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『Perpetual Burn』 - JASON BECKER

1988年01月01日

CDジャケット画像
  • ジャンル:ネオクラシカルメタル(オールインストゥルメンタル)
  • 国籍:アメリカ
  • リリース:1988年
  • 通算:1stアルバム
満足度:96

若くしてALSという、筋肉が使い物にならなくなってしまう病気にかかってしまい、演奏活動を続けることができなくなってしまった、悲劇の天才ギタリスト/作曲家だ。今でも眼球は動くということで、その動きに反応して操作するコントローラを用い会話をするそうだ。

そんな彼の大傑作であるオールインスト曲によるファーストソロアルバムで、1曲目「Altitudes」は、音楽史に残ってもおかしくない程のクォリティを持つ悲哀と激情の名曲だ。ラストに演歌調のメロディも飛び出すこの曲は、哀しくそしてとてつもなく重い曲だとしか言いようが無い。彼の現状を思いながらこの曲を聴くと、胸が締め付けられそうになる。

そのギターテクニックは当時まだ10代にも関わらず成熟したもので、完璧ともいえる演奏を聴かせてくれる。また彼は、若くして高度な作曲理論にも精通しているようで、現代に生きるクラシック音楽とも言うべき「Air」も傑作だ。この曲はアルバムのライナーノーツによると、対位法に則って作曲されたとのことで、アコースティックギターによる複数の旋律の絡み合いは、バッハのインヴェンションの如く美しい。(対位法とは、複数の旋律を、それぞれの独立性を保ちつつ互いによく調和させて重ね合わせる為の音楽理論)

その他の曲も、美しい曲、アヴァンギャルドな曲等、全てが素晴らしい。理論と優れた感性に裏付けられたクォリティの高い音楽が並ぶ。残念ながらこのアルバムは、確か廃盤だったと思うので、中古屋をくまなく探すしかないかもしれないが、2008年2月現在、上の「購入する」リンクで入手できるようだ。(雷X)

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