サイト概要

当サイトは、東 瑠利子のオリジナル楽曲とメタル音楽レビューを公開しております。メロディアスな旋律と、ゴージャスに音色を駆使したパワフルで疾走感溢れるヘヴィサウンド、激しく展開するファンタジーで勇壮で感動的な世界をお届けします。現在ダウンロードできる楽曲は50曲以上ありますので、普段の音楽鑑賞用に、通勤通学のお供にmp3プレイヤなどに入れて聴いて楽しんでください。 著作権は放棄しておりません。当サイト全ての内容はリンク報告無しでの転載、また改変、再配布、直リンク、商用利用などは固く禁じております。すべての内容は日本の著作権法及び国際条約に保護を受けています。東 瑠利子の自己紹介はこちら

武田鉄也『少年期』

2017年01月27日

武田鉄也の「少年期」という曲があまりに切なく感動的な楽曲なので紹介しておこう。オレは以前よりレビュー等で「感動で悶涙!」等と書いているものの、音楽を聴いて本当に涙が出る程感動するということは殆ど無いのだが、この曲は感動のあまり本気で涙が出そうになった! 今日聴いた時はただ横になりながらじっくり鑑賞しただけだったので、涙が出そうに留まったが、シチュエーションによっては涙がたくさん溢れてしまうと思う。

併せて 『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』感想。+『少年期』がなぜ名曲なのか - ふじみち わがたびのレビューが思わず頷いてしまう内容であった。

ちなみに、オレが本当に涙が溢れてどうしようもなかったのは「東京大空襲」というドラマで、YOSHIKIと秋川雅史のコラボ曲「愛する人へ」が流れた時で、YOSHIKIの曲が使われるということで見ていたらストーリーにも引き込まれ、ラストの感動的な場面で流れた時だった。あとは車を運転中に、天空の城ラピュタのサントラの「君を乗せて」の杉並児童合唱団ヴァージョンを聴いた時も涙が止まらなかった。

今日紹介した「少年期」も同等の悶涙を味わわせてくれる名曲と言えよう!(雷X)


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RPGゲーム『二の国』サウンドトラック

2017年01月12日

「二ノ国 漆黒の魔導士」サウンドトラックが素晴らしい!

上記動画の曲はDS版のサントラには未収録の、プレステ3版のイントロ曲だが、これまた素晴らしいので自分の備忘録も兼ねて紹介しておこう。プレステ3版のサントラを入手したいと思い検索したところ、これは日本では未発売なもののヨーロッパでは発売されたようで、米国amazon.comで買えるので、アメリカのAmazon.comで洋楽を日本の半額以下で買う方法!で紹介されている方法で購入できるが、面倒なので買うまではしないかな。

そしてエンディングテーマと思われる歌曲もあまりにも感動的な仕上がりとなっている!(雷X)



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ELFOER

2017年01月08日

数年間更新の無かった当サイトだが、リニューアルをきっかけに、当サイトでも多くのレビューを書いている「生涯メロスパー」であるオレ(雷X)がたまに更新していこうと思う。

フィンランドのバンドで2004年頃にリリースされたそうだが詳細不明で、プロダクションとヴォーカルは厳しいものの、派手なオーケストレーションと豊富なフックのある展開とクサいメロディに悶絶させられた! 検索しても殆どヒットは無い超マイナーなバンドなものの、つぼを押さえた作曲による音楽性は高く、埋もれさせておくには勿体無い音源だと思いここに紹介しよう。

Stormrider

Epical Crusade

Fly with the wind

Guild of the Three

Last of the Clan

このバンドとは全く関係ないが、下記の「ポップンミュージック」のシンフォニックメタルをはじめて聴いた時、めくるめく展開から、Elfoerの音楽を真っ先に思い出したことがある。

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雷Xの自己紹介

  • 名前:雷X
  • 生誕:1978年3月
  • 属性:生涯メロスパー 飽きると言われるメロスピ/メロパワだが、X JAPANに出会ってもう20年以上、いまだに速くて泣けるドラマティックな音楽に飽きることが無い。
  • 特に好きなバンド:X JAPAN HELLOWEEN(1mini.1.2.3) GAMMA RAY(1.4.5.6) BLIND GUARDIAN(3.4.5.6) ANGRA(1.2.5) RHAPSODY(1.2.3.4.4-2.5) LUCA TURILLI(1.2.5.6) CHILDREN OF BODOM(1.2.3) SONATA ARCTICA(1.2.3) DARK MOOR(2.3) HEAVENLY FAIRYLAND ANCIENT BARDS OPERA MAGNA
  • 好きな音楽(メタル以外):ドラゴンクエストのサントラ(すぎやまこういち) ファイナルファンタジーのサントラ(植松伸夫) ロマンシング・サガ等サガシリーズのサントラの戦闘曲など(伊藤賢治) クロノトリガーのサントラの劇的な曲(光田康典)、初代ワイルドアームズのサントラの劇的な曲(なるけみちこ)、ルドラの秘宝のサントラの劇的な曲(笹井隆司)、ポケットモンスターのアニメ主題歌のサントラ(たなかひろかず等)、久石譲(ジブリ映画の曲や最近では二の国のサントラ)など、メタル以外でも感動的なメロディで劇的な音楽を好む
  • 最近驚いたこと:覚醒剤疑惑で話題になったので久しぶりに引っ張り出して聴いたCHAGE & ASKAのSUPAR BEST2を中学の頃初めて聴いた時とは比べものにならない程素晴らしいと感じた。当時もいいと思って聴いていたが(Xに出会い聴かなくなった)今改めて、当時は味わえなかったコード進行やメロディの展開に注意して聴くと、オレが最高だと思っているYOSHIKIかそれ以上の作曲力を感じた。勿論YOSHIKIの音楽が最も好みには違いないが、これこそ天才だと実感した。
  • 当サイトの東 瑠利子の楽曲について:音源はDTMとしては完全に時代遅れと言えるが、その類稀なる作曲センスによって今聴いても充分に鑑賞できる素晴らしい楽曲が揃っていると感じる。いかにも日本人が作ったようなありがちなクサメロではなく、どこか欧州風のメロディとクラシカルなアレンジは、他のジャパニーズメタルでは聴くことのできない世界観を生み出し、唯一無二のものと言っていい。どれを聴くか迷ったら最近リリースされたものから順番に聴いていけば満足できるだろうが、あえて言うならヴァンパイア4部作The Miracle of HeavenVictorious Holy WarKingdom of the Last Elfが必聴と言えよう。あとはルリダスのGalaxyBatte GardenJourney Of The Griefは天才的センスが存分に発揮された名曲だ!
posted by 管理人 at 18:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介

東 瑠利子の自己紹介

2016年10月11日

東 瑠利子
  • 名前:東 瑠利子(あずま るりこ) - Azuma Ruriko - 女
  • 生誕:1979(昭和54)年 10月11日生まれ 37才
  • 属性:ヘヴィメタル作曲家(作曲歴15年)
  • 機材:MU2000EX・UW500・SOL2
  • 体格:162センチ 46キロ
  • 血液型:O型
  • 出身:東京都
  • 学歴:日本女子体育大学卒業
  • 音楽:メロディックスピードメタル・メロディックデスメタルヴァイキングメタル・シンフォニックメタル・ゲームミュージック
  • 尊敬:Philippe Giordana
  • 経歴:ピアノ(12年)モダンバレエ(18年)新体操(7年)クラシックバレエ(4年)
  • 2001年2月東瑠利子オフィシャルウェブサイト開設
  • 2009年10月Eyes Of Fenrir / Victorious Holy War 発売

▼好きなメタルバンド

BLIND GUARDIAN(ブラインドガーディアン)/ CHILDREN OF BODOM(チルドレン・オブ・ボドム)/HEAVENLY(ヘヴンリー)/SINERGY(シナジー)/RHAPSODY(ラプソディ) / ANGRA(アングラ) / TURISAS(チュリサス) /SONATA ARCTICA(ソナタ・アークティカ) / LUCA TURILLI(ルカトゥリッリ) /FAIRYLAND(フェアリーランド) /IMPELLITTERI(インペリテリ)/ WINTERSUN(ウィンターサン)HELLOWEEN(ハロウィン) / AQUARIA(アクアリア)/SAVAGE CIRCUS(サヴェージサーカス)ENSIFERUM(エンシフェルム)/CADACROSS(カダクロス)/MOONSORROW(ムーンソロウ)

▼好きな作曲家(メタル以外)

植松伸夫 / 伊藤賢治 / すぎやまこういち / なるけみちこ

posted by 管理人 at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介

FF3 「水の巫女エリア」を弾きました〜ピアノ演奏動画第22弾〜

2014年06月20日

 

♪ファイナルファンタジー3「水の巫女エリア」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

posted by 管理人 at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

FF3 「アムルの街」を弾きました〜ピアノ演奏動画第21弾〜

♪ファイナルファンタジー3 「アムルの街」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

posted by 管理人 at 11:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

FF9「ローズ・オブ・メイ」を弾きました〜ピアノ演奏動画第20弾〜

 ♪ファイナルファンタジー9 「ローズ・オブ・メイ」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

posted by 管理人 at 10:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

FF3 「故郷の街ウル」を弾きました〜ピアノ演奏動画第19弾〜

♪ファイナルファンタジー3 「故郷の街ウル」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

posted by 管理人 at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

魔女の宅急便「傷心のキキ」を弾きました〜ピアノ演奏動画第18弾〜

2013年10月02日

♪魔女の宅急便「傷心のキキ」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

posted by 管理人 at 19:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

FF8「The Successor」を弾きました〜ピアノ演奏動画第17弾〜

2013年01月27日

♪ファイナルファンタジー8「The Successor」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

FF8の隠れた名曲。派手ではないけどじわじわと迫りくるような感じ。魔女のモチーフが入っているのもアルティミシアからイデアへの魔女の力が継承されたことを感じさせる音楽となっています。この曲は長く4パートで構成されており、今回はメインとなる半分の2パート目まで弾きました。

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今回、上級者向けの楽譜に挑戦したのですが(いつもは中上級向け)、、、さすがに練習が必要でした^^;難しかったです。。。 

↓原曲はこちらです

♪ファイナルファンタジー[「The Successor」

posted by 管理人 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

FF5「新しき世界」を弾きました〜ピアノ演奏動画第16弾〜

2013年01月12日

♪ファイナルファンタジーX「新しき世界」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

第3世界のフィールド曲。当時はそのあまりの美しいメロディにテレビの前で呆然と立ちつくしこの曲を聴き続けました。FFの歴代フィールドで1番好きな曲です。次に好きなのはFFWとFFYのフィールドかな。

↓原曲はこちらです

♪ファイナルファンタジーX「新しき世界」

posted by 管理人 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

ドラクエ7「のどかな家並」を弾きました〜ピアノ演奏動画第15弾〜

2013年01月06日

♪ドラゴンクエスト7 「のどかな家並」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

歴代ドラクエの村BGMの中でも特に好きな曲です。穏やかで優しい雰囲気でどことなく儚げですが明るい希望に満ちている感じもするこの曲は、ゲームプレイ当時(高校2年かな)村の音楽だけどどことなく船の音楽っぽい雰囲気もするのはフィッシュベルが海に面した村だからなのかなと思い、すぎやまこういちさんはやっぱりすごいなぁと思ったものです。

せっかく録音したけど原曲を聴かないで弾いたので1か所間違えていました^^;

20130106-1.jpg

我が家は猫がのどか〜(^m^) この電子ピアノは省スペースで超オススメです!

posted by 管理人 at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

サガフロンティア「まよい」を弾きました〜ピアノ演奏動画第14弾〜

♪サガフロンティア 「まよい(枯葉舞う街角)」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

バロック調なのでハープシコードの音色で弾いてみました。

サガフロンティアはアセルス編とブルー編が好きです。中でもアセルス編は音楽もダントツに良い!こちらの「まよい」はアセルス編ゲーム開始時ファシナトゥールで1番最初に流れる曲。(ゲーム内では「枯葉舞う街角」という曲名)

↓原曲はこちらです

♪サガフロンティア「まよい(枯葉舞う街角)」

posted by 管理人 at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

ドラクエ6「さすらいのテーマ」を弾きました〜ピアノ演奏動画第13弾〜

2012年12月03日

♪ドラゴンクエスト6 「さすらいのテーマ」

奏者:東 瑠利子 電子ピアノ:YAMAHA YDP-S31 ARIUS

なかなか撮る機会がないので久々のピアノ演奏動画です。夫と子供がお風呂に入っている間にサクっと一発録音しました^^;なぜか映像が暗くなってしまいましたが、、、ドラクエ6のフィールドです。DS版っぽくポワンポワン弾いてみました。

20121203-1.jpg

譜面はこちらのオフィシャルスコア。

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6の曲は奥が深いです。その世界観から暗めではあるけど、どれも美しく儚いメロディだし、1つのモチーフで複数の曲が展開していったり。

↓原曲はこちらです

♪ドラゴンクエスト6「さすらいのテーマ」

posted by 管理人 at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ演奏動画

『CloudRiders Part1 - Road To SkyCity』 - KERION

2012年09月25日

CDジャケット画像
  • ジャンル:シンフォニックパワーメタル
  • 国籍:フランス
  • リリース:2012年9月25日
  • 通算:3rdアルバム

 

満足度:96

アルバムタイトルにPart1と入っているあたり、RHAPSODY等のように、ストーリー性の高いエピック・シンフォニックメタルを、アルバム数枚単位で完結することを目指したであろう作品だ。歌詞を見てもいかにもファンタジーだと言わんばかりの言葉が並び、サウンドも想像通りの大仰なもので、シンフォニック・パワーメタルのファンならば楽しむことはできると思うが、一聴しただけではオリジナリティが欠如していると感じるリスナーも多そうな仕上がりだ。またメロスパーには疾走感が足りないと感じる人も多いだろう。しかしオレはこの作品からそういったネガティブな感想は沸いてこない。

その理由は大きく2つで、まずこの作品からオレは、コーラス(クワイアのパートよりも女性ヴォーカルのパートが気に入った)やオーケストレーションやギターをはじめとした、ヴォイシング、リズム、音色に対する感覚が、オレの理想とするものにどこまでも近い、と感じたことがある。これについて特に顕著なパートは後程の#1〜2、#14の感想において記した。勿論こういったことを感じるのもプロダクションが良質ということがあるからだ。バンドサウンドのパワー感とオーケストレーションが高いレベルで共存しているのが気持ちいい。

もうひとつは、作曲的特徴として、Aメロ、Bメロ、サビメロという展開に捕らわれず自由に作曲している印象を受け、それが個性につながっていると感じたからだ。特に目立つのはAメロからすぐにサビメロという展開の曲で、#6「Fireblest」に至っては、コーラスを含むサビメロとAメロ、そして展開部、ソロのみという構成だが、コーラスがRHAPSODYのアルバム「Dawn Of Victory」イントロを思い出させ笑わせてくれるものの、そのキャッチーなフレーズにより素晴らしい仕上がりとなっている。また、#8「Never More」は他の曲とは対照的に歌メロのパート数が多かったり、通常Bメロにあたるであろう部分に歌が入っていなかったり、めくるめく展開が気持ちい曲であった。

オレは#1〜2の流れが作品中最も気に入り、何度も聴き返した。まずは#1「Rider's Theme」はよくあるイントロという感じだが、バンドサウンドと絡むことで壮大さがより強く表現された素晴らしいイントロと感じた。例えば1分半過ぎはギターがパワフルに入るだけだが、その後のドラミング等も含んだパワー感により盛り上がり方は半端ではなく、大仰なメロディと相まって早速熱くさせてくれる。

続く#2「The Map」は重厚なミドルテンポ曲で、サビメロはメロディとしてはよくあるタイプのものだが、クワイア・コーラスの重厚感と女性ヴォーカルの入り方によってスペクタクルなパートとなっている。2度目のAメロで、ヴォーカル・ベース・笛の対旋律での絡みと後半高い方でハモりを入れる女性ヴォーカルといったところも聴きどころだ。ソロ後、アコースティックギターと後に絡んでくるストリングスが哀愁美を演出し、エンディングへと向かう展開美も完璧だ。個人的にこれ程つぼに入る曲も珍しく、壮大さと哀愁美を1曲の中に高いレベルで共存させることに成功した名曲と言えよう。

その後もストーリーに沿ったと思われる雰囲気を重視した良質のシンフォニックメタルを聴かせてくれる。特に印象深かったのが#7「Tribal Vibes」と#10「「Ghost Society」で、巧みな編曲により、見事にストーリーに相応しい雰囲気を描き出すことに成功しており、その作曲力には高いポテンシャルを感じさせられた。前者は一風変わったトライバルなパートも面白いが、バンドアレンジに注意すると、そのリズムとパワー感に、ピュアなメタルとして素晴らしいことが分かる。また後者は、妖しさを醸し出すアレンジと、まさに曲名に相応しい雰囲気のコーラスが美しい。こういったところからも次作以降もマンネリに陥らず、素晴らしい作品を生み出してくれることが期待できそうだ。

そしてアルバムのエンディングを飾る#11〜#13の流れは圧巻で、上記したこのバンドが持つ表現力が余すところなく発揮されている大作#12「The Fall Of SkyCity Part2」には、#2に匹敵する程感動させられた。あまりに勇壮で壮大、歌メロの煽情力も高い上に、バックのギターの細かいアレンジ、チャーチオルガン、ブラス、ストリングスの緻密なアンサンブルに加え、#10のコーラスのメロディをさりげなく含ませたクラシカルなソロもある怒涛の展開美・・・全てが完璧な名曲だ!

最後にオレがインターネット上の試聴で聴きまくった曲が、たどたどしい日本語で歌われる日本盤ボーナストラック#14「A New Day」だ。典型的なメロスピ・チューンとなっており、やはりこの曲にもBメロが無い。あまりにもクサいメロディラインに恥ずかしくなってきそうな曲で、幅の大きいメロディが印象的なAメロに続くサビメロのコーラスワークが絶品であり、特にエンディング直前でそれは頂点に達する。この曲を試聴で気に入るか、歌詞対訳が気になる人は日本盤を買うべきであろう。

疾走感は無いがそれを補って余りある、オレの琴線に触れる音楽性。同郷のFAIRYLANDにも相通じる、シンフォニック・メタルに対する真摯な姿勢をこのバンドからは強く感じることができる。QANTICEのレビューでも同じようなことを書いたが、丁寧な料理で音楽を本当においしく味わわせてくれるといった印象をこの作品からは受けた。こういう作品に出会う度、オレはシンフォニック・パワーメタルという音楽に出会い、そして愛してきて最高に幸せだと思う!(雷X)