サイト概要

当サイトは、東 瑠利子のオリジナル楽曲とメタル音楽レビューを公開しております。メロディアスな旋律と、ゴージャスに音色を駆使したパワフルで疾走感溢れるヘヴィサウンド、激しく展開するファンタジーで勇壮で感動的な世界をお届けします。現在ダウンロードできる楽曲は50曲以上ありますので、普段の音楽鑑賞用に、通勤通学のお供にmp3プレイヤなどに入れて聴いて楽しんでください。 著作権は放棄しておりません。当サイト全ての内容はリンク報告無しでの転載、また改変、再配布、直リンク、商用利用などは固く禁じております。すべての内容は日本の著作権法及び国際条約に保護を受けています。東 瑠利子の自己紹介はこちら

『Cruelty And The Beast』 - CRADLE OF FILTH

1998年05月05日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックブラックメタル
  • 国籍:イギリス
  • リリース:1998年5月5日
  • 通算:4thアルバム
満足度:99

究極的な激情ドラマティックサウンドにそこらのスラッシュメタル以上の疾走、そしてヴォーカルのスクリームにより、ホラー映画をも思わせる圧倒的な描写力で物語を描き出していると言えるコンセプトアルバムの名盤。題材は、処女の生き血で若さを保とうと、多くの処女を残虐に殺したというエリザベス・バソリー夫人の物語だ。

音楽的には、耽美的でダークな世界観を持つシンフォニック・ブラックメタルで、メロディのキャッチーさ、展開、情景描写に優れたアレンジ等、全てが完璧なその音楽性にはいつ聴いても素晴らしいとしか言えない。6/8拍子を猛烈なテンポで疾走させるパートが多く、ヴォーカルは、狂気のハイトーンから語り、低音ヴォイスまで1人で使い分けるというもので、その声質と力量には圧倒させられる。

全曲最高と言えるが、その中でも特に「Bathory Aria」のドラマティシズムには度肝を抜かれるだろう。邪悪さを感じさせながら、美麗、荘厳ですらあるこのサウンドは、こんなにドラマティックな音楽は他には無いと言えるほどだ。コンセプトアルバムは、この作品のように極めて高度な音楽性が伴ってはじめて輝くと言えよう。

個人的にドラムのニコラスの疾走感満点のリズム感、派手なフィルとバスドラ使いが大好きで、この点もオレがこの作品を99点にした理由のひとつだ。ドラムの音質はショボくてよく批判されているが、アルバムのイメージに合わせる為の意図的なのかも?とも思う。(雷X 2016/10/17修正)

タグ:CRADLE OF FILTH
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/177289281
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック