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『Corona Borealis』 - CADACROSS

2002年11月01日

CDジャケット画像
  • ジャンル:メロディックデスメタル
  • 国籍:フィンランド
  • リリース:2002年11月
  • 通算:2ndアルバム
満足度:97

フィンランドのシンフォニックデスメタルバンドCadacross(カダクロス)の2ndアルバム。本気でハマりました。超絶ブラックシンフォ、究極の美旋律、クラシカルで哀愁クサメロ、ダークファンタジー私の好きなバンドはフィンランド出身が多い気がしないでもないですがたまたまでしょう(笑)それかフィンランドのバンドがすごいのかは謎ですが。一言で言えばChildren Of Bodomがブラックシンフォになった感じ。といっても近いのは6曲目「Flaming Ember」だけですね。近いというかこれはどう考えても「Silent Night, Bodom Night」のパクリです(笑)特に「Flaming Ember」の1:24〜と「Silent Night, Bodom Night」の0:49〜。ど・・・・・・どうしたんだカダクロス!(爆)と思うほど面白いので聴いてみて下さい。決して貶しているわけではありませんこの曲は本当にかっこいいし思わずガッツポーズが出てしまいます。

カダクロスにはカダクロスにしかない魅力が満載なのでその辺は全くChildren Of Bodomとはかけ離れたオリジナリティがあります。大きく違うのはやはりシンフォニックであるというところですが、古い洋館が似合いそうな妖しすぎるキーボードが随所に盛り込まれてそれがなんともいえぬ雰囲気をかもし出します。クワイアもよくあるシンフォニックメタルの聖歌隊のような感じとは全く異質で死者の叫びのような感じです。何より最高だ!と思わせるのが捨て曲ゼロ!全てがいいです。アルバム通して何度も聴きたくなるしこれは絶対飽きないですねちなみにVo/Gのゲオルグ・ラークソーはヴァイキングメタルバンドTURISASのGです。

1曲目「The Northern Crown」はインスト。しとしとと降る雨と風、静かに鳴り響く高音ストリングスと混ざって思わず息を呑む。聴く前にどんな日常があろうとも一気にこのバンドの世界へ連れていかれるようです。きれいでいてダークファンタジーな世界へ引き込まれます。2曲目「Among the Stars」はミドルテンポから一気に疾走し、哀愁を帯びたサビは吐き捨てるようなデスヴォイスのバックで死者の声とも感じられる女性ヴォーカルが交じり合って胸が痛くなるほど美しいです。ダークな旋律のキラキラシンセも効果的です3曲目「Kings of Grim」は一見普通のメロデスですがクラシカルな旋律をもってきて更に失速させるパートが印象的です。ただのザクザクギターリフの後ろでもキラキラシンセが必ずといっていいほど入っているのでいつもこのバンドのもつ雰囲気を感じ取ることができます。中盤、明るくなる展開をもってきたと思ったら後半はお化けでも出てきそうなインストパートがあったりエンディングは盛り上がるし忙しい曲です。

4曲目「Morningstar」はダークシンフォで勇壮なミドルテンポ。力強いサウンドの中に美しさが散りばめられています。中盤のオペラティックな展開からのアコーディオンが非常に魅力的ですね。5曲目「Learn the Dark」は疾走曲。これもダークな旋律をかもし出すキーボードが効果的で、中盤の失速パートまでの間、一気に盛り上げていきます。それにしてもこのバンドの女性コーラスはいい意味で怖い6曲目「Flaming Ember」は1番最初に話したとおりですがこの曲はこのバンドにとっての遺産のようなものであるそうで確かに素晴らしい完成度ですヘヴィメタルファンであれば感動せずにはいられない、まさにその通りです。7曲目「Bring Out Your Dead」は唯一シンフォニックな演出が全くなしのアグレッシヴなメロディックデスメタル。こういった曲を1曲入れてきたのは意外でもありながら聴き手を飽きさせないし素晴らしいなと思います。ほとんど目立ったギターソロがないバンドなのにこの曲だけ突然入っているのでおや?珍しいなと思ったらどうやらWintersunのヤリ・マーエンパー(このアルバムが出た当時はEnsiferum?)が参加して弾いたようです。

8曲目「Forest Remains Victor」は先ほどとは一変してブラックシンフォとダークキラキラシンセの登場です。勇壮でヴァイキングっぽいアレンジもありながら彼らのスタイルが一体どこを目指しているのかはたまた引き出しが多いのかとにかく女性ヴォーカルパートで一気にファンタジーになる展開に思わずおお!と感動せずにはいられませんでした。また1つカダクロスの魅力にやられたという感じです。アルバム後半になっても全くだれないこのバンドは凄すぎ。だれるどころか更に盛り上がるのが9曲目「Wreath of Seven Stars」勇壮すぎるイントロからして悶絶します。ドラゴンとかゴブリンとかが出てくるところからしてファンタスティックであるのですがどちらかといえば王道のメロディックパワーメタルといった感じです。ちなみに11曲目は日本盤ボーナストラックなのですがこの9曲目「Wreath of Seven Stars」のノーマルヴォイスヴァージョンが収録されていて、デスヴォイスがハイトーンのノーマルヴォーカルに変わっていて完全にメロスピです。これはこれでありというか、私もよく思うのですがどのバンドでもメロデスのヴォーカル部分をノーマルに変えて歌っても絶対にかっこいいなと思う曲って結構あるんですよね。こういう試みは面白いと同時にやっぱりこういうのもかっこいいじゃないか!とわかったので感動です。

話は戻って10曲目「Turmion Taival」はラストの8分強の大作です。アルバムの最後に相応しい曲でヴァイキングっぽい作りでもありますが、その勇壮でどっしりとした展開は聴き手にこのアルバム最高だったろう?といっているかのようにも感じられます。そして中盤、突然曲調が激変します。欲を言えば最後もうちょっと盛り上がって欲しかったなという感じですが・・・。あ。数曲ピックアップする予定が全曲について語ってしまいましたね皆さんも是非ともこのカダクロスの2ndを聴いてみて欲しいです

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