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『Powerplant』 - GAMMA RAY

1999年03月20日

CDジャケット画像
  • ジャンル:メロディックパワーメタル
  • 国籍:ドイツ
  • リリース:1999年3月20日
  • 通算:6thアルバム
満足度:98

Land Of The Free」、「Somewhere Out In Space」と2枚続けてオレのようなクサメタラー、メロスパーにはたまらない作品を発表してくれたGAMMA RAY、続くこの作品も絶品の仕上がりでオレは歓喜の涙を流すことになった。ジャケットのアートワークや1曲目のタイトル(アルバムタイトルも当初は「Anywhere In The Galaxy」になる予定だった)が象徴するように、前作のイメージを引き継いだような作風の作品となっている。楽曲的にも、疾走曲からスローテンポ曲までバランス良く収められている上に、質も前作、前々作に劣らぬ名曲ばかりだ。

#1「Anywhere In The Galaxy」は、劇メロと疾走に加え、ツインリードの部分の美しさも完璧ながら、そうでない部分が特にカイ節全開な素晴らしすぎるギターソロがあり、早速悶涙させてくれる。そして#2「Razorblade Sigh」は一聴するとストレートなアップテンポ曲と感じるだろうが、これぞカイ・ハンセンだ!と唸る展開美を見せている。ABメロが2度目で変化したり、転調を繰り返したり、最後はサビメロが変化しドラマティックに盛り上がるという展開に興奮だ!

#4「Strangers In The Night」はドラマーのダン・ツィマーマン作曲となっており、ライナーノーツを読むと、彼がデモを紛失し、記憶を頼りにカイとの共同作業で楽曲を完成させたという曲で、カイの曲以上にクサメタリックな疾走曲で嬉しい。圧巻は#11「Armagedon」で、前作の「Somewhere Out In Space」に引き続き、カイ・ハンセンの作曲家としての実力が発揮されている疾走大曲となっている。ストレートなギターリフや歌メロから、オペラティックなコーラス、曲に面白みを与える展開の妙が惜しげもなく披露されており、その構成美には非凡なものを感じられる。

その他の曲も、カイ以外のメンバーも積極的に作曲に参加している上に仕上がりは素晴らしく、キャッチーな曲、劇メロな曲、ヘヴィ・メタルな曲、ダークな曲と色とりどりで、バンドとして充実の極みであることを楽曲が証明している。

サウンド面は、以前の作品に比べてライブ感を重視したものとなっており、メンバーの演奏技術、グルーブ感が前面に出されていて、前作などと比較して、正統派ヘヴィ・メタルに近いといった感じだ。初期はメンバーチェンジが多かったものの、現ラインナップは1997年以降2007年現在も変わっておらず、メンバー間のつながりも深まったことがより強いグルーブ感を生み出しているように感じる。また、長いキャリアを経て、彼らにとってのメタルの原点(Judas Priest等)を意識したことが、よりストレートなサウンドを志向させたのだろうと想像できる。

1st、前作、前々作も傑作だったが、また1枚GAMMA RAYの歴史に傑作が加わった!(雷X)

タグ:GAMMA RAY
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