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『Jaktens Tid』 - FINNTROLL

2001年01月01日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックブラック/ヴァイキングメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2001年
  • 通算:2ndアルバム
満足度:88

民謡調メロディに、スネアドラムやその他の楽器も裏打ち疾走という音楽性から、ポルカ・メタルと呼ばれたバンドだ。ジャンルとしてはシンフォニックブラックメタルとされていたが、北欧のブラックメタル作品独特の冷たい暴虐性は存在せず、どこか楽しさや温かさを感じるのがこの作品の特徴であり、その点ではブラックメタルとは言えないバンドだ。何しろこのバンドの音楽性からは、ブラックメタルらしい悪魔などではなく、森、妖精、ホビットなどがイメージされるのだ!

ヘヴィでスローな#1〜2は少し退屈という感を受けるが、その後が凄い。特に#3「Slaget vid Blodsalv」は、民謡そのもののメロディにポルカのリズムでの疾走が気持ちいい。中盤にはガッツポーズと共に叫び出してしまいそうな悶絶パートもあり、究極のヴァイキング疾走メタルとなっている! 盛り上がらない#1〜2は何だったんだろうと思うほどだ。

また、ポルカ疾走だけではないのがこのバンドの優れたところで、思わず聴き入ってしまうインストの#6「Bakom Varje Fura」等で聴ける、小人が出てきそうな、かわいらいさすら感じる独特の音楽性は他のメタルバンドでは聴いたことがない要素で、新鮮な喜びをもたらしてくれる。また、時折RHAPSODYなどで聴けるような大仰なパートもあるのも嬉しい。

ポルカのリズムや民謡の要素を取り入れ、それをハイクォリティで纏め上げていることから、極めて高い音楽性を備えていると感じる。更に、シンフォニックブラックメタルとしてのアグレッションや刺激を感じるパートもあり、またサウンドと演奏の質も高く、単なる色物に終わらない才能を持っているバンドだ。(雷X)

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