロ、徹底的にクサいメロディを乗せて疾走する#1「Black Diamond」は、特に最後ギターが絡み付いてくるパートが劇的極まって素晴らしい。そして#3「Forever Free」はキャッチーなメロディと共に疾走し、特にサビメロはこれぞクサメタル!と言うべき典型的なもので悶涙させてくれる。

ネオクラ疾走チューン#5「Legions」も高揚感溢れるメロディ、アレンジで悶絶だ。そして何と言っても#10「Visions (Southern Cross)」が凄すぎる。完璧な劇的展開、速いテンポによる疾走感とヨルグ・マイケルのスパスパと切れ味鋭いフィルが曲をより刺激的なものとしている。メロディと展開は勿論、刺激という点でも最高な大作曲は、この曲以外で思いつく曲と言えばX JAPANの「Art of Life」や「Rose of Pain」ぐらいのもので、貴重な存在である。

また絶品のバラードの#4、ネオクラ疾走インストの#7、HELLOWEENのような#8等、疾走曲以外も素晴らしい出来で、捨て曲無し、全体に劇メロが洪水のように溢れていると言えるだろう。メロパワ/メロスピ/クサメタルとな何か? この質問に対する最も的確な回答のひとつと言っても過言ではない内容で、後発のバンドに多大なる影響を与えた作品であることは間違い無い。(雷X)

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