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『The Infinite Wonders Of Creation』 - LUCA TURILLI

2006年05月26日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックメタル
  • 国籍:イタリア
  • リリース:2006年5月26日
  • 通算:3rdアルバム

ルカ・トゥリッリのソロアルバムは、1stでは過去を、2ndでは未来を、そしてこの3rdでは現在が描かれている。#1の壮大なオーケストレーション等を聴けば分かるように、シンフォニックメタルであることには変わりはないが、劇的な展開、激烈なビート、キャッチーでクサいメロディという要素が悉く消滅してしまった感があり、全体的にダークなミドルテンポ曲が続くので興奮とは無縁の音楽となってしまった。

また、今作はオラフ・ヘイヤーよりも女性ヴォーカルが目立っており、#2はいきなり女性ヴォーカルのみの曲だ。これには疑問で、何故なら同時期にDREAMQUESTという女性ヴォーカルのプロジェクトもあったからだ。ここはオラフ・ヘイヤーのヴォーカル一本で行ってほしかったところで、特に#2は壮大なオペラティックメタルとなっており、オラフのヴォーカルで聴きたかったと思う。

音楽的には、疾走は無くダークなものの、あぁこれはルカ・トゥリッリが作曲したんだな、という雰囲気を随所で感じることができる。特に#2、#5、#9で聴けるメロディはかつてのルカの悶絶級の曲のメロディに近いものがある。聴き込んでいけば、これまでの彼の作品のような興奮は味わえないまでも、緻密な造り込みも相まって、素晴らしい作品であると認識できる人も多いかもしれない。

しかし、やはりオレはルカにこういう音楽をやってほしくはなかった。彼は分かりやすい疾走曲に飽きたのかもしれないが、それならば、2ndアルバムのタイトルチューンのような、激烈に疾走しながらもプログレッシブで複雑な構築美を追求してほしかったと感じる。また、アルバムの構成も、同じようなテンポの曲が続きだれてくるので、1曲ぐらいは猛烈なビートと死ぬほどクサいメロディと派手で大仰なオーケストレーションを繰り出してほしかった。嗚呼、次作では原点回帰をお願いしたい。(雷X)

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