
- ジャンル:メロディックパワーメタル
- 国籍:スウェーデン
- リリース:2004年1月19日
- 通算:2ndアルバム
このアルバムを買ったきっかけはこのアルバムタイトルチューンの「Anima Mundi」を試聴し、そのあまりにドラマティックで美しすぎる音楽に感動したことと、このバンドのヴォーカルLUCATURILLIのソロアルバムでもお馴染みであるオラフ・ヘイヤーであるということも重なり、私はオラフの声が死ぬほど好きなので(ヘヴィメタルヴォーカリストの中でもトップクラスで好みな声かもしれんな)購入に至ったのであるが、楽曲、プロダクション共に中身も最高でああーっ!こりゃいいわ!!と満足よ。ほんのりネオクラシカルさを添えたパワーあるドラマティックサウンドに虜になる。どちらかといえば正統派よりのメロディックパワーメタルであるのでそういったものを好む人のほうがこのアルバムに悶絶できることであろう。
1曲目「Divine」オープニングナンバーが最高!!アルバムの中でも2番目に好きな曲で、イントロ始まり14秒〜奏でられるキーボード&ギターの死ぬほどクサい悶絶フレーズにノックアウト!!曲の構成や進行はとても単純なものであるが正統派にヘヴィバッキングにのせてかっこよくすぎるAメロ、伸びやかなメロディで疾走するBメロ、そしてまた悶絶フレーズを挟み、A、Bときたら明るく爽快感のあるサビがお目見えする!!このメロディがまた最高でなッ!そして美麗にまとまりのあるギターソロ、悶絶サビの連続に、1曲目からこの感動は最高である!と思わせるもので、あまりに美しすぎるサビメロの連続にもう大満足よ!オラフの伸びやかなヴォーカルも最高!3曲目「Anima Mundi」アルバムタイトルチューン!この曲はもうとにかく最高で、アルバム内でも1番好きな曲。しかも、いろいろあるメタルバンドの曲の中でもこの曲の素晴らしさはかなり上位にしめるので本当にいい曲なんだよこれが!!!!私はこの曲を連続10回聴いても飽きない。サビのメロディがとくに最高で、「See the sun〜♪ See the sky〜♪」と大合唱する様は心を鷲掴みにされたかのような悶絶メロディに鳥肌!そしてあまりの興奮に涙が出てきてしまった!!!!2分07秒〜美麗静寂パートがまたこの音楽をより神聖なものとし、静寂を突き破るかのようにくる2分33秒〜のソロ、そして最後はサビの大合唱の連続にもうメロメロだ。
5曲目「What」33秒〜のキーボードとギターのネオクラフレーズに悶絶だ!ミッドテンポな曲であるがプログレッシヴ要素を含み美しい進行を遂げていく大人っぽく現代的な曲である。決して私の好きな傾向の曲ではないだけにこの曲の悶絶ネオクラフレーズがいかに重要をしめているかということになるがサビのコーラスもいいし1番好きなのが3分〜のこの曲の1番の展開をみせるところでそこから繋がるギター&キーボードのソロがイキな感じで最高!特にキーボードが独特なメロディを奏でていていいなぁって感じだ。8曲目「Closer To The Sun」キャッチーメロディにのせたネオクラスピーディなナンバーで死ぬほどクサい曲!このアルバムでも3番目に好きな曲で、イントロからこのクサいサビメロを歌いネオクラキーボードフレーズが登場し、爽快感のあるAメロ、私はこのAメロが好き。そんで死ぬほどクサいサビ!メロディだけなら1曲目と3曲目のほうが断然いいけどこのサビメロは頭から離れなくなる粘着度が強い上に転調を重ねるのでその繰り返しにまた悶絶ってもんだ!2分14秒〜の疾走ギターソロも爽快なメロディでいいし、キーボードが絡んでくるあたりがまたかっこいい!とにかく正統派なメロパワであるけど1曲目の「Divine」と3曲目「Anima Mundi」、8曲目「Closer To The Sun」を聴くためだけでもこのアルバムを買う価値は充分にあるはず。