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『A New Dawn』 - ORION RIDERS

2004年01月23日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニック/プログレッシブ/スピードメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2004年1月23日
  • 通算:1stアルバム
満足度:92

クラシック音楽に影響を受けた音楽性をベースに、疾走パートあり、プログレッシブなパートありの多彩な音楽を聴かせる。大仰なオーケストレーションとクラシカルなフレーズを随所に散りばめ、ヴォーカルメロディは激情のメロディだ。サウンドは自主制作盤ゆえ不十分だが、完璧ともいえる楽曲群が補って余りあると言える。

驚くべきは、この手のB級バンドでは特級ともいえるヴォーカルの実力だ。ANGRAをはじめとしたブラジルのメタルバンドのヴォーカリストを思い起こさせる歌いまわしと声質は、このバンドの楽曲をより光り輝くものとしていると同時に、感情を曲に封じ込めることに成功していると感じた。超高音でも衰えを知らないパワーと繊細な表現力には恐れ入った。バンドの演奏力も申し分ないと感じた。

気に入った曲のことを書くと、「Whispersは」シンプルなメロディックスピードメタルで、特にイントロの最後のあたりのメロディとサビのメロディから悲哀を感じた。私は哀メロを聴いた時の感動を「青い涙が流れる」と表現するが、このメロディは「感動」というより「胸をつぶされそうな慟哭」に感じられ、まさに「血の涙が流れる」と表現するに相応しい。同時にANGRAに代表されるブラジルのメロディック・メタルバンドを彷彿とさせる爽快さすら感じさせる名メロディとなっている。

A New Dawn」は構成力抜群の楽曲で、曲の後半でやっと疾走するサビメロが聴け、これも大満足のメロディで、爽快であり悶涙もできるメロディと言える。また、Bメロにあたる部分の哀感も満点だ。そして「Old Symphony」があまりにも素晴らしい。クラシカルでシンフォニック、そして完璧で飽きさせない曲構成、シンフォニック・メロディックパワーメタルの大傑作と言えよう!

他の曲は、例えばDREAM THEATERあたりのプログレッシブ・メタルバンドが好きならば充分悶絶だろう。しかしオレにはちょっと退屈に感じられるものだった。(雷X)

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