サイト概要

当サイトは、東 瑠利子のオリジナル楽曲とメタル音楽レビューを公開しております。メロディアスな旋律と、ゴージャスに音色を駆使したパワフルで疾走感溢れるヘヴィサウンド、激しく展開するファンタジーで勇壮で感動的な世界をお届けします。現在ダウンロードできる楽曲は50曲以上ありますので、普段の音楽鑑賞用に、通勤通学のお供にmp3プレイヤなどに入れて聴いて楽しんでください。 著作権は放棄しておりません。当サイト全ての内容はリンク報告無しでの転載、また改変、再配布、直リンク、商用利用などは固く禁じております。すべての内容は日本の著作権法及び国際条約に保護を受けています。東 瑠利子の自己紹介はこちら

『Dark Moor』 - DARK MOOR

2003年12月17日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックメタル
  • 国籍:スペイン
  • リリース:2003年12月17日
  • 通算:4thアルバム
満足度:86

バンドのリーダーであるギタリストのエンリク・ガルシアとベーシスト以外全員脱退という状況で生み出された4thアルバム。前作までおそらく曲作りに大きく関わっていたと思われるロベルト・PCアルベルト・マロート、両者の脱退によってどんな音楽的変化がもたらされているのだろうか? とか思ったりしながら聴き込んだ。

ヴォーカルは前任ヴォーカリストであったエリサ・C・マルティンに声がそっくりで違和感がない。よくぞ別姓でここまで似た声のヴォーカルを見つけたものだと最初思った。でもBURRN!のインタビューでは似た声の人を見つけようと意識はしなかったらしい。

ヴォーカル以外で最初に感じるのは、同じBURRN!のインタビューでエンリクが語った通り、ギターを前面に出したプロダクションがなされていること。これがヘッドフォンで聴いていると「メタルを聴いている」という感じで大変心地よい。そしてそれでもバックのオーケストレーションは埋もれることなく、前作以上にきめ細かいアレンジとクリアなサウンドは、究極のシンフォニックメタルであることを主張しているかのようだ。

音楽的には前作までに見られた限りなくキャッチーでクサいメロディを乗せて一直線に疾走するということが無くなった。4、5、6曲目には劇メロ疾走パートはあるが、メロディのクサさと勢いが減退し、洗練という言葉が似合うパートとなっている。

最高だったのは12曲目「The Dark Moor」で、妖しげなメロディとクラシカルな要素をふんだんに盛り込んだパートがめくるめく展開をみせるのに興奮!

結局、2人有能な作編曲家脱退の影響は特に感じず、今作では全ての曲を書いているエンリク・ガルシアが、前作までのような劇的に疾走する、というスタイルに飽きたのかな、と思わせることが多い作品であった。これはバンドにとっては進歩なのかもしれないが、メロパワ/メロスピファンにとっては、前作までの「一聴してガッツポーズ!」が無くなったのが物足りなさを感じる部分だ。(雷X)

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/177291896
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック