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『Holy Land』 - ANGRA

1996年03月23日

CDジャケット画像
  • ジャンル:メロディックパワーメタル
  • 国籍:ブラジル
  • リリース:1996年3月23日
  • 通算:2ndアルバム
満足度:94

1stではクラシック音楽の要素を導入したメロディックパワーメタルでシーンに衝撃を与えたANGRA、この2ndでは自分たちのルーツのひとつである祖国ブラジルの民族音楽をヘヴィ・メタルに融合するという試みがなされているのが最大の特徴だ。

そんなこの作品、1stのようなクラシカル疾走チューンを期待すると、その方向性の曲は#2「Nothing To Say」、#9「Z.I.T.O.」だけであり、それらは1stの疾走3曲にはインパクトという点で劣ると感じた。そんなこともあってか、この作品は純粋なメロディックパワーメタルを愛する者には受けがよくないことが多かったようだ。

しかし、この作品で最高の聴き所はその2曲ではなく、何と言っても#4「Carolina IV」、#5「Holy Land」に尽きるだろう。勿論#2、#9も素晴らしいのだが、この#4、#5は今まで聴いたことのないようなオリジナリティ溢れるヘヴィ・メタルで、メロディの美しさ、展開、ブラジリアンリズムの導入、全てが完璧にまとまっていると感じる。

特に#4は、約10分という長さの中に様々な要素が詰め込まれながらも展開は完璧で、魔法のようなフィーリングの働いている音楽だと感じた。聴き込めば聴き込む程驚きに満ちた曲となるであろう。#5はサビメロの「Holy Land〜」と歌うところが特に最高で、ブラジルの澄み切った青空を仰ぎながら歌うという情景が浮かび感動させられる名曲だ。

その他の曲も、何度も聴くほどに非の打ち所のない完成度の高さを感じさせる。この作品は、星の数ほどもあるメタル作品において、間違いなく最もオリジナリティの高い作品のひとつと断言できる。ただ、私にとって惜しむらくは音質があまり良いとは感じなかったことか。特に、ギターがスカスカした音質なのが気になったが、プロデューサーは変わっていないところから、これはアルバムのイメージを考えて、意図的にこうしたのなのかもしれない。(雷X 2016.10.13修正)

タグ:ANGRA
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